
Linux 上で Android が完璧に動いてくれたら御の字なのですが、なかなか完璧に動作するのを期待するのはまだ早いと思います。そこで、Android をどうしても使いたい場合におすすめしたいのが、コスパ最強の Android タブレット「Kindle Fire HD」です。今回は Kindle Fire HD 10 で地デジ(ワンセグ)を観る方法を見ていきます。
PIX-DT360 とは
ピクセル社がリリースしている、Android と Windows に対応したワンセグ/フルセグチューナーです。使用するにはアプリをインストールする必要があります。Android ではバージョン 4.2 以降に対応しているため Fire HD 10 であれば、第五世代でも第七世代でも Androild 5 lolipop ベースなため使うことが出来ます。
インターフェイスは microUSB であり、もし USB Type-C の Android スマホで使う場合は変換ケーブルが必要となります。B-CAS カードは必要ありません。
本体には外部アンテナ入力端子がついており、フルセグが不安定なときなど同軸アンテナケーブルをつなぐことで安定して観れるようにすることが出来ます。
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使用感
Kindle Fire HD で使用するためには Google Play のインストールはほぼ必須なのでインストールしておいて下さい:
関連: Kindle Fire HD : Google Play をインストールする方法

「モバイルTV(StationTV)」というアプリをインストールする必要が有ります。Play ストアでは沢山のレビューがついているので参考にされると良いでしょう:
Google Play ストアへ
Kindle Fire HD の構造上、ワンセグチューナーを取りつけると電源ボタンが押せないようになります:
ワンセグで観ると以下の画像で示すように、ギリギリテロップが読めるか読めないか程度には荒いです:
ズームアップしてみるとかなり荒いことがわかります:
なお、フルセグにも対応しているはずですが、フルセグはそのままでは観ることが出来ませんでした。そこで UHF アンテナ端子とつなぐことでフルセグが観れるようにしたいと思います。この際、必要になるのがアンテナケーブルです。F型コネクターのついたものが必要です:
UHF アンテナ端子に接続します:
テレビチューナーと同梱されているアンテナ変換ケーブルでテレビチューナーとアンテナケーブルをつなげばフルセグが観れるようになりました。文字がくっきりしていて観やすいです:
締め
ワンセグ・フルセグに対応していない Windows マシンやタブレットを持っており、部屋が狭かったり、引っ越しが多かったり、録画してまでテレビを見ないという方にはある程度オススメできる商品です。しかし、Kindle Fire HD の場合充電しながらの視聴は出来ませんし、同軸アンテナケーブルを使ってフルセグを観ようとしても観れないレビューも見かけるので、最悪ワンセグでも良いやと言う方だけ手を出すといいでしょう。