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自作 PC: Linux Mint マシンにグラボ(GTX1060)を取り付けてベンチマークした話 01:55
アイキャッチ

高い GPU 性能を必要とするゲームをプレイしようと思ったり、マルチディスプレイを実現したい場合、専用のグラフィックカードは必須と言えます。グラボを後から取り付けるのは比較的簡単で、電源を切ってコンセントを抜いた後、ケースを開けてマザーボードの PCIe スロットにグラボを取り付けて、ドライバーをインストールすればいいだけです。マザーボードにはたいてい PCIe の文字が刻まれているのでどこに取り付けるべきかは明白でしょう。基本的にグラボは PCI Express 3.0 x16 に取り付けます。

違うポート・スロットにはまらないようになっているので、パソコンのパーツを取り付けることは難しくはありません。PCIe スロットには小さなロックレバーが両端(あるいは片側)に付いており、押せばロックレバーが開きます。小さな切り欠きがレバーの下にフィットするようにカードを微妙に傾けながら取り付ける必要があるかもしれません。

STEP1 グラボの購入


今回取り付けた「GV-N1060WF2OC-6GD」は TSUKUMO で購入しました。RTX2000 が発表される前に購入したものを放置していたものです。今なら 2000 シリーズを待つか、2000 シリーズが出てから 1000 シリーズが型落ちになるのを狙ったほうが良いでしょう:
範囲を選択_028

STEP2 グラボの取り付け


  1. まずは、グラボを取り付けるつもりの PCIe スロットの横のケースのスロットカバーを外します。スクリュードライバを使用してネジを外します。ただし、ネジは無くさないようにして下さい:
    DSCF7642

  2. 端子を保護するカバーキャップを外します:
    DSCF7643

  3. PCIeスロットにグラボを差し込みます。外したネジを使って、グラボを所定の位置に固定します:
    DSCF7649

  4. 特に高性能なグラボは、電源ユニット(PSU)に接続する必要があるため、6 ピンもしくは 8 ピンのソケットある場合は忘れずに接続します:
    DSCF7650

  5. ケースを閉じて、グラボとモニターを接続し、コンセントを接続し、電源を入れ、パソコンを起動します。デスクトップ画面が表示されると解像度がおかしくなっていると思います。ドライバーをインストールしましょう:
    ワークスペース 1_082

    APT

    sudo add-apt-repository -y ppa:graphics-drivers/ppa && sudo apt update && sudo apt install -y nvidia-settings nvidia-390

  6. 再起動したら勝手に解像度が適切になっているはずです。

STEP3 ベンチマーク


ベンチマークテストには Heaven を使います。Heaven benchmark | UNIGINE Benchmarks から run ファイルをダウンロードフォルダーにダウンロードし、ベンチマークツールをインストールするには端末から以下のようにします:
cd /ダウンロード
chmod +x Unigine_Heaven-4.0.run
sudo ./Unigine_Heaven-4.0.run

ベンチマークを行うには Unigine_Heaven-4.0 フォルダーに移り、heaven を実行します:
cd Unigine_Heaven-4.0
./heaven

画面が表示され、どのベンチマークテストを行いたいか尋ねてきます。GTX 1060 以上であれば [ Extreme ] で良いと思います。決まったら [ RUN ]:
範囲を選択_083

アニメーションが開始され、右上にフレームレートが表示されます。言うまでもなく、高いほうがなめらかです:
範囲を選択_084

ベンチマークを行うには左上の [ Benchmark ] をクリックすると開始します:
範囲を選択_086

放置していればスコアが出来ます。[ Save ] をクリックすればローカルに結果を html 形式で出力してくれます。保存が終わったら [ Close ] -> [ Quit ] で終了します。画質が Ultra で、平均 70 fps 以上出ているのでまあまあと言った感じですが、スコアがリーダーボードに載っている方と比べると低いのが気になりました:
範囲を選択_087

他の人が行ったスコアがここで見れます。GTX 1060 6GB だと、リーダーボードでは 2000 から 2700 の方が載っています:
範囲を選択_072

Pentium G4560 だったからそれがボトルネックになったのではないかと思うかもしれませんが、Intel Core i3-4160 が 2349 というスコアを出しています。Pentium G4560 は i3 泣かせと言われたこともあり、確かに i3-4160 ともそこまで大差をつけられている印象はないので、ボトルネックは多少あると思いますが、別の要因が関係していると思います:
範囲を選択_088

VirtualBox で別の OS を走らせていたのが原因かもしれません。とりあえずやってみたかっただけなので満足です。

参考元: TechRadar
自作 PC : 4万円台で組む自作パソコン (OS は Linux Mint) 01:45
アイキャッチ

警告※この記事自体は 2017 年 8 月の時点で下書きしたものなので、少し情報が古くなっています。

今回の自作 PC のテーマ : 最初は安く仕上げて後で強化

CPU Pentium G4560 BOX ¥6,807(税込)
マザーボード B250M PRO-VH 8,106円(税込)
メモリー D4U2400PS-8G ¥7,635(税込)
HDD WD Blue 2TB ¥6,600 (税込)
PCケース ENERMAX ミドルタワーゲーミングPCケース Ostrog ADV ブルーLED ECA3380AS-BL ¥14,499(税込)
電源ユニット KRPW-L5-400W/80+ ¥3,417(税込)
OS Linux Mint 18.2 Cinnamon ¥0
合計 : ¥47,124 (税込み)


必要な道具
  • プラスドライバー(必須。できれば2号)
  • ナットドライバー(作業中に必要だと気付きました。今回は使っていません)
  • 静電気対策手袋(心配なら)


今回インストールする予定の Linux Mint は執筆時最新のバージョン 18.2 Sonya です。というのも CPU が Kaby Lake なので、最新のカーネルが搭載されている方が好ましいと考えたからです:
Intel Kaby Lake should work fine with kernel 4.10, aside from audio needing kernel 4.11.
「Intel の Kaby Lake は Linux カーネル 4.11 を必要とするオーディオ関係を除けば、4.10 で動くはずですよ。」
Kaby Lake support? - Linux Mint Forums


1. CPU を取り付ける


まず、素手で触る場合は、手を木製の壁や床などに付けて静電気を逃してあげます。ゴムやプラスチック素材ではだめです。必ずしも金属に触る必要はありませんが、心配なら金属にも触れておきます。

マザーボードを袋から取り出したら:
DSC_0251

箱の上に袋を敷き、その上にマザーボードを置きます:
DSC_0254

マザーボードの CPU ソケットに CPU を取り付けます。CPU ソケットの右側にあるレバーを押し込んだあと横にずらして上に上げるとソケットのカバーが開きます:
DSC_0252
DSC_0255

CPU を取り出したら、CPU の三角マークと切り欠きを確認します:
DSC_0256

三角マークと切り欠きが合うように、CPU ソケットの上にそっと置きます:
DSC_0257

CPU ソケットのカバーを、開いたときの逆の操作で戻します。この時、プラスチックの保護カバーは勝手に外れます:
DSC_0258

2. CPU クーラーを取り付ける


今回使うのは CPU 付属の CPU クーラーなので、プッシュピンという方式になっています。まずは、プッシュピンの方向を確認します。切り欠きの部分がフレームに対して垂直になるように、4つとも調整します:
DSC_0259

マザーボードからの電源供給のためのピンまでの距離が最適になるように、プッシュピンの先端をマザーボードの穴に挿し込みます。このときは対角線の順で押し込んでいきます。

挿し込んだら裏を見て、ちゃんと挿さっているかを確認します:
DSC_0261

CPU ファンのコネクタを挿し込みます:
DSC_0262

警告CPU 付属の CPU クーラーには熱伝導シートが貼られており、こだわらない限り、別途シリコングリスを購入する必要はありません:
DSC_0260


警告プッシュピンが固定穴に入っていないにもかからわずに、上から強く押さえつけると、プッシュピンが折れる原因になります。ちゃんとプッシュピンが4つとも固定穴に入っているかを確認したあとに挿し込んでください。


3. メモリを取り付ける


メモリをメモリスロットに取り付けます。挿すスロットはマザーボードのマニュアルを確認しておきましょう(特にどっちに優先的につけろとは書いてませんでした):
キャプチャ

メモリスロットのツメを外側に倒してロックを外します:
DSC_0263

切り欠きを合わせてメモリを挿します。この時、ツメが内側にロックされるまでギュッと押し込みます:
DSC_0264

ツメがちゃんとロックされているか確認します(メモリがきちんと取り付けられていないと UEFI(BIOS)画面すら映りません)。

4. 電源ユニットを取り付ける


PC ケースの側板を外し、PC ケースに電源ユニットを取り付けていきます。今回の PC ケースでは、電源ユニットのファンの部分が下向きになるように入れます。ネジはこの格安の電源ユニットには付属していないので、ケースのを使います。CPU クーラーの時と同様に対角線上にネジを締めていきます:
DSC_0265
DSC_0266

5. マザーボードを取り付ける


マザーボードを取り付けるには PC ケースにスペーサーというマザーボードが PC ケースに触れないようにするための固定金具を取り付ける必要があります。まずは作業しやすいように PC ケースを横に倒しましょう。

マザーボードを PC ケースに入れてみて、バックパネルを取り付ける向きを確認します:
DSC_0267

バックパネルを PC ケース内部からはめ込みます。一旦 PC ケースからマザーボードを取り出し、「パチン」という音がするまでバックパネルをきちんとはめ込みます。

マザーボードを PC ケースに入れます。ゆっくり入れましょう。PC ケース内部に傷がつきます。そうしたら、マザーボードの固定穴からインチネジをスペーサーに挿し込み、ドライバーでネジを止めましょう:
DSC_0269

6. 3.5 インチ HDD を取り付ける


3.5 インチ HDD を 3.5 インチシャドウベイに取り付けていきます。まずは、3.5 インチ HDD に Serial ATA ケーブルを接続します。コネクタがフラットなケーブルでいいでしょう:
DSC_0270

シャドウベイに固定します:
DSC_0271

7. 配線


マザーボードと電源ユニット、ドライブと電源ユニット、マザーボードとドライブ、PC ケースとマザーボードを繋いでいきます。まずは、ATX 24 ピン電源コネクタを挿します:
DSC_0272

ATX 12V 電源コネクタを挿します:
DSC_0273

電源ユニットの Serial ATA 電源ケーブルを HDD に挿します:
DSC_0274

先程、HDD に取り付けた Serial ATA ケーブルをマザーボードに挿し込みます:
DSC_0275

以下写真を撮っていないのでマニュアルからです><
PC ケースの USB2.0、USB3.0 をマザーボードに接続していきます:
キャプチャ1

サウンド用のピンヘッダも接続します:
キャプチャ2

ケースファン用のコネクタも接続します:
キャプチャ3

PC ケースの LED ランプのケーブルとマザーボードを接続していきます:
4キャプチャ

チェック


  • 24ピンをマザーボードに接続したか
  • 4ピン(CPU用)をマザーボードに接続したか
  • SATA 3 ケーブルを HDD に接続したか
  • SATA 3 ケーブルをマザーボード(ここではSATA1)に接続したか
  • HDD と電源をつないだか(4ピンのやつでも SATA のやつでも可)
  • PC ケースの LED 関連をマザーボードに接続したか
  • PC ケースのオーディオケーブルを接続したか
  • PC ケースの USB (3.0、2.0)をマザーボードに接続したか
  • PC ケースの LED 電源供給のための SATA 電源を接続したか


筐体のふたを取り付けて、組み立てはひとまず終了です。

8. UEFI を起動し動作確認


電源を入れたあと、キーボードの Delete キーを連打し、UEFI 画面を表示させます。日付や、各種 PC パーツが正しく認識されている確認していきましょう。
まずは日本語化と時間設定をします:
DSC_0279

メモリが認識されているか確認します:
DSC_0280

SATA の動作モードが AHCI になっているか確認します:
DSC_0281

CPU の温度と CPU ファンの rpm 数を確認します。だいたい 20度から30度くらいなので、47度は少し高めです:
DSC_0282

UNetBootin を使ってライブ USB メモリーを作成し Linux Mint を HDD にインストールすれば終わりですが、この作業の記事はできていません><

今回組んで得た教訓


  • ATX 対応の PC ケースにはすべての穴にスペーサーがついているわけではありません。ナットドライバーを用いて最初からついているスペーサーを外し MicroATX 用の穴に止める必要がありました。刃先のサイズは「H5」というタイプが合うケースが多いらしいです。
  • 格安電源ユニットは(今回は KRPW-L5-400W/80+)8ピン EPS12V コネクターではなく、4ピン ATX12V コネクターが付いて来ます。マザーボード側のソケットが 8 ピン EPS 12 V で、コネクターが 4 ピン ATX 12V のときはツメのある方を上にして、右側に挿すことで使えますが、なんとなく気持ち悪いです。
  • ケースファンや LED は sysfan からではなく、SATA 電源から供給するタイプのものでした。このため、SATA 電源が3つしかついていない KRPW-L5-400W/80+ では SATA 電源コネクターが不足する可能性が高いです。
  • 上記に加え、電源のケーブルの長さが足らず裏配線できませんでした。これなら 2000 円ほど高くなりますが、一つ上位クラスの KRPW-PB400W/85+ を購入すべきだったかもしれません。長さを考えれば、500W クラスですが、KRPW-PB500W/85+ でも良かったかも。
  • Amazon のレビューにもありますが Ostrog ADV の取説が少し不親切で一部配線に困るケーブルが有りました。


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