R6/2/3 日経Linuxが休刊を迎えたことを知りました。もうLinux使っていませんが、お疲れさまでした。当ブログの更新はいつかまた、、きっと、、
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Linux Mint 18.3 : デスクトップにスペクトラムを表示する音楽ビジュアライザー「CAVA」 01:18
アイキャッチ

デスクトップを飾る一つの方法として C.A.V.A のようなミュージックビジュアライザーを使う方法があります。しかしこういうビジュアライーザーは端末の中で動作するためデスクトップに配置するのは少しコツを要します。端末の背景を透過することで、デスクトップに透明の端末を作り、その端末の中で C.A.V.A を実行することにします。

C.A.V.A とは


C.A.C.A(Console-based Audio Visualizer for ALSA) は音の出力に ALSA あるいは pulseaudio を使っている Linux の端末に、音のスペクトラムをグラフとして視覚化するツールです。


インストール


Ctrl
+
Alt
+
T
を押して端末を起動します。
端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+
Shift
+
V
を押します。
次のコマンドを実行します:
Linux Mint:
sudo add-apt-repository ppa:tehtotalpwnage/ppa -y && sudo apt update && sudo apt install -y cavaArch Linux:
yaourt -S cava

使い方


設定ファイルはデフォルトでは $HOME/.config/cava/config に配置されます。デフォルトでは空白です。GitHub からサンプルの設定をコピペするのがいいでしょう。sensitivity はバーの上下変動を増減できる項目です。コメントアウトして 20 くらいにセットしておきます:
sensitivity = 20

以下の項目では gradient の値を 1 にし、コメントアウトすることでバーにグラデーションをかけることができます:
gradient = 1
gradient_color_1 = '#0099ff'
gradient_color_2 = '#ff3399'

スクリーンショット_2018-01-30_21-59-29

ショートカットキー


まだ cava を実行する段階まで来ていないですが、とりあえずショートカットキーを紹介しておきます。
/
感度を上げる/下げる:
スクリーンショット_2018-01-30_21-38-36

/
バーの幅を長くする/短くする:
スクリーンショット_2018-01-30_21-38-03

C
/
B
前景/後景の色を変える:
スクリーンショット_2018-01-30_21-38-52

次は端末を透過する設定です。Tilda を使う方法と gnome-terminal を使う方法と xfce4-terminal を使う方法を紹介します。Tilda が使えるなら Tilda を使うのが一番簡単です。LXDE では透過できないようです。当然のことですが、C.A.V.A を実行したあとは音を鳴らさないとスペクトラムは動きません。

Tilda


Tilda を使うのが DE に依存せずに使える方法です。まずは Tilda をインストールしましょう:
Linux Mint:
sudo apt install -y tildaArch:
sudo pacman -S tilda
Tilda を起動すると初回は設定画面が表示されます。次のように設定していきます。
[ General ] タブでは [ Always on Top ] のチェックを外します:
範囲を選択_002

[ Appearnace ] タブでは [ height ] と [ width ] と [ X Position ]、[ Y Position ] を好みに合わせて調整します。画像の例では画面の下側 1/3 に表示するよう調整しています:
範囲を選択_003

[ Colors ] タブでは好みのカラースキームを選んでください:
範囲を選択_004

最後に、[ Appearance ] タブに戻り、背景を透過させます(カラースキームを変更すると透過が反映されないため最後に設定します)。[ Enable Transparency ] にチェックをつけ [ Level of Transparency ] を 100 にします。

Tilda 内で cava を実行します:
cava
スクリーンショット_2018-01-30_22-45-12

gnome-terminal


[ ファイル ] -> [ 新しいプロファイル ]:
範囲を選択_001

「dc1」と名前をつけます。どんな名前でもいいですが、あとのコマンドに出てくる dc1 という言葉をその名前に変更してください:
範囲を選択_002

背景は透過させます:
範囲を選択_003

スクロールバーも非表示にします:
範囲を選択_004

続いて、ウィンドウの表示状態をスクリプトで指定できる「devilspie」をインストールします:
Linux Mint:
sudo apt install -y devilspieArch Linux:
pacman -S devilspie
ホームディレクトリに「.devilspie」フォルダーを作ります:
mkdir ~/.devilspie
dc1.ds ファイルを作成します:
touch ~/.devilspie/dc1.ds
dc1.ds ファイルに好みのテキストエディタで以下をコピペし保存します:
(if
(matches (window_role) "dc1")
(begin
(stick)
(below)
(undecorate)
(skip_pager)
(skip_tasklist)
(wintype "dock")
)
)

devilspie を実行し:
devilspie &
以下のように gnome-terminal を起動するとうまく行くはずです。
gnome-terminal -e "cava" --hide-menubar --window-with-profile=dc1 --role=dc1; sleep 0.3; wmctrl -i -r "$(wmctrl -l | grep "cava" | tail -1 | cut -f1 -d' ')" -e 10,0,594,1920,500
スクリーンショット_2018-01-31_21-18-01

xfce4-terminal


空のテキストファイルを作成し以下をコピペします。ファイル名は適当につけて保存してください:
#!/bin/bash
xfce4-terminal -e "cava" --hide-borders --hide-scrollbar --hide-toolbar --hide-menubar --title=desktopconsole --geometry=280x44+0+500 &
sleep 0.3
wmctrl -r desktopconsole -b add,below,sticky
wmctrl -r desktopconsole -b add,skip_taskbar,skip_pager


実行権限を付加しましょう:
範囲を選択_001

起動時に自動で表示したい場合は、メニューから [ セッションと起動 ] アプリを起動し [ 自動開始アプリケーション ] -> [ 追加 ]。以下のように入力します:
範囲を選択_005

もちろん、上述したスクリプトを端末で実行するだけでも構いません。
Alt
を押しながら端末のウィンドウを微調整します:
スクリーンショット_2018-01-31_00-49-21

補足: --geometry オプションについて


--geometry を指定することでウィンドウのサイズと位置を指定できます。例として以下のように指定したとします:
--geometry=280x44+0+500

これは
一行の文字数が 280 文字
行数が 44 行
左上の座標を (0,0) として (0,500)
であることを示しています。

例で使用した値は当環境 (フル HD モニター) で画面下半分ほどを埋め尽くすように設定しています。この値は環境によって適宜変更してください。

最後に、パネルを透過させてその背後にスペクトラムが来るようにし、感度を下げると、デスクトップに他のウィンドウを開いていても見えるので良い感じになります:
ezgif.com-video-to-gif.gif.pagespeed.ce.VudTbfJKmg

参考元: devpy.me
クレジット: (c)Mirai Akari Project
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