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2022.09.19 Monday
2018.08.22 Wednesday
Linux Mint 19.x: スクリーンショットツール「Shutter」、編集の有効化、プリントスクリーンキーに割当 | 17:29 |
最終更新日 2019/04/14
GNOME には gnome-screenshot と言う簡易スクリーンショットキャプチャが同梱され、一方 KDE には KSnapshot と言う、選択した領域、スクリーン全体、カーソル下のウィンドウを遅延時間あり/なしで (例えばメニューのスクリーンショットを取るためには遅延が必要です)、等と言ったオプションを備えた機能的なスクリーンショットキャプチャが同梱されています。しかしこのどちらも高機能な Shutter の目ではありません。このツールから直接編集してエフェクトをかけることが出来ます。
2014年12月以降、開発は進んでいませんでしたが、突然 2017年9月にバグフィックスが施された新しいバージョンがリリースされ、界隈をざわつかせました。まだまだ定番中の定番ソフトです。
端末へコマンドをペーストするには
Ubuntu 18.10 以降、標準リポジトリから Shutter が削除されています。Linux Mint 18.x 19.x では実際のところ PPA を追加せずともインストールできますが、今後のために PPA 経由でインストールすることにします。インストールするには次のコマンドを実行して下さい:
sudo add-apt-repository ppa:linuxuprising/shutter -y && sudo apt update && sudo apt install -y shutter
オプションですが、こういうのもあります:
上記をインストールするには次のコマンドを実行します:
sudo apt install postr gnome-web-photo libgoo-canvas-perl libimage-exiftool-perl libgtk2-appindicator-perl
インストールが完了すると ミントメニュー > アクセサリ > Shutter から起動することが出来ます。
[ 編集 ] 機能を有効にするには libgoo-canvas-perl ライブラリが必要ですが、Ubuntu 18.04 のリポジトリには含まれていません。解決策としては Ubuntu 17.10 のリポジトリから直接 deb パッケージをダウンロードすることにします。
Shutter を使えばスクリーン全体、指定のウィンドウ、ウィンドウの一部、もしくは単純に画面のある部分のスクリーンショットを撮ることが出来ます。撮ったスクリーンショットは全て現在のセッションに保存されローカルに jpg や png 等の形式で保存できる他、直接 imageshack.us や Imgur へアップロードしたり FTP でのアップロードさえ出来るようになっています。
Shutter の強力な機能の中にスクリーンショットを直接編集してエフェクトをかけることが出来る機能があります。例えば、同梱されるプラグインには
さらにプラグインは他にもたくさん使えます。PDF や PostScript に書き出すことも可能でウェブページのスクリーンショットだって撮ることが出来ます。
「設定」ウィンドウでは、保存する画像の形式や名前の付け方、動作の指定、遅延時間の指定 (メニューのスクリーンショットを撮るのに重要です)、ウィンドウの枠を含めるか含めないか、トレイに最小化するかしないか、GNOME のキーバインド、アップローダー、そしてプラグインと言った Shutter の様々な側面に関わる設定をすることが出来ます。
Linux Mint 18.3 Cinnamon でのやり方を説明します。ミントメニューの検索から [ キーボード ] を起動して下さい。まずは今プリントスクリーンキーに割り当てられている機能を
続いて、[ カスタムショートカットを追加 ] をクリックして名前に
これで shutter が起動していない状態で
全画面がよければ:
にします。
Shutter はすごいツールです。もしスクリーンショットを大量に撮るのであれば GNOME 標準のスクリーンショットキャプチャよりも便利だときっと分かるでしょう。
参考元: UbuntuHandbook, UbuntuHandbook
GNOME には gnome-screenshot と言う簡易スクリーンショットキャプチャが同梱され、一方 KDE には KSnapshot と言う、選択した領域、スクリーン全体、カーソル下のウィンドウを遅延時間あり/なしで (例えばメニューのスクリーンショットを取るためには遅延が必要です)、等と言ったオプションを備えた機能的なスクリーンショットキャプチャが同梱されています。しかしこのどちらも高機能な Shutter の目ではありません。このツールから直接編集してエフェクトをかけることが出来ます。
2014年12月以降、開発は進んでいませんでしたが、突然 2017年9月にバグフィックスが施された新しいバージョンがリリースされ、界隈をざわつかせました。まだまだ定番中の定番ソフトです。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。Ubuntu 18.10 以降、標準リポジトリから Shutter が削除されています。Linux Mint 18.x 19.x では実際のところ PPA を追加せずともインストールできますが、今後のために PPA 経由でインストールすることにします。インストールするには次のコマンドを実行して下さい:
sudo add-apt-repository ppa:linuxuprising/shutter -y && sudo apt update && sudo apt install -y shutter
オプションですが、こういうのもあります:
- postr: Shutter から Flickr へアップロード
- gnome-web-photo: ウェブサイトのキャプチャ
- libgoo-canvas-perl: Shutter 内でちょっとした編集が行える
- libgtk2-appindicator-perl: 通知エリアに表示
上記をインストールするには次のコマンドを実行します:
sudo apt install postr gnome-web-photo libgoo-canvas-perl libimage-exiftool-perl libgtk2-appindicator-perl
インストールが完了すると ミントメニュー > アクセサリ > Shutter から起動することが出来ます。
Linux Mint 19.x で編集機能が使えない問題
[ 編集 ] 機能を有効にするには libgoo-canvas-perl ライブラリが必要ですが、Ubuntu 18.04 のリポジトリには含まれていません。解決策としては Ubuntu 17.10 のリポジトリから直接 deb パッケージをダウンロードすることにします。
- まずはひとつ目の依存関係として libgoocanvas-common パッケージをダウンロードし、ダブルクリックしてインストールして下さい:
libgoocanvas-common
- ふたつ目の依存関係として libgoocanvas3 ライブラリをダウンロードしてインストールして下さい:
libgoocanvas3
- 最後に libgoo-canvas-perl をダウンロードしてインストールして下さい:
libgoo-canvas-perl
- Shutter を再起動します。
使い方
Shutter を使えばスクリーン全体、指定のウィンドウ、ウィンドウの一部、もしくは単純に画面のある部分のスクリーンショットを撮ることが出来ます。撮ったスクリーンショットは全て現在のセッションに保存されローカルに jpg や png 等の形式で保存できる他、直接 imageshack.us や Imgur へアップロードしたり FTP でのアップロードさえ出来るようになっています。
Shutter の強力な機能の中にスクリーンショットを直接編集してエフェクトをかけることが出来る機能があります。例えば、同梱されるプラグインには
- 3D roteta 3D エフェクトを使って画像を回転する
- negate 各ピクセルの色を補色に変換する
- sepia セピアエフェクトを使ってスクリーンショットを変色する
- PDF export スクリーンショットを PDF に書き出す
さらにプラグインは他にもたくさん使えます。PDF や PostScript に書き出すことも可能でウェブページのスクリーンショットだって撮ることが出来ます。
「設定」ウィンドウでは、保存する画像の形式や名前の付け方、動作の指定、遅延時間の指定 (メニューのスクリーンショットを撮るのに重要です)、ウィンドウの枠を含めるか含めないか、トレイに最小化するかしないか、GNOME のキーバインド、アップローダー、そしてプラグインと言った Shutter の様々な側面に関わる設定をすることが出来ます。
プリントスクリーンキーに Shutter を割り当てる
Linux Mint 18.3 Cinnamon でのやり方を説明します。ミントメニューの検索から [ キーボード ] を起動して下さい。まずは今プリントスクリーンキーに割り当てられている機能を
Ctrl
+P
にでもします。[ ショートカット ] タブ下で [ システム ] -> [ Screenshots and Record ] -> [ スクリーンショットを撮る ] -> [ Print ] をダブルクリックして [ アクセラレータを選んで下さい ] の表示の時にCtrl
+P
を押します:続いて、[ カスタムショートカットを追加 ] をクリックして名前に
Shutter 選択範囲コマンドに
shutter -sと入力したら [ 追加する ] をクリックします:
これで shutter が起動していない状態で
PrtScn
キーを押せば shutter の選択範囲が起動します。全画面がよければ:
shutter -fウィンドウを選択したければ:
shutter -w
にします。
締め
Shutter はすごいツールです。もしスクリーンショットを大量に撮るのであれば GNOME 標準のスクリーンショットキャプチャよりも便利だときっと分かるでしょう。
参考元: UbuntuHandbook, UbuntuHandbook
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2022.09.19 Monday
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