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Linux Mint : Linux Mint を始めたばかりの人が抑えておくべき5つのこと 14:18
最終更新日:2017/12/27
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1.Ubuntu のコンポーネント


リポジトリは言わば「ソフトウェア保管庫」のことです。
ubuntu に用意されているアプリケーションのパッケージは、以下の4つのコンポーネントに分類されます:

  • main コンポーネント
    Ubuntu 開発チームによってサポートされるフリーソフトウェアで構成されています。主要なアプリケーションのパッケージが含まれています。
  • restricted コンポーネント
    Ubuntu 開発チームによってサポートされていますが、フリーでないソフトウェアが含まれています。バイナリドライバなど、Ubuntu をさまざまなハードウェアで動作させるのに必要であっても、フリーでないものが含まれています。
  • universe コンポーネント
    Ubuntu 開発チームや Canonical 社によってはサポートされないが、Ubuntu コミュニティがサポートしているフリーソフトウェアが含まれています。
  • multiverse コンポーネント
    フリーなライセンスではないソフトウェアが含まれています。使用条件や配布条件などに制限があるものが含まれています。

『UbuntuLinux入門キット10.04対応』p.70



2.Linux にはドライブという概念がない


Windows を使っていれば「ドライブ」という言葉を聞いたことがあると思います。Windows では物理的なディスクやパーティションを「ドライブ」という単位で扱います。システムディスクは C ドライブで、USB メモリーを挿したり SD カードを挿したりすると新たに「E」とか「F」とかドライブレターが割り当てられます。ドライブごとにフォルダーツリーが作られます。

これに対して Linux ではルートディレクトリ "/" を頂点としたツリー構造になっています。Linux では「ドライブ」もデバイス「ファイル」として扱っています。例えば、USB メモリーを挿すと一番目のパーティションは /dev/sdb1 となります。

ファイルを読み書きするには、この / を頂点とするディレクトリツリーのどこかに「追加」する必要があります:

/ 下であればどこでも可能なのですが、一般的に /mnt にマウントするのが普通のようです。では、実際にマウントしてみましょう。/dev/sdb1 を /mnt にマウントするにはこうします:
mount /dev/sdb1 /mnt
アンマウントするにはこうします:
umount /dev/sdb1
Linux Mint では、GUI で操作している限り、端末で意識的にマウントする必要はありません。

/ ファイルシステムの根となるフォルダ。
  • /bin 基本的なコマンドプログラムが置かれる。
  • /sbin システム管理が使用する、システムの起動やリカバリに必要なプログラムが置かれる。
  • /usr ユーザーが共通で利用するファイルが配置される。
  • /etc システム全体の設定ファイルが配置される。
  • /media リームバブルメディアなどがマウントされる。
  • /home ユーザーごとのフォルダ (ホームフォルダ) が配置される。


/usr/local は自分でコンパイルしたソフトを置く場所で、このため OS インストール直後は空となっています。

3.コマンドを使ったパッケージ操作


Debian GNU/Linux 派生のものの多くが APT (Advanced Packaging Tool) というシステムでソフトウェアのパッケージの管理をしています。Linux Mint も例外ではありません。以下にこのコマンドの主要な使い方をシェアしたいと思います:
sudo apt updateパッケージ情報を最新のものに更新します。インストールやアップデートの前に実行してください。

sudo apt dist-upgradeインストールされているパッケージのうち、新しいバージョンが提供されているものをアップグレードします。

sudo apt install パッケージ名指定したパッケージをインストールします。

sudo apt remove パッケージ名指定したパッケージを削除します。

apt-cache search キーワードキーワードを名前や説明文に含むパッケージのリストを出力します。

APT システムのバックグラウンドでは、dpkg と呼ばれるソフトウェアが利用されています。インストール済実のパッケージを調べたり、拡張子が .deb のパッケージファイルを直接インストールする場合、以下のように dpkg コマンドを直接使うと便利です。
dpkg -l | lessインストール済みパッケージの一覧を1ページずつ表示します。

sudo dpkg -i .debファイル指定したパッケージファイルをインスト―ルします。

『UbuntuLinux入門キット10.04対応』p.89 改


4. ファイル名の制限が Windows より緩い


ファイル名を付ける際、Windows では以下の9つの文字が使えません:
無題
  • /
  • :
  • ¥
  • *
  • ?
  • "
  • >
  • <
  • |


一方で、Linux Mint で使えない文字といえば:
  • /

くらいです。しかし、Windows との互換性のため Windows で使えない文字は Linux Mint でも使わないことをお勧めします。

5. ショートカットの作成方法


Windows ではデスクトップに実行ファイルのショートカットを作成しようと思ったらその実行ファイルを右クリックし、表示されるメニューから [ ショートカットの作成 ] を選べばいいだけなのですが、Linux では実行ファイルを右クリックしても [ ショートカットの作成 ] という項目は表示されません:
範囲を選択_025

Linux において .desktop ファイルがショートカットになります。ソースからコンパイルしただけのものや、実行ファイルをネットから直接ダウンロードしただけのものは自動で .desktop ファイルが作られることはないことがほとんどです。もし実行ファイルだけをデスクトップに置くとしたら面倒なうえにトラブルの種になりかねません。では、どのようにして作成するのでしょうか。

.desktop ファイルはプログラムの情報を含むテキストファイルで、通常ローカルユーザーのみかシステム利用者全体に表示させたいかによって “~/.local/share/applications” か “/usr/share/applications/” に配置されます。

~/.local/share/applications:
applications_021

/usr/share/applications/:
applications_022

インストールされてあるアプリに対応した .desktop ファイルがあるのがわかると思います。

説明のために Google Keep の Electron アプリ「Keep」を例として挙げます。もちろんほかのプログラムでも同じようにしてショートカットを作成できるはずです。

まずは忘れずに実行ファイルに実行権限を与えます。

実際に実行してみて無事に起動したらアプリを閉じ、テキストエディターを開いて次のコードをコピペしてください:
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Version=1.0
Type=Application
Terminal=false
Exec=
Name=
Icon=

[Desktop Entry] : .desktop ファイル共通のおまじないです。
Version=1.0 : アプリのバージョンではなく、Desktop Entry Specification のバージョンです。1.0 で大丈夫です。
Type=Application : Application、Link、Directory から選びます。基本的にはアプリやスクリプトを指定することが多いと思うので Application で大丈夫です。
Encoding=UTF-8 : .desktop ファイルの各項目のエンコーディング。
Comment : ツールチップに使われます。
Categories : メニューに表示されるときにどのカテゴリーに分類されるかを指定します。
Terminal : 端末の中で起動するかどうかを指定します。

因みに小文字大文字を区別するので Type=Application を TYPE=APPLICATION や type=application のようにはしないでください。またパスの指定に ~ や $HOME などを使わないでください。「/home/ユーザー名」に展開されないようです。

Exec には引数を指定することができます:
%f ファイル名を指定
%F 複数のファイル名を指定
%u URL を指定
%U 複数の URL を指定
%d ディレクトリを指定
%D 複数のディレクトリを指定
%n パス無しでファイル名を指定
%N パス無しで複数のファイル名を指定
%k デスクトップファイルの URI
%v デバイスの項目名

Exec 欄に実行ファイルのパスを、Name 欄にアプリの名前を、Icon 欄にはアイコンの画像のパスを入力します。私の場合こうなりました:
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Version=1.0
Type=Application
Terminal=false
Exec=/opt/keep/dist/Keep-linux-x64/Keep
Name=Keep
Icon=/opt/keep/dist/Keep-linux-x64/resources/keep.png


~/.local/share/applications に保存します。.local は隠しフォルダーなのでファイルマネージャからはCtrl+Hで表示することができます。もし、システムの利用者全体にも使えるようにしたい場合は次のコマンドを実行します。アプリ名は適宜変更してください:
sudo mv ~/.local/share/applications/アプリ名.desktop /usr/share/applications/
そしたらミントメニューを開いてそのアプリを検索してみてください。表示されるはずです:
範囲を選択_023

そしたら右クリックよりデスクトップにショートカットを作成することができます:
範囲を選択_024

この方法を使えば単にデスクトップにショートカットを作成するだけでなく、ミントメニューやパネルに登録できるため便利です。
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