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2022.09.19 Monday
2016.12.11 Sunday
Linux Mint 18: Linux Mint のカスタム ISO イメージ作成「PinguyBuilder」 | 02:12 |
PinguyBuilder とは
PinguyBuilder は Ubuntu や Linux Mint のカスタムライブCD/USB ドライブを作成するスクリプトで、インストール可能な ISO イメージやバックアップの作成ソフトとして利用できます。
このスクリプトは remastersys のフォークで、Pinguy OS の開発者によって作られ、実際 Pinguy OS をビルドするのに使用されています。
PinguyBuilder を使うと、ユーザーデータを含めたシステムの完全なバックアップやインストール可能な ISO イメージ、ファイルシステムを作ることができます。 ブートスプラッシュも選べます。
他の機能としては、
- EFI に対応
- grub-efi-amd64-signed
- MDMやGDMに対応 など。。。
このツールには GTK ユーザーインターフェイスが備わっていますが、コマンドラインからも使うことができます。
sudo PinguyBuilder
とても大切なことですが 4GB を超える ISO イメージは作ることができません。ISO 9660 の最大ファイルサイズの制限によるものです。
インストール
https://sourceforge.net/projects/pinguy-os/files/ISO_Builder/
Version 3.* は *buntu 14.04 に対応。
Version 15.10 は *buntu 15.04 と 15.10 に対応。
Version 4.* は *buntu 16.04 & 16.10 に対応。
Version 5.* は *buntu 18.04 & Mint 19 に対応。
Mint 19 に関しては、インストーラーを続行するのに何回か [ Skip ] する必要があるかも知れません。
xresprobe も必要ですが、公式のリポジトリからは入手不可能なので手動でインストールする必要があります(ダウンロード:32bit | 64bit)。
最後に、PinguyBuilder をインストールする前に、remastersys を削除してください。これはあらゆる互換性の問題を避けるためです。
使い方
ミントメニュー -> システム管理 -> Pinguy Builder より起動できます。
最初に起動すると、パスワードが聞かれ、その後、「すべてのウィンドウを閉じ、ネットワーク共有もアンマウントしてください」という警告が表示されます:
[ Actions ] タブでは9つのオプションがあります。表示されている通り、ホームディレクトリを含めてシステムをバックアップしたい場合は [ Backup ] を選びます。含めないでシステムのバックアップあるいはライブ DVD を作成したい場合は [ Dist ] を選びます。どちらのオプションもライブセッションとして動作できます。[ Dist ] モードはログインするのにパスワードが必要なく、[ Backup ] モードは ISO ファイルを作成するのにユーザー名とパスワードが必要です。加えて、オリジナルのロゴ(640×480)やブートメニュー、Plymouth テーマなどを含めることができます:
[ Settings ] タブでは(Backup モード用の)ユーザー名、ライブCD(DVD)名、ライブCD(DVD)のファイル名、ISO ファイルの保存先を指定することができます。[ Files to exclude ] では含めたくないファイル群を指定できます:
[ Output ] タブでは ISO ファイル作成中の結果を出力します。
それでは、作成する ISO ファイルが収まるパーティンションを保存先に指定し、[ Actions ] タブからバックアップを作成してみましょう。保存先を指定しない場合、デフォルトでは /home/PinguyBuilder/ が保存先になります:
作成時間はとても長いです。
ダウンロードページの FAQ も一通り目を通しておきましょう。
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2022.09.19 Monday
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