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2022.09.19 Monday
2017.03.24 Friday
Linux Mint 18 : X-Apps とは + Ubuntu でも X-Apps をインストール | 00:14 |
X-Apps の存在意義
Linux Mint 18 のリリースから X-Apps というプロジェクトが始まりました。このプロジェクトは絶え間なく変化する Linux 向けデスクトップアプリに対して一貫した伝統的なインターフェースを持つことを目標の 1 つに掲げています。
例えば、GNOME アプリケーションはより太いタイトルバーを持つ独特の外観を持つようになりました。
X-Apps の多くは慣れ親しんだインターフェイスを持っています。ここがポイントで、まるで着心地のいいジーンズをはくかのように、何も新しい知識を身に着ける必要もなく、慣れる必要もない、あるデスクトップ環境を志向とした著名なプログラムをベースとしたアプリ群です。
X-Apps プロジェクトの別の目的は、アプリをどの環境でも使用できるようにすることです。アプリは使用しているデスクトップ環境に依存せず、うまく統合し使えるようにするべきです。たとえば、KMail と Evolution は動作するのに、それぞれ別に KDE と GNOME パッケージが必要なアプリと違って、インストールするのに特定のデスクトップ環境を必要としない、そんなアプリが必要です。
もちろん、X-Apps は伝統的なインターフェイスをもっているはずなので、非伝統的なデスクトップ(GNOMEなど)で使用すれば、少し浮いてしまうかもしれません。しかし、これは一貫性を保つという対価としてはそう悪くはないでしょう。たとえば、文書を読むのに新しくアプリを使用する方法を知る必要がなくなるのです。X-Apps はアップデートがあり続けても、同じ使い方で使用できるようになります。
現行の X-Apps
Xreader : PDF、電子書籍、文書リーダー
Xplayer : 動画、音楽プレイヤー
Xviewer/Pix : 画像ビューアー
Xed : テキストエディター
Ubuntu に X-Apps をインストール
Linux Mint には 18 からデフォルトでインストールされています。ここでは Ubuntu (15.10 以上)にインストールする方法をシェアしたいと思います。
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo add-apt-repository ppa:embrosyn/xapps && sudo apt-get update && sudo apt-get install xreader xplayer xviewer pix xed
X-Apps のアプリ群
前述のとおり、根本から作っているものではなく、何らかのアプリをベースとしています。これらのアプリ群の UI はある程度同じようになっており、互いにコードを共有しあっています。つまり、スムーズスクロールやメニューバーの存在など、様々な機能が同様に使えるということです。
Xreader
このプログラムは、MATE のドキュメントビューア「Atril」をベースとしているため、電子書籍の対応やセッションの復元など、多くの機能が引き継がれています。ドキュメントを再度開くと、自動的に読んでいたページにジャンプします。
Xplayer
Xplayer は GNOME のメディアプレーヤ「Totem」をベースにしていますが、より従来のインターフェースになっています。概して、 GNOME アプリにいえることですが、最近、動画プレーヤの外観はかなり変わってきました。
Xviewer
これも GNOME アプリケーション「Eye of GNOME」に基づいています。ほとんどの部分において、非常によく似ています。より伝統的なタイトルバーを除けば、違いを見つけるのは難しいでしょう。
Pix
Pix は「gThumb」に影響を受けた画像管理ツールです。 Xviewer と同様に、そのルーツから大きく逸脱していません。 しかし、メニューから操作するデザインを好むなら、Pix は良いかもしれません。
Xed
Xed はその親プロジェクトである MATE デスクトップ環境向けのテキストエディタ「Pluma」との間には、ほとんど違いはありません。しかし、明るい面を上げれば、MATE デスクトップのインストールに依存していないので、Pluma が気に入っていて、別のデスクトップを使いたい場合には、良い選択肢です。
参考元 : makeuseof.com
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2022.09.19 Monday
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