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2022.09.19 Monday
2019.10.29 Tuesday
Linux Mint 19.x : 画像ビューア「IrfanView」を簡単にインストールして使う | 00:17 |
Windows をずっと使い続けた方なら、使ったことがなくとも聞いたことがあるであろう定番の画像ビューアー「IrfanView」。Linux でも Snap 経由で簡単にインストールし使うことが出来るのです。
IrfanView とは
IrfanView は、AIF、DJVU、GIF、ICO、JPG、PNG、PSD、RAW、TGA、TIF などの主要なフォーマットの画像を開いたり、編集したり、変換したりできる、高速でシンプルな無料の画像ビューアー兼エディター兼コンバーターです。プラグインを使えば拡張できます。写真を閲覧したり、ある形式から別の形式に画像を変換したり、画像をトリミング、回転、最適化したり、スライドショーを作成したり、動画や音声ファイル(MP3、AVI、オーディオCD、WMA)を再生したりすることさえできます。
IrfanView の機能には、D&D のサポート、ディレクトリ表示、TWAIN のサポート、バッチ変換、画像編集、Photoshop フィルターのサポート、ペイント、色深度、トリミング、ぼかし、シャープ、画像サイズ変更、トリミングなどの編集機能があります。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
Snap
sudo apt install -y snapd && sudo snap install irfanview日本語ロケールも導入しておきましょう。IrfanView の HP より、ZIP をゲットします:
解凍後、「Languages」ディレクトリ内に入っている「Japanese.dll」を $HOME/snap/irfanview/20/irfanview/Languages に移動させます。IrfanView をメニューより起動したら、[ Options ] -> [ Properties/Settings ] -> [ Language ] -> [ Japanese ] を選択します。
使い方
Wine 経由で動作しますが、Wine は手動でインストールする必要はありません。ただビューアーとして使うのであれば Linux Mint にデフォルトで入っている「Xviewer」か apt コマンドでインストールできる「Shotwell Viewer」がおすすめです。Wine 経由なためどうしても起動に時間がかかるからです。なので、IrfanView をエディター/コンバーターとして、ここではバッチ処理を試してみたいと思います。やることは以下のとおりです:
- 一括でウォーターマーク(画像)を入れる
- 一括で文字を入れる
- 一括でファイル名を連番にする
- サイズを一括変更
- フォーマットを一括変更
[ ファイルの形式と名前を一括変換、一括変更 ] を選び、変換後のファイル形式を jpg から png にしています。ファイルの場所を選んで [ すべて追加 ] を押すとディレクトリ内の画像を対象としてリストに一括登録できます。[ 現在展開中のフォルダを活用 ] をクリックすれば変換後の画像の保存先が [ ファイルの場所 ] で指定したディレクトリになります。[ 追加で作業を指定する ] にチェックを付け [ 追加設定 ] をクリックすると下の画像で示すようなウィンドウが表示されます。色々設定できますが、ここでは画像の横幅を 800px、すかしのためにこのブログの URL と B という透過 PNG を入れています:
[ OK ] を押して閉じ、[ 実行 ] を押して変換開始です。保存先のディレクトリを覗くと、ちゃんと連番にもなっていますし、指定した文字や画像も入っています。横幅も全部 800px、画像形式も PNG で統一されていました:
残念がら動画の再生など一部機能しないところも有りますが、「IrfanView」は画像に一括で手を加えたい時に、Linux 使いにとっても強力なツールになってくれるはずです。
| Linux |
2022.09.19 Monday
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