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Linux DE : LXDE vs Xfce vs MATE 最も軽量なのはどれか 00:46

Linux ユーザーにとってパフォーマンスは大切です。パソコンが古く遅くて、それでもなお使い続けたいのか、あるいは、新品でハイスペックなパソコンを持っていて、そのパワーをフルに使いたいのか。ISO イメージからインストールしたての Linux では、無用なものを削除するのに簡単に行えることはたくさんあるわけではありません ―― デスクトップ環境という選択を除いては。


上の画像の KDE のようなクールではあるけどリソースの消費が激しいデスクトップ環境があるように、できるだけシステムのリソースに影響を与えないようなインターフェイスを提供しようと試みるものがあります。今回見ていくのは、LXDE、Xfce、MATE の 3 つのデスクトップ環境です。

早速見ていく前に、取り挙げた 3 つのデスクトップ環境以外にも軽量なデスクトップ環境は存在するじゃないかという方がいるかもしれません。思い浮かぶものだけでも、Openbox、Xmonad、Enlightenment、LXQt、i3 があります。しかし、これらのデスクトップ環境は初心者向きではありません。それに Windows や mac OS X から移行してきたユーザーが慣れ親しんだ感じとは違います。

その代わり、読者の方に比較的使いやすくて機能的なデスクトップをすぐに決めれるように、最も人気のある選択肢からどれがより軽量かというのを見ていきたいのです。しかも、LXDE、Xfce、MATE はそれぞれ Ubuntu のフレーバーがあるので、公平に比較できると思うからです。つまり、Lubuntu、Xubuntu、Ubuntu MATE で比較していきます。

判断材料


これらのデスクトップ環境を比較するために三つの判断材料を用意しました:
  1. BIOS がロードされ OS のロードが開始してからデスクトップが完全に読み込まれ使用準備完了までの起動時間をデフォルトの Ubuntu のイメージを使って測定します。もちろん、個々のシステムのスペックによって時間は違ってきますが、同じマシンで測定するため問題ないはずです。

  2. システムモニター以外のプログラムが開いていない状態の RAM の使用量を測定します。これはデスクトップ環境がどれだけリソースを食うか定量的に測定するのに使われます。デスクトップ環境を考慮しなければ、それぞれの Ubuntu が全く同じというわけではありませんが、それでも Ubuntu ベースと Fedora ベースのものを比較するよりかはましなはずです。

  3. プログラムがいくつか開いているときを含めた全体的なレスポンスを測定します。これにはかなり主観が入りますが、時として数値だけでは読み取れないこともあります。レスポンスが遅いと感じれば、なんであっても遅いのですから。


LXDE




LXDE は Lubuntu でテストしています。ほかの2つのフレーバーとは異なりデスクトップ環境が軽量であるだけでなく、含まれているプログラムの選択のおかげでも軽量化がされています。LibreOffice ではなく、Abiword や Gnumeric などが Office ソフトの代わりとしてプリインストールさているのです。LXDE は歴史的には機能が最小限であることで定評がありました。スタートメニュー風のアプリランチャーや下部にあるパネルなどお馴染みのインターフェイスを提供してくれています。

私の場合、起動してデスクトップ画面に入るまでに 26 秒かかりました。その大部分はデスクトップ環境の読み込みではなく、 OS にロードに費やされていると感じました。デスクトップのロードが完了した直後にシステムモニターを開き RAM がどれだけ使用されているのか確認しました。全体の 209 MB しか使用されていなかったのは印象的な結果です。理屈上、512MB しか載っていないパソコンでもウルトラ軽量なアプリを選べば、Lubuntu を使うことはできそうです。

RAM の使用量を記録したら、アプリを起動したり、最小化/最大化などのボタンを押したり、画面のあちこちをクリックして回りました。Lubuntu はこの間ずっとレスポンスが良く、行いたいことは即座に起こりました。それなりのスペックのマシンを使っているので、低スペックのパソコンのパフォーマンスがどれほどなのか想像がつきませんが、レスポンスの速さは印象的でした。

Xfce




Xfce は Xubuntu でテストしています。Xfce は最も軽量なデスクトップ環境ではありませんが、KDE、GNOME、Unity といった人気のあるデスクトップ環境の軽量版として注目されています。

Xubuntu が起動するのに 28〜29 秒かかりました。悪くない結果です。この時間のほとんどは、LXDE と同様にデスクトップ環境のロードよりも OS のロードに費やされていましたが、Lubuntu の場合より 2〜3 秒長かったです。同じものがベースなためこの時間の差はデスクトップ環境の違いによるものだと考えていいでしょう。Xubuntu がロードを終えたら RAM の使用量を確認すべくシステムモニターを開きました。しかし、7〜8 % という割合で表示されました。測定値は MB で知りたかったのですが。。。そこで、 4GB の RAM を使用していたので、計算してみると 286.72〜327.68 MB の間のどこかだと分かりました。一見、そう違いがないように思えますが、Lubuntu と比べるとおよそ 50% も大きい値を示しています。

Xubuntu のレスポンスは十分速かったのですが、重箱の隅を楊枝でほじくれば Lubuntu よりは遅く感じました。おそらくアニメーション効果のせいだと思いますが、やってみたことに対してレスポンスが 0.25 秒ほど遅かった気がします。Xubuntu は全くラグいわけではないのですが、Lubuntu の方がわずかに軍配が上がります。

MATE




MATE は Ubuntu MATE でテストしました。MATE は GNOME チームが GNOME 2 を見限り GNOME 3 に移行したため、GNOME 2 からフォークされたデスクトップ環境です。GNOME 3 より GNOME 2 の方がシンプルで軽いため MATE の焦点の一つとしてその軽量さを維持することにあります。GNOME 3 を歓迎しなかったたくさんの愛好者に支持されています。

MATE を起動するのに 27〜28 秒かかりました。これはほとんど Xubuntu と同程度でした。MATE は Lubuntu ほどミニマリストとは感じませんでした。GNOME 2 に慣れ親しんだ人であればすぐになれるでしょう。デスクトップが読み込まれるとすぐにシステムモニターを開き、確認してみると 310 MB ほど使用していました。これも Xfce と同程度です。

レスポンスの感じに関しては Xubuntu のそれと似ていました。素晴らしいことですが、レスポンスの速さに関しては Lubuntu よりも微々たる差ですが独断では遅く感じました。GNOME 2 が広く使われていた時代でも Xfce のほうが軽量なデスクトップ環境として認知されていました。ところが、MATE も Xfce もそんなに変わらないという結果が出て少し奇妙な感じです。

結論


LXDE の勝利!

MATE も Xfce も軽量なデスクトップ環境として考慮に値すべきものですが、どれか一つ勝者を決めるのであれば LXDE です。

参考元: makeuseof
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