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Linux Mint KDE 18.3 : [ レビュー ] KDE を使わないのは食わず嫌いか 00:30
アイキャッチ

Linux Mint Cinnamon 派生ディストロ「ferenOS」を使っている最中 lxde をインストールしたらログイン画面が表示すらされない事態に。解決策もわからず、この機に 18.3 を最後に Linux Mint の公式エディションから外される Linux Mint KDE エディションを使ってみることにしました。今までなんとなく敬遠していたのですが、果たして食わず嫌いだったのかレビューしていきます。

インストール


ランチャーから [ Install the system permanently to your hard disk ] をクリックします。手動でパーティショニングしていきます:
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今回の環境では HDD が sda、ライブ USB が sdb、インストール先の USB が sdc なので、sdc の一部をファイル共有用に残し、残りを ext4 にしてマウントポイントを / にします。スワップ領域も必ず作らないといけない感じだったので少しスワップ領域も作りました:
Screenshot_20180107_010158

確認メッセージが表示されます:
Screenshot_20180107_010648

日本語キーボード、よくみると Z キーがありません д゚):
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ユーザー情報を入力したらインストールを待つだけです:
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スクリーンショットツアー


スマホと Linux を連携できる KDE Connect が最初から入っているようです。ファイルの送信やスマホをメディアプレイヤーのリモコンにしたい場合などに便利なアプリです:
デスクトップ 1_001

アプリケーションランチャーです。Cinnamon、MATE ばかり使っている者にとっては少し斬新でした:
デスクトップ 1_002

個人的にライトテーマよりダークテーマのほうが好きです。[ KDE システム設定 ] アプリ -> [ ワークスペーステーマ ] より変更できます:
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ウィンドウの装飾の変更もしてみました:
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テーマの追加インストールなしの場合はこんな感じに落ち着きました。結局 Cinnamon で使ってる感じとなんだかんだ同じ雰囲気になりました:
デスクトップ 1_006

mintTools も健在です:
デスクトップ 1_011

ウィジェットを追加してみました。Conky を入れずともこの程度なら最初から追加できます:
デスクトップ 1_013

Windows でいうところのスタートメニューに相当するものは 3 種類あります:
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アプリケーションダッシュボード。一番広く表示され一覧できます:
デスクトップ 1_009

アプリケーションメニュー。Cinnamon や MATE に近いです:
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アプリケーションランチャー。どうやら KDE ではメニューとランチャーは違うもののようです:
デスクトップ 1_014

メモリは 8 GB 積んでるとほとんど気にしなくていいレベルの使用量でした。むしろ、Pentium G4560 の使用率がコンスタントに 50% ほど使われているほうが気になりました:
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警告KDE で screenFetch を実行するとクラッシュして情報が表示されませんでした。解決策として以下のコマンドを実行したら表示されるようになりました:
export KDE_DEBUG=1


ここが気に入らない!


ショートカットキー


Cinnamon、MATE から移行したものからしたら、Cinnamon、MATE でデフォルトで使えたショートカットキーが即座に使えないのはイライラの原因になります。例えば、実行ダイアログ(Alt+F2)は共通でしたが、端末の起動(Ctrl+Alt+T)や、隠しファイルの表示(Ctrl+H)のショートカットはないか GNOME 系とは異なっています。[ KDE システム設定 ] アプリ -> [ ショートカット ] :
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[ カスタムショートカット ] -> 右クリック -> [ New ] -> [ グローバルショートカット ] -> [ コマンド/URL ] -> [ トリガー ] -> konsole と入力:
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[ アクション ] -> konsole と入力 -> [ 適用 ]
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これで Ctrl+Alt+T で端末を起動できます。

X-Apps がない


デフォルトでは、Xed や XPlayer といった X-Apps が入っていません。試しに Xed をインストールしてみたところ、インストールできました。向かって左は Kate (デフォルト)、右は Xed:
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音楽プレイヤーには Amarok が:
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動画プレイヤーには Doragon Player (と VLC) が:
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PDF ビューアーには Okular が:
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画像ビューアーには Gwenview が採用されていました:
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KDE には KDE プロジェクトで開発されている Calligra Suite というオフィススイーツがあります。これが利用されているかというと、これは他のエディションと同様に LibreOffice が採用されていました:
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これは何も X-Apps のほうが優れていると主張したいのではありません。X-Apps の「どのデスクトップ環境でも、従来のインターフェイスを持つアプリが使える」という存在意義に反していると感じたからです。メールクライアントであれば GNOME では Evolution、KDE では KMail が標準ですが、いわばこういう違いをなくそうとするのがこのプロジェクトの目的の一つのはずです。。。

Cinnamon や MATE では標準で入っているのに KDE では入っていない、、、この一貫性のなさはどこから来るのでしょうか。

X-Apps から話がそれますが、GNOME 系のデスクトップ環境では、たいていパーティションを操作するのに「ディスク」というアプリが入っていますが、「ディスク」と検索してもヒットしなくて焦りました。KDE では「KDE パーティションマネージャー」が代わりにインストールされています:
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メニューが嫌い


Cinnamon、MATE では、例えば、[ インターネット ] というメニュー項目をクリックしなくても、そのカテゴリーに属するアプリの一覧が「カテゴリーが左に表示されたまま」表示されます。また、他のカテゴリーのアプリを見たい場合、単に他のカテゴリーの上にマウスオーバーするだけで OK です:
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Cinnamon

名称設定
MATE


それに対して KDE のデフォルトのランチャーは一回一回、[ インターネット ] であれば [ インターネット ] というカテゴリーを「クリック」しないといけません:
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また、カテゴリーをクリックすると、カテゴリーの一覧がスライドしてその中のアプリが表示されるため、再度カテゴリーを表示したいと思ったら「すべてのアプリケーション」を「クリック」しないといけません。つまり、行わないといけない動作が無駄に増えているのです:
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その代わり、アプリケーションメニューでは Cinnamon や MATE と近い動作をしてくれます。しかし、縦幅が小さく感じます。これはもう Cinnamon や MATE に慣れきってしまったから感じることでしょう:
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帯に短したすきに長しというやつです。結局検索にかけて Enter で起動している自分がいました。

頻繁に固まる


これは USB 3.0 のメモリーにインストールして使っていることが大きな原因に思えます。しかし、Cinnamon や MATE では USB 3.0 のメモリーに入れてもそれほど固まらなかったのに対して KDE は頻繁に固まる印象です。ウィジェットで確認するとメモリーよりも CPU の使用率が 100% 近くなっている時がありました。KDE の使用は CPU だけでなく GPU の検討も必要な印象を受けました。

ここが良い!


視覚効果


Compiz いれなくても Compiz みたいな感じが味わえます。ウィンドウを移動させると半透明になったり:


ウィンドウを動かすとプルプルさせたり、アクティブでないウィンドウを暗くしたり、ウィンドウを閉じた時にばらばらになるようなエフェクトをつけたりできます。半透明のテーマもいい感じです。画像では画面がちらついていますが、実際の使用ではチラツキは生じていません:


結論


一旦、GNOME あるいはその派生である Cinnamon や MATE になれた人間であれば最初のうちは使いにくく感じるかもしれません。これは慣れの問題なので今始めようと思っている方や、なれることを厭わない方であれば問題ないでしょう。

しかし、Cinnamon や MATE に慣れすぎてしまった自分にとっては KDE は使いづらかった、と言わざるを得ません。KDE を使っていてもどうも Cinnamon や MATE の使い心地に近づけようとしている自分がいました。

はじめに KDE を触っていれば Cinnamon や MATE が使いづらく感じたかもしれません。慣れの問題であれば結局どっちを最初に触ったかが問題ですから今回はドローとしておきたいと思います。ただし、固まる傾向にあるのは(CPU の性能不足にせよ GPU をつけてないからにせよ、USB 3.0 経由で使っているからにせよ)よろしくありません。

視覚効果に関しては Compiz のようなエフェクトがデフォルトで楽しめて良かったです。

しばらく使ってみます。
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