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2022.09.19 Monday
2018.03.16 Friday
Linux Mint 18.3 : メモリー(RAM)の規格・周波数・全容量・型番・空き容量・エラーの有無を確認する | 00:23 |
ランダムアクセスメモリ、いわゆる RAM はどのパソコンでも非常に重要なパーツです。プリインストールされた設定済みの Linux マシンを購入したり、Virtual Private Server を利用していたりすれば、RAM の全体の容量、使用中の RAM の容量、RAM のクロック周波数、RAM の規格が知りたい時が有ります。この記事では、Linux Mint で RAM に関する情報を調べ、RAM にエラーが起きてないかどうかを調べる方法をシェアしたいと思います。
RAM の全体の容量と空き容量を調べる
次のコマンドを使うことで、どれくらい RAM が搭載されているか調べることが出来ます:
free -h
下のスクリーションの枠で囲った部分が、搭載されているメモリーの全体の容量です。見てわかるように 15GB だとわかります(一応 8GB の 2枚で 16GB のはずですが):
free コマンドはどれくらい RAM を使用しているか、どれくらいまだ空きスペースがあるかも調べることが出来ます。下のスクリーンショットを見ての通り、1.8GB が使用中で、13GB が利用可能です:
RAM の規格とクロック周波数と型番を調べる
RAM には規格があり、DDR1、DDR2、DDR3、DDR4 と世代が進んでいくにつれて、その転送速度は向上していっています。DDR は Double Data Rate の略で、主流は執筆時点では DDR4 です。他にも、SDRAM か DRAM かという違いも有ります。最近のメモリーモジュールには様々なプロファイルが有り、このプロファイルには RAM の動作速度が定義されています。Linux Mint では次のコマンドを使って、搭載されている RAM の規格やクロック周波数を確認することが出来ます:
sudo dmidecode --type memory | less
下のスクリーンショットのように表示されます。たくさんの情報が有りますが、
↑
↓
でスクロールできます:少し下の方を見ると [ Type ] 欄に RAM の規格が DDR4 であることがわかります。[ Speed ] の箇所を見ればクロック周波数も調べることが出来ます:
[ Part Number ] には型番が表示されています:
Q
を押すとプロンプトに戻ります。エラーの確認
半導体が使われているパーツはとてももろいので、時には、RAM がエラーを吐くことがあるかもしれません。そこで、エラーが起きてないか調べる方法が有ります。memtester を使えば、エラーを確認できますが、デフォルトではインストールされていません。標準リポジトリーに含まれているので apt でインストールしましょう:
sudo apt install -y memtester
memtester はコマンドラインツールです。端末から実行します。書式は次のようになります:
sudo memtester SIZE ITERATIONS
SIZE にはテストするために割り当てるメモリーの容量を、ITERATIONS にはテスト回数を指定します。デフォルトではそれぞれ、メガバイト、無限回が設定されています。SIZE には Bytes の B、Kilobytes の K、Megabytes の M、Gigabytes の G が使えます。例えば、100MB をテスト用に割りあてて、2回テストを繰り返したい場合つぎのようになります:
sudo memtester 100M 2
最後に次のコマンドを実行して 0 が返されたらメモリーは正常です。$? は前回のコマンドの終了状態が保持されています。0 は正常終了を表します:
echo $?
0 以外の可能性としては:
- x01: メモリーの割り当てかロックミス、もしくは呼び出しエラー
- x02: スタックアドレステスト中にエラー
- x04: 他のテスト中にエラー
参考元: Linux Hint
| Linux |
2022.09.19 Monday
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