- Linux Mint を始めたばかりの人が抑えておくべき5つのこと
- 「mintUpdate」アップデートマネージャー のレベルの意味
- フリーズしたアプリの強制終了の仕方 〜 kill コマンド〜
- CPU と OS が 32 bit なのか 64 bit なのかを確認する「lscpu コマンド」
- メモリー(RAM)の規格・周波数・全容量・空き容量・エラーの有無を調べる
- 自分の Mint のバージョン/コードネーム/Ubuntu のバージョン/コードネームを確認する方法
- Mint Tools を使い倒す
- アプリ/ソフトのアンインストールと更新する方法
- X-Apps について少し知っておこう
- 「'gksu' not found」 廃止された gksu の代わりの方法
- Linux Mint 18 : DVD/Blu-ray リッピングソフト「MakeMKV」
- Mint 19.x: 「K3b」でブルーレイディスクに焼く方法
- Mint 18: 「avconv」でデスクトップの録画も、動画や音楽の変換も行う
- Mint 19.x : 画像・音楽・動画の変換これ一本「Ciano」
- Mint 18.2 : 字幕を同時に二つ表示できる多機能な動画プレイヤー「SMPlayer」
- Mint 18 : CDDB に Freedb を利用している CD リッピングソフト「Asunder」
- Mint 19.x : 音楽ファイルのタグ編集ツール「Kid3」
- Linux Mint 19.x : インストールすべき Rhythmbox プラグイン 9 選
- Linux Mint 18.3 : VirtualBox に無料の Windows を合法的にインストールする方法
- Linux Mint 18: Wine の導入
- Linux Mint 18: Wine で「DVD Shrink」をインストール
- Linux Mint 18: Wine で「DVD Decrypter」をインストール
- Linux Mint 19.x: 5ch専ブラ「Jane Style」は Wine で普通に使える
- Linux Mint 18 : 「winetricks」を使って「Adobe Air」をインストールし「はがきデザインキット」を使う
- Linux Mint 19.x: 画像縮小 Adobe AIR アプリ「縮小専用」を使う
- Linux Mint 18: 「PlayOnLinux」を使い「Amazon Kindle」をインストールする
- Linux Mint 18.3 : ハイレゾ音源対応 Windows ユーザーに人気の「Foobar2000」をインストール & 文字化け対策
- Mint 19.x : 画像ビューア「IrfanView」を簡単にインストールして使う
- Linux Mint 18.3 : Windows アプリを Flatpak 形式でパッケージングするプロジェクト「winepak」
2022.09.19 Monday
2009.07.29 Wednesday
Linux Mint 7: ワークスペースの追加、切り換え、変更 | 21:07 |
原文:Add, Switch, And Change Workspace In Ubuntu Linux
ワークスペースは Linux ベースのシステムの特権の一つで、ユーザーは開いているウィンドウや起動しているソフトを管理することが出来ます。ワークスペースはいつでも切り替え可能な仮想画面として考えることが出来ます。それぞれのワークスペースには同じデスクトップ、同じパネル、同じメニューがありますが、ワークスペースの一番の目的はそれぞれのワークスペースで異なるアプリケーションを起動しそのウィンドウを開くことです。ワークスペースを切り換えても最初のワークスペースで起動しているアプリケーションには何ら影響がありません。いつものように起動し続けます。
Linux Mint では標準で 4 つのワークスペースが用意されています (Desk1 〜 Desk4 と名前がついています)。ワークスペースを1つ1つ切り換える方法を見てみましょう。パネルの右クリックメニューから[パネルへ追加]をクリックし下のスクリーンショットのように検索フィールドに「ワークスペース」と入力して「ワークスペース切り替え器」をパネルに追加して下さい。
デフォルトではワークスペースは全体で4つ用意されているのでボタンは4つあります。2番目のボタンをクリックすれば2番目のワークスペースに切り替えることが出来ます。
さて、あるアプリケーションを今のワークスペースから別のワークスペースへと移動する方法を見てみましょう。アプリケーションの右クリックメニューから[別のワークスペースへ移動する]を選択して下さい。例として下のスクリーンショットで説明しているように Firefox を2番目のワークスペースに移動してみます。
簡単ですね。更にワークスペースを増やす方法も見てみましょう。ワークスペース切り換え器の右クリックメニューから[設定]をクリックして下さい。
ワークスペース切り換え器の設定ウィンドウが表示されます。行の値を5に増やして閉じて下さい。
これで、5番目のワークスペースも同様に使えるようになりました。
ワークスペースは Linux ベースのシステムの特権の一つで、ユーザーは開いているウィンドウや起動しているソフトを管理することが出来ます。ワークスペースはいつでも切り替え可能な仮想画面として考えることが出来ます。それぞれのワークスペースには同じデスクトップ、同じパネル、同じメニューがありますが、ワークスペースの一番の目的はそれぞれのワークスペースで異なるアプリケーションを起動しそのウィンドウを開くことです。ワークスペースを切り換えても最初のワークスペースで起動しているアプリケーションには何ら影響がありません。いつものように起動し続けます。
Linux Mint では標準で 4 つのワークスペースが用意されています (Desk1 〜 Desk4 と名前がついています)。ワークスペースを1つ1つ切り換える方法を見てみましょう。パネルの右クリックメニューから[パネルへ追加]をクリックし下のスクリーンショットのように検索フィールドに「ワークスペース」と入力して「ワークスペース切り替え器」をパネルに追加して下さい。
デフォルトではワークスペースは全体で4つ用意されているのでボタンは4つあります。2番目のボタンをクリックすれば2番目のワークスペースに切り替えることが出来ます。
さて、あるアプリケーションを今のワークスペースから別のワークスペースへと移動する方法を見てみましょう。アプリケーションの右クリックメニューから[別のワークスペースへ移動する]を選択して下さい。例として下のスクリーンショットで説明しているように Firefox を2番目のワークスペースに移動してみます。
簡単ですね。更にワークスペースを増やす方法も見てみましょう。ワークスペース切り換え器の右クリックメニューから[設定]をクリックして下さい。
ワークスペース切り換え器の設定ウィンドウが表示されます。行の値を5に増やして閉じて下さい。
これで、5番目のワークスペースも同様に使えるようになりました。
| Linux |
2009.07.28 Tuesday
Linux Mint 7: スーパーマリオに似たゲーム「SuperTux」 | 23:40 |
原文:User Manual - SuperTux
SuperTux はスーパーマリオに似た 2D 横スクロールアクションゲームです。 Linux のマスコットキャラである Tux を使っていますが、主人公以外のキャラは Linux とは何ら関係性がありません。このゲームの目的は様々なレベルのコースを進み、悪の大王 Kolok (クッパに似てる) にとらわれた Penny (紫のペンギン) を救出することです。安定版のインストールはターミナルで次を実行して下さい。最新版はここの Debian Package: の左のリンクからダウンロードできます。この記事は最新版 (執筆時 3.1) に対応しています。起動は メニュー > ゲーム > SuperTux から出来ます:
sudo apt-get install supertux
キーボードでも OS が認識できるゲームパットでもプレイできます。ゲームをプレイするのに必要な操作を次のリストに示します。
それぞれのコースで様々なパワーアップアイテムが配置してあります。すぐに目につくアイテムもあればボーナスブロックの中に隠されているアイテムもあります。したからボーナスブロックをつつくとコインを収穫できたりパワーアップアイテムが出ます。
走る/歩く
同じ方向に進めばより速く走りより高く跳ぶことが出来ます。走っているときに 左 Ctrl を押すと歩き出します。
ファイアーボール
ファイアーフラワーを拾った後 左 Ctrl を押すと Tux はファイアーボールを投げます。敵キャラに投げつければ大概やっつけることが出来ます。また、麦製のブロックに火をつけることも出来ます。
ヒップドロップ
Tux が大きい状態もしくはファイア Tux 状態で、ジャンプ中に↓を押すと木製のブロックを壊したり通常のジャンプじゃ倒せない敵キャラを負かすことが出来ます。
バク転
Tux が大きい状態もしくはファイア Tux 状態で、↓を押している状態でスペースバーを押すとバク転します。これは走った後でジャンプするのと同じくらいの高くジャンプします。走る場所が無いときにとても便利です。バク転している間は帽子が脱げます。
物を運ぶ
見かける物の中には拾って持ち歩くことが出来る物もあります。 Mr. IceBlock、岩、トランポリン等がこれに相当します。持ち運び可能な物を拾うためには 左 Ctrl を押しながらその物体に触れるだけです。左 Ctrl を押している間 Tux はそれを持ち歩き続けます。
コースには様々な敵キャラが用意されています。避けやすい敵キャラもいれば、避けにくい敵キャラもいます。敵キャラに当たると小さくなるか、既に小さい状態であれば画面から撤退させられます。頭の上にジャンプすることで大抵の敵キャラは倒せますが気をつけて下さい。先の尖った敵キャラはジャンプで押しつぶすことは出来ず、Tux はけがをしてしまいます。それらもまたファイアーボールで倒すことができますが、火に免疫のある敵キャラもいます。
ベル
画面から撤退させられるとそのレベルの最初からやり直さなければなりませんが1つ例外があります。ほとんどのレベルには1つ以上ベルが用意されています。このようなベルに触れることでそのレベルの最初からやり直す必要がなくなります。そのかわり最後に触れたベルのところからのやり直しとなります。
隠しブロック
隠しブロックは特殊なブロックで、Tux がある場所でジャンプするとどこからとも無く現れます。このときこのブロックを踏んで隠しエリアやショートカットにいけます。
ドア
↑を押すことでドアを開くことが出来ます。別のレベルの場所へと通じています。
スウィッチ
スウィッチにはレバー型とパネル型の2つのスタイルがあります。スウィッチを入れるには↑を押して下さい。通行止めの道に行けるようになったり踏み台を開始したり気流を止めたりすることが出来ます。ほとんどのスウィッチは効果が出る物体の近くにあります。スウィッチから遠く離れたそれらの物体にはしばしば色のついた標識が隣にあります。これと同じ色のスウィッチが見つかるはずです。
踏み台
コースの中には様々な動く踏み台が用意されています。レールに取り付けられている物もあれば水の中を泳いでいるものあったり自由に空に浮かんでいる物もあります。ずっと動いている踏み台もありますが、乗った時しか動かない踏み台がたいはんです。他のレベルのコースに行きスウィッチを入れないと動かない踏み台もあります。こういう時はたいていその踏み台の隣に役に立つ標識が置いてあります。
情報ブロック
新しいゲーム要素があるレベルにしばしばこのブロックが見かけれます。下からこのブロックをつつくとある要素を説明した参考になるテキストが表示されます。その間ゲームは中断され↑か↓を押すことでテキストをスクロールすることが出来ます。ゲームを再開するにはメニューボタンを押して下さい。
トランポリン
トランポリンには2種類あります。マッシュルームのように見える固定型のタイプと大きなバネのように見える持ち運び可能なタイプです。これの運び方については上述の物の運び方を読んで下さい。トランポリンに乗ると通常は少し高く上下に跳ねるだけです。より高くジャンプさせるにはトランポリンに足がついた状態でスペースバーを長押しして下さい。
マジックブロックとランタン
あるブロックの近くにそのブロックと同じ色のランタンを持ってこない限り踏むことが出来ないブロックがあります (訳注: はっきりとは分かりませんが一応こう訳しました)。これがマジックブロックです。ランタンは暗いダンジョンの光源役も兼ねています。
風
Tux を別の場所に運びます。
SuperTux はスーパーマリオに似た 2D 横スクロールアクションゲームです。 Linux のマスコットキャラである Tux を使っていますが、主人公以外のキャラは Linux とは何ら関係性がありません。このゲームの目的は様々なレベルのコースを進み、悪の大王 Kolok (クッパに似てる) にとらわれた Penny (紫のペンギン) を救出することです。安定版のインストールはターミナルで次を実行して下さい。最新版はここの Debian Package: の左のリンクからダウンロードできます。この記事は最新版 (執筆時 3.1) に対応しています。起動は メニュー > ゲーム > SuperTux から出来ます:
sudo apt-get install supertux
操作方法
キーボードでも OS が認識できるゲームパットでもプレイできます。ゲームをプレイするのに必要な操作を次のリストに示します。
コントロール | 初期の割り当てキー | 説明 |
---|---|---|
左 | ← | 左に歩かせる |
右 | → | 右に歩かせる |
上 | ↑ | ドアを開ける、スウィッチの切り替え |
下 | ↓ | かがむ |
ジャンプ | スペースバー | ジャンプさせる、長く押し続けるとより高くジャンプできる |
アクション | 左 Ctrl | いろいろ |
ポーズ | Esc | 一時停止 |
パワーアップアイテム
それぞれのコースで様々なパワーアップアイテムが配置してあります。すぐに目につくアイテムもあればボーナスブロックの中に隠されているアイテムもあります。したからボーナスブロックをつつくとコインを収穫できたりパワーアップアイテムが出ます。
アクション
走る/歩く
同じ方向に進めばより速く走りより高く跳ぶことが出来ます。走っているときに 左 Ctrl を押すと歩き出します。
ファイアーボール
ファイアーフラワーを拾った後 左 Ctrl を押すと Tux はファイアーボールを投げます。敵キャラに投げつければ大概やっつけることが出来ます。また、麦製のブロックに火をつけることも出来ます。
ヒップドロップ
Tux が大きい状態もしくはファイア Tux 状態で、ジャンプ中に↓を押すと木製のブロックを壊したり通常のジャンプじゃ倒せない敵キャラを負かすことが出来ます。
バク転
Tux が大きい状態もしくはファイア Tux 状態で、↓を押している状態でスペースバーを押すとバク転します。これは走った後でジャンプするのと同じくらいの高くジャンプします。走る場所が無いときにとても便利です。バク転している間は帽子が脱げます。
物を運ぶ
見かける物の中には拾って持ち歩くことが出来る物もあります。 Mr. IceBlock、岩、トランポリン等がこれに相当します。持ち運び可能な物を拾うためには 左 Ctrl を押しながらその物体に触れるだけです。左 Ctrl を押している間 Tux はそれを持ち歩き続けます。
敵キャラ
コースには様々な敵キャラが用意されています。避けやすい敵キャラもいれば、避けにくい敵キャラもいます。敵キャラに当たると小さくなるか、既に小さい状態であれば画面から撤退させられます。頭の上にジャンプすることで大抵の敵キャラは倒せますが気をつけて下さい。先の尖った敵キャラはジャンプで押しつぶすことは出来ず、Tux はけがをしてしまいます。それらもまたファイアーボールで倒すことができますが、火に免疫のある敵キャラもいます。
特別な物
ベル
画面から撤退させられるとそのレベルの最初からやり直さなければなりませんが1つ例外があります。ほとんどのレベルには1つ以上ベルが用意されています。このようなベルに触れることでそのレベルの最初からやり直す必要がなくなります。そのかわり最後に触れたベルのところからのやり直しとなります。
隠しブロック
隠しブロックは特殊なブロックで、Tux がある場所でジャンプするとどこからとも無く現れます。このときこのブロックを踏んで隠しエリアやショートカットにいけます。
ドア
↑を押すことでドアを開くことが出来ます。別のレベルの場所へと通じています。
スウィッチ
スウィッチにはレバー型とパネル型の2つのスタイルがあります。スウィッチを入れるには↑を押して下さい。通行止めの道に行けるようになったり踏み台を開始したり気流を止めたりすることが出来ます。ほとんどのスウィッチは効果が出る物体の近くにあります。スウィッチから遠く離れたそれらの物体にはしばしば色のついた標識が隣にあります。これと同じ色のスウィッチが見つかるはずです。
踏み台
コースの中には様々な動く踏み台が用意されています。レールに取り付けられている物もあれば水の中を泳いでいるものあったり自由に空に浮かんでいる物もあります。ずっと動いている踏み台もありますが、乗った時しか動かない踏み台がたいはんです。他のレベルのコースに行きスウィッチを入れないと動かない踏み台もあります。こういう時はたいていその踏み台の隣に役に立つ標識が置いてあります。
情報ブロック
新しいゲーム要素があるレベルにしばしばこのブロックが見かけれます。下からこのブロックをつつくとある要素を説明した参考になるテキストが表示されます。その間ゲームは中断され↑か↓を押すことでテキストをスクロールすることが出来ます。ゲームを再開するにはメニューボタンを押して下さい。
トランポリン
トランポリンには2種類あります。マッシュルームのように見える固定型のタイプと大きなバネのように見える持ち運び可能なタイプです。これの運び方については上述の物の運び方を読んで下さい。トランポリンに乗ると通常は少し高く上下に跳ねるだけです。より高くジャンプさせるにはトランポリンに足がついた状態でスペースバーを長押しして下さい。
マジックブロックとランタン
あるブロックの近くにそのブロックと同じ色のランタンを持ってこない限り踏むことが出来ないブロックがあります (訳注: はっきりとは分かりませんが一応こう訳しました)。これがマジックブロックです。ランタンは暗いダンジョンの光源役も兼ねています。
風
Tux を別の場所に運びます。
| Linux |
2009.07.24 Friday
Linux Mint 7: GMail 通知ツール「CheckGmail」 | 21:01 |
原文:CheckGmail - GMail Notifier For Ubuntu Linux
現在のところ GMail が最も急速に成長しつつあるメールサービスで多くのユーザーが使っていると言うことは疑いないでしょう。もし Google Talk を使っているのなら GMail の新着メール通知機能が搭載されているので新着メールの通知を受け取れるでしょうが、Google Talk が使えない Linux ディストロを使っている場合はどうでしょうか? 常に GMail を開いたままにしておくのはスマートではありません。
CheckGmail はタスクバーに常駐し新着メールを通知するユーティリティソフトです。ポップアップウィンドウをクリックすることでブラウザが起動し GMail のページが表示されます。Linux Mint にインストールするのはとても簡単で次をターミナルから実行するだけです:
sudo apt-get install checkgmail
インストールが完了したら メニュー > インターネット > CheckGmail から起動することが出来ます。初回起動時はユーザー名やパスワードと言った設定を行う必要があります。その後で、新着メールやその他のオプションをチェックが行われます。
全てが終わったら[OK]をクリックして下さい。下のスクリーンショットで示しているようにシステムトレイに追加されます。
自動的に定刻通りに GMail をチェックし新チェクメールがあればポップアップウィンドウを表示します。
Enjoy!
現在のところ GMail が最も急速に成長しつつあるメールサービスで多くのユーザーが使っていると言うことは疑いないでしょう。もし Google Talk を使っているのなら GMail の新着メール通知機能が搭載されているので新着メールの通知を受け取れるでしょうが、Google Talk が使えない Linux ディストロを使っている場合はどうでしょうか? 常に GMail を開いたままにしておくのはスマートではありません。
CheckGmail はタスクバーに常駐し新着メールを通知するユーティリティソフトです。ポップアップウィンドウをクリックすることでブラウザが起動し GMail のページが表示されます。Linux Mint にインストールするのはとても簡単で次をターミナルから実行するだけです:
sudo apt-get install checkgmail
インストールが完了したら メニュー > インターネット > CheckGmail から起動することが出来ます。初回起動時はユーザー名やパスワードと言った設定を行う必要があります。その後で、新着メールやその他のオプションをチェックが行われます。
全てが終わったら[OK]をクリックして下さい。下のスクリーンショットで示しているようにシステムトレイに追加されます。
自動的に定刻通りに GMail をチェックし新チェクメールがあればポップアップウィンドウを表示します。
Enjoy!
| Linux |
2009.07.22 Wednesday
Linux Mint 7: PCMan ファイルマネージャーのインストール方法 | 23:17 |
原文:Install And Use PCMan File Manager In Ubuntu Linux
ご存知の通り Nautilus は Linux Mint や Ubuntu のデフォルトファイルマネージャーで様々な機能を提供してくれますが、悲しいことにリソースを大量に消費するため、リソースを大量に消費するアプリケーションとして見なされています。Nautilus の全機能を使う訳ではないのであれば PCMan を試し見ることを勧めます。極めて軽量かつ軽快でタブブラウジングやサムネイル表示や D&D のような基本的な機能をサポートしています。
それでは Linux Mint でどのようにインストールし使用するのかを見ていきましょう。ターミナルを開いて次を実行して下さい:
sudo apt-get install pcmanfm
インストールするのにほとんど時間はかからないでしょう。インストールが完了したら メニュー > システム管理 > PCMan File Manager から起動することが出来ます。
ディレクトリ構造を閲覧している時のメインウィンドウのスクリーンショットを下に示します。
ファイルメニューには[新規ウィンドウ][新規タブ][新規作成]のような一般的なファイルマネージャーのオプションがあります。
ツールメニューには[端末を開く][Root 権限で現在のフォルダを開く][Find Files]と言った機能があります。
PCMan ファイルマネージャーはその簡潔さのためかなり使いやすいファイルマネージャーに仕上がっています。強固で単純なインターフェイスのおかげでじっくり時をかけて徐々に人気が高まってきています。使ってみてはどうでしょうか?
ご存知の通り Nautilus は Linux Mint や Ubuntu のデフォルトファイルマネージャーで様々な機能を提供してくれますが、悲しいことにリソースを大量に消費するため、リソースを大量に消費するアプリケーションとして見なされています。Nautilus の全機能を使う訳ではないのであれば PCMan を試し見ることを勧めます。極めて軽量かつ軽快でタブブラウジングやサムネイル表示や D&D のような基本的な機能をサポートしています。
それでは Linux Mint でどのようにインストールし使用するのかを見ていきましょう。ターミナルを開いて次を実行して下さい:
sudo apt-get install pcmanfm
インストールするのにほとんど時間はかからないでしょう。インストールが完了したら メニュー > システム管理 > PCMan File Manager から起動することが出来ます。
ディレクトリ構造を閲覧している時のメインウィンドウのスクリーンショットを下に示します。
ファイルメニューには[新規ウィンドウ][新規タブ][新規作成]のような一般的なファイルマネージャーのオプションがあります。
ツールメニューには[端末を開く][Root 権限で現在のフォルダを開く][Find Files]と言った機能があります。
PCMan ファイルマネージャーはその簡潔さのためかなり使いやすいファイルマネージャーに仕上がっています。強固で単純なインターフェイスのおかげでじっくり時をかけて徐々に人気が高まってきています。使ってみてはどうでしょうか?
| Linux |
2009.07.21 Tuesday
Linux Mint 7: ライティングソフト トップ 3 | 20:32 |
原文:TuxArena: Top 3 Linux Burning Applications
このソフトに反論する人はそう多くはないでしょう。K3b は最も人気のあるライティングソフトで、KDE3 ライブラリを使用しますが、GNOME ユーザーもネイティブの GTK ライティング機能よりむしろこちらを好んで使います。
私が今から言うことは KDE 3 の K3b 1.0.5 のことですが KDE 4 の K3b 2.0 も進行中でテスト目的のα2版が今年の上旬から使用できるようになっています。α1のレビュー(en)をしているので読んでみて下さい。
K3b は音楽 CD でも DVD でも ISO イメージでも何でも焼くことが出来ます。プロジェクトを保存したりも出来ますし、強力なファイルブラウズ機能も実装しており、インターフェイスも使いやすいです。また、K3b を CD/DVD/ISO イメージを作成するために使うことも出来ます。プロジェクトやマルチセッションモード、DVD-Video にも対応しています。
Brasero は GNOME 標準のライティングソフトです。例によって GNOME にとてもマッチしたシンプルなインターフェイスが特徴的で、最もよく使われる操作がすぐ行えるように5つの大きなボタンがあります:
シンプルで役に立つカヴァーエディター機能も搭載しています。
GnomeBaker は一部の人から過小評価されていると思います。K3b に似たシンプルなインターフェイスでメインウィンドウの真ん中のペインにファイルブラウズ機能があります。GnomeBaker は CD/DVD/音楽 CD/ISO イメージを焼くことが出来ます。マルチセッションモードに対応していてファイルやプロジェクトを D&D することが出来ます。GNOME ユーザーにとって Brasero に代わる素晴らしいソフトです。
まだ言及するに値するソフトがいくつかあります。MyBashBurn は CD/DVDへの書き込みを行うための cdrtools や growisofs のテキストペースのユーザーインターフェイスのフロントエンドです。マルチセッションに対応しており、 ISO イメージも焼くことが出来ます。
また、Linux Nero もあり優れたソフトですが残念ながらクローズドソースで Windows 版の Nero Burning ROM を基に開発されています。体験版はここからダウンロードすることができます。nerolinux-3.5.3.1-x86.deb (執筆時) をダウンロードして次を実行するだけです:
sudo dpkg -i nerolinux-3.5.3.1-x86.deb
K3b
このソフトに反論する人はそう多くはないでしょう。K3b は最も人気のあるライティングソフトで、KDE3 ライブラリを使用しますが、GNOME ユーザーもネイティブの GTK ライティング機能よりむしろこちらを好んで使います。
Debian Lenny で実行中の K3b 1.0.5
私が今から言うことは KDE 3 の K3b 1.0.5 のことですが KDE 4 の K3b 2.0 も進行中でテスト目的のα2版が今年の上旬から使用できるようになっています。α1のレビュー(en)をしているので読んでみて下さい。
K3b は音楽 CD でも DVD でも ISO イメージでも何でも焼くことが出来ます。プロジェクトを保存したりも出来ますし、強力なファイルブラウズ機能も実装しており、インターフェイスも使いやすいです。また、K3b を CD/DVD/ISO イメージを作成するために使うことも出来ます。プロジェクトやマルチセッションモード、DVD-Video にも対応しています。
Brasero
Brasero は GNOME 標準のライティングソフトです。例によって GNOME にとてもマッチしたシンプルなインターフェイスが特徴的で、最もよく使われる操作がすぐ行えるように5つの大きなボタンがあります:
- 音楽 CD が作れる Audio project
- データ CD/DVD が作れる Data project
- DVD-video や SVCD が作れる Video project
- CD/DVD を丸ごとコピーできる Disc copy
- ISO イメージを焼ける Burn image
Ubuntu 9.04 で実行中の Brasero 2.26.1 - 初期画面
シンプルで役に立つカヴァーエディター機能も搭載しています。
カヴァーエディター機能
GnomeBaker
GnomeBaker は一部の人から過小評価されていると思います。K3b に似たシンプルなインターフェイスでメインウィンドウの真ん中のペインにファイルブラウズ機能があります。GnomeBaker は CD/DVD/音楽 CD/ISO イメージを焼くことが出来ます。マルチセッションモードに対応していてファイルやプロジェクトを D&D することが出来ます。GNOME ユーザーにとって Brasero に代わる素晴らしいソフトです。
Ubuntu Jaunty Jackalope で実行中の GnomeBaker 0.6.4
まだ言及するに値するソフトがいくつかあります。MyBashBurn は CD/DVDへの書き込みを行うための cdrtools や growisofs のテキストペースのユーザーインターフェイスのフロントエンドです。マルチセッションに対応しており、 ISO イメージも焼くことが出来ます。
また、Linux Nero もあり優れたソフトですが残念ながらクローズドソースで Windows 版の Nero Burning ROM を基に開発されています。体験版はここからダウンロードすることができます。nerolinux-3.5.3.1-x86.deb (執筆時) をダウンロードして次を実行するだけです:
sudo dpkg -i nerolinux-3.5.3.1-x86.deb
Nero Linux 3
| Linux |
2009.07.20 Monday
Linux Mint 7 Gloria XFCE RC1 リリース! | 16:05 |
原文:The Linux Mint Blog » Blog Archive » Linux Mint 7 “Gloria” XFCE RC1 released!
Linux Mint 7 “Gloria” XFCE Community Edition RC1 のリリースをご案内申し上げます。
XFCE Community Edition は XFCE デスクトップ環境を使ったバージョンの LInux Mint を提供することを目的としています。新機能の詳細の概要やこのリリースで含まれる改善点については“Gloria XFCE で何か変わったこと"を読んで下さい。
最低 3GB の空き容量と最低 256MB RAM が必要です。より快適に使用するには少なくとも 10GB の空き容量と 512 MB RAM を推奨します。
既知の問題に関する全リストはリリースノートに記載しています。root パスワードはインストール中に選んだ物と同じパスワードが設定されます。他のディストリビューションでミントツールを使っている場合は必ず /etc/linuxmint/mintSystem.conf を編集して適合システムを止めて下さい。
Torrent 経由か HTTP 経由からダウンロードすることができます:
サイズ: 693MB LiveCD
MD5チェックサム: 9a34d2f80337a6bc3a5e92c690d36499
トレントファイルのダウンロード: http://www.linuxmint.com/torrent/LinuxMint-7-XFCE-RC1.iso.torrent
HTTP 経由でダウンロード: http://www.linuxmint.com/edition.php?id=43
アジア:
ヨーロッパ:
北アメリカ:
オセアニア:
アップグレード方法は安定版で公開します。
バグを発見したらどんなバグでも Linux Mint 7 XFCE RC1 バグスレッドに報告して下さい。また、プログのコメント欄に感想を投稿してこのリリースに関する感想を私たちに聞かせて下さい。
Linux Mint 7 XFCE RC1 を大いに楽しんで下さい。これが素晴らしい安定版を作る手助けになることを願いましょう。
Linux Mint 7 “Gloria” XFCE Community Edition RC1 のリリースをご案内申し上げます。
手っ取り早い方法:
- ISO イメージかトレントをダウンロードして下さい
- ダウンロードしている間新機能の概要を読み、既知の問題もさっと目を通して下さい
- ISO イメージをダウンロードし終わったら、MD5 チェックサムを照合して下さい
- ISO イメージを低スピード焼き Linux Mint 7 XFCE RC1 の試用を楽しんで下さい
- 感想を聞かせて下さい。バグを発見した場合はバグ専用スレッドに報告して下さい
Linux Mint 7 XFCE の紹介:
XFCE Community Edition は XFCE デスクトップ環境を使ったバージョンの LInux Mint を提供することを目的としています。新機能の詳細の概要やこのリリースで含まれる改善点については“Gloria XFCE で何か変わったこと"を読んで下さい。
システム要件:
最低 3GB の空き容量と最低 256MB RAM が必要です。より快適に使用するには少なくとも 10GB の空き容量と 512 MB RAM を推奨します。
重要な情報と既知の問題:
既知の問題に関する全リストはリリースノートに記載しています。root パスワードはインストール中に選んだ物と同じパスワードが設定されます。他のディストリビューションでミントツールを使っている場合は必ず /etc/linuxmint/mintSystem.conf を編集して適合システムを止めて下さい。
Linux Mint 7 XFCE RC1 のダウンロード:
Torrent 経由か HTTP 経由からダウンロードすることができます:
サイズ: 693MB LiveCD
MD5チェックサム: 9a34d2f80337a6bc3a5e92c690d36499
トレントファイルのダウンロード: http://www.linuxmint.com/torrent/LinuxMint-7-XFCE-RC1.iso.torrent
HTTP 経由でダウンロード: http://www.linuxmint.com/edition.php?id=43
アジア:
- http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/LinuxMint-ISO/testing/ (日本)
- http://ftp.riken.jp/pub/Linux/linuxmint/testing/ (日本)
ヨーロッパ:
- http://mirrors.cytanet.com.cy/linux/mint/testing/ (キプロス)
- http://ftp.klid.dk/ftp/linuxmint/testing/ (デンマーク)
- http://ftp.cc.uoc.gr/mirrors/linux/linuxmint/testing/ (ギリシャ)
- http://ftp.heanet.ie/pub/linuxmint.com/testing/ (アイルランド)
- http://cesium.di.uminho.pt/pub/linuxmint/testing/ (ポルトガル)
- http://ftp.df.lth.se/pub/linuxmint/testing/ (スウェーデン)
- http://mirror.sov.uk.goscomb.net/linuxmint.com/testing/ (イギリス)
北アメリカ:
- http://mirror.amarillolinux.com/linuxmint/testing/ (アメリカ)
- http://mint.ez.by/linuxmint.com/testing/ (アメリカ)
- http://linuxmint.secsup.org/testing/ (アメリカ)
- ftp://mirrors.secution.com/linuxmint.com/testing/ (アメリカ)
オセアニア:
アップグレード方法:
アップグレード方法は安定版で公開します。
感想とバグ報告:
バグを発見したらどんなバグでも Linux Mint 7 XFCE RC1 バグスレッドに報告して下さい。また、プログのコメント欄に感想を投稿してこのリリースに関する感想を私たちに聞かせて下さい。
Enjoy!
Linux Mint 7 XFCE RC1 を大いに楽しんで下さい。これが素晴らしい安定版を作る手助けになることを願いましょう。
| Linux |
2009.07.16 Thursday
2009.07.13 Monday
Linux Mint 7: Gnome と Window Maker を同時に起動する方法 | 20:27 |
原文:How To Run Multiple X Sessions Without Virtualization – Make Tech Easier
Linux システムの最大の利点の1つはその柔軟性です。私は数年間 Linux のヘビーユーザーとしてやってきましたが、いまだに OS の機能やその関連アプリケーションに驚かされます。しばらく前にシステムに既に組み込まれているソフトだけを使って同時に複数のデスクトップ環境を起動する方法を知りました。これは私にとってとっても役に立っています。それほど便利に思えないかもしれませんが、Gnome、KDE、Window Maker 等のデスクトップ環境を同時に起動できることは大変便利になることがあるのです。ログアウトしたり、アプリケーションを閉じたり、さらに仮想化ソフトを使わずに数秒のうちに Gnome から Window Maker に切り替えることができるのです。X はこれを実現するために必要な物を既に持っていました。
困惑しないように念のため言っておきますが、マルチディスプレイのことを言っている訳ではありません。この記事の裏にある意図は同じパソコンで同時に起動している複数のデスクトップ環境を、ショートカットキーで切り替えれる複数のデスクトップ環境を、実現することです。
X のことを知らない人のために言うと、これは「X Window System」の略称です。最近のディストリビューションのほとんどは GUI を構築するのに X.org を使っています。基本的に (ただのプレインテキストではなく) グラフィックを見ている時は、恐らく X を見ていると言うことになります。Linux のディスプレイを管理し画面上にある物や処理する方法をコントロールしています。
X は画面から状況の記録を取ります。今 Linux 上でこの記事を読んでいるのであれば、恐らくデフォルトのディスプレイ番号0の画面を使っていると思われます。キーの組み合わせで別の画面にアクセスすることができます。今すぐ試してみて下さい。Alt + Ctrl + F1 と押してみて下さい。1番目の仮想コンソールに切り替わります。もとの GUI に戻るには Alt + Ctrl + F7 を押して下さい。多くの人がこのようにして X を閉じること無くフルスクリーンのコンソールを表示します。
ここで、「何故 F1 と F7 ?」と思ったかもしれません。良い質問です。実際質問されていませんけどね。Alt + Ctrl + F1 ~ F6 はコンソール画面に割り当ててられています。一般にこれらは仮想コンソールと呼ばれます。それぞれのセッションは別々の実態を持っています。そして Alt + Ctrl + F1 ~ F6 を使うことでこれらを切り替えることができるのです。
F6 を通り過ぎると X のテリトリーです。仮想コンソールと同様に F7 以降の画面でも X は別々の実態を用意します。これは他の画面とは独立してその X 自身のプログラムを実行できると言うことです。なのでこれからすることは2番目以降の画面で他のデスクトップ環境を起動するように設定することです。
初めての人は2番目の画面で起動するデスクトップ環境/ウィンドウマネージャーを好きなように決めたいと思うと思いますが、誰も困惑しない対策として記事では Window Maker に統一します。残りの人は標準設定の Ubuntu を使っており Window Maker を2番目の画面に設定したいと仮定して話を進めます。
Window Maker (又は他の好きなデスクトップ環境) をインストールし終わったら、最初にやることはホームディレクトリに「.xinitrc」ファイルを開く (無ければ作成する) ことです。X はコマンドラインから起動されると、X 起動時このファイルを読み込んで何を起動する必要があるかを決定します。なので「.xinitrc」ファイルを作成するか開くかして次の行を追加して下さい:
exec wmaker
そして保存して下さい。
今メインイベントにさしかかりました。ターミナルを開き次を入力して下さい:
startx -- :1
これは X にディスプレイ番号1の画面を使うように伝えます (メインデスクトップとして使っているディスプレイ番号0の画面の代わりに)。全てがうまくいけば、デフォルトの Window Maker のデスクトップが表示されます。メインデスクトップに戻るためには Alt + Ctrl + F7 を、Window Maker に戻るためには Alt + Ctrl + F8 を使って下さい。うまくいかない時は下記のトラブルシューティングを参照して下さい。
Alt + Ctrl + F7 = Gnome デスクトップ
Alt + Ctrl + F8 = Window Maker デスクトップ
X: user not authorized to run the X server, aborting.
これは設定の問題で修正は簡単です。ルートで次のファイルを開いて下さい:
sudo gedit /etc/X11/Xwrapper.config
allowed_users=console
を
allowed_users=anybody
に変更して下さい。
X: client 1 rejected from local host
もう一つ簡単にできる修正は「.Xauthority」ではじまるファイル全てをホームディレクトリから削除することです。
更に他のデスクトップ環境を導入したい時はこの過程を繰り返して下さい。もししたかったら
startx -- :1
の1を2や3等に変更して下さい。まだまだファンクションキーは残っています!
Linux システムの最大の利点の1つはその柔軟性です。私は数年間 Linux のヘビーユーザーとしてやってきましたが、いまだに OS の機能やその関連アプリケーションに驚かされます。しばらく前にシステムに既に組み込まれているソフトだけを使って同時に複数のデスクトップ環境を起動する方法を知りました。これは私にとってとっても役に立っています。それほど便利に思えないかもしれませんが、Gnome、KDE、Window Maker 等のデスクトップ環境を同時に起動できることは大変便利になることがあるのです。ログアウトしたり、アプリケーションを閉じたり、さらに仮想化ソフトを使わずに数秒のうちに Gnome から Window Maker に切り替えることができるのです。X はこれを実現するために必要な物を既に持っていました。
困惑しないように念のため言っておきますが、マルチディスプレイのことを言っている訳ではありません。この記事の裏にある意図は同じパソコンで同時に起動している複数のデスクトップ環境を、ショートカットキーで切り替えれる複数のデスクトップ環境を、実現することです。
X のことを知らない人のために言うと、これは「X Window System」の略称です。最近のディストリビューションのほとんどは GUI を構築するのに X.org を使っています。基本的に (ただのプレインテキストではなく) グラフィックを見ている時は、恐らく X を見ていると言うことになります。Linux のディスプレイを管理し画面上にある物や処理する方法をコントロールしています。
仮想コンソール
X は画面から状況の記録を取ります。今 Linux 上でこの記事を読んでいるのであれば、恐らくデフォルトのディスプレイ番号0の画面を使っていると思われます。キーの組み合わせで別の画面にアクセスすることができます。今すぐ試してみて下さい。Alt + Ctrl + F1 と押してみて下さい。1番目の仮想コンソールに切り替わります。もとの GUI に戻るには Alt + Ctrl + F7 を押して下さい。多くの人がこのようにして X を閉じること無くフルスクリーンのコンソールを表示します。
ここで、「何故 F1 と F7 ?」と思ったかもしれません。良い質問です。実際質問されていませんけどね。Alt + Ctrl + F1 ~ F6 はコンソール画面に割り当ててられています。一般にこれらは仮想コンソールと呼ばれます。それぞれのセッションは別々の実態を持っています。そして Alt + Ctrl + F1 ~ F6 を使うことでこれらを切り替えることができるのです。
F6 を通り過ぎると X のテリトリーです。仮想コンソールと同様に F7 以降の画面でも X は別々の実態を用意します。これは他の画面とは独立してその X 自身のプログラムを実行できると言うことです。なのでこれからすることは2番目以降の画面で他のデスクトップ環境を起動するように設定することです。
2番目の画面を設定する
初めての人は2番目の画面で起動するデスクトップ環境/ウィンドウマネージャーを好きなように決めたいと思うと思いますが、誰も困惑しない対策として記事では Window Maker に統一します。残りの人は標準設定の Ubuntu を使っており Window Maker を2番目の画面に設定したいと仮定して話を進めます。
Window Maker (又は他の好きなデスクトップ環境) をインストールし終わったら、最初にやることはホームディレクトリに「.xinitrc」ファイルを開く (無ければ作成する) ことです。X はコマンドラインから起動されると、X 起動時このファイルを読み込んで何を起動する必要があるかを決定します。なので「.xinitrc」ファイルを作成するか開くかして次の行を追加して下さい:
exec wmaker
そして保存して下さい。
2番目の画面を起動する
今メインイベントにさしかかりました。ターミナルを開き次を入力して下さい:
startx -- :1
これは X にディスプレイ番号1の画面を使うように伝えます (メインデスクトップとして使っているディスプレイ番号0の画面の代わりに)。全てがうまくいけば、デフォルトの Window Maker のデスクトップが表示されます。メインデスクトップに戻るためには Alt + Ctrl + F7 を、Window Maker に戻るためには Alt + Ctrl + F8 を使って下さい。うまくいかない時は下記のトラブルシューティングを参照して下さい。
Alt + Ctrl + F7 = Gnome デスクトップ
Alt + Ctrl + F8 = Window Maker デスクトップ
トラブルシューティング
X: user not authorized to run the X server, aborting.
これは設定の問題で修正は簡単です。ルートで次のファイルを開いて下さい:
sudo gedit /etc/X11/Xwrapper.config
allowed_users=console
を
allowed_users=anybody
に変更して下さい。
X: client 1 rejected from local host
もう一つ簡単にできる修正は「.Xauthority」ではじまるファイル全てをホームディレクトリから削除することです。
更に他のデスクトップ環境を導入したい時はこの過程を繰り返して下さい。もししたかったら
startx -- :1
の1を2や3等に変更して下さい。まだまだファンクションキーは残っています!
| Linux |
2009.07.12 Sunday
Linux Mint 7: 偉大なる Window Maker を導入する方法 | 15:36 |
原文:How To Create A Great Window Maker Desktop – Make Tech Easier
Linux デスクトップに Window Maker を使ったことが無いならあなたは損をしています。私は世に出回っている最近のウィンドウマネージャー/デスクトップ環境に手を出してみました。それぞれが良い点と悪い点がありますが、やっぱり私は Window Maker に戻ってしまいます。
Window Maker は優雅で多機能で柔軟性にあふれそして高速なのです! スクリーンショットが見たい方は Google 画像検索の Window Maker の検索結果をご覧になるといいでしょう。
Window Maker はもともと Mac OS X の原型である NeXTstep のデスクトップマネージャーのクローンとして開発されました。NeXTstep はその時代最も生産性が高く革新的なデスクトップ環境の1つだと見なされていました。Window Maker はこの遺産を最近のハードウェアやソフトウェアプラットフォームに対応させて拡張したものです。
まぁ歴史はこのくらいにしおいて本題に入りましょう。始めたい人は Window Maker をインストールしてみたいだろうと思います。使っている Linux ディストリビューションに応じて、多少ステップが変わってきます。便宜上 Ubuntu や Debian 系ディストリビューションを使っていると想定してこの記事を書いています。
Debian 系ディストロであれば以下を入力してゲットできます:
sudo apt-get install wmaker
インストールが完了したら Window Maker をロードするために現在のデスクトップ環境からログアウトし、Gnome のログイン画面に戻って下さい。「セッション」メニューから「Window Maker」を選択し普通にログインして下さい。Gnome のログイン画面を使わないような人はホームディレクトリの中に「.xinitrc」と言うファイルに次の行を追加して下さい。
exec wmaker
Window Maker の標準の設定ではあまりに見栄えがしません。でも大丈夫です。記事の最後までにはだいぶ優雅になっているでしょうから。
標準ではドックは画面の右上に配置されています。多分こんな感じに:
既に述べたようにこのドックは NeXTstep のドックを基にしています。Mac OS X はこの機能を直接引き継いでいました。Window Maker のドックはアプリケーションを起動するための場所として同様の機能を提供します。しかし Window Maker のドックの最大の利点は、予想がつくとは思いますが、ドックアプリと言われるありとあらゆるミニアプリケーションの拠点となり得ることです。http://dockapps.org/ (訳注: サーバーが見つかりませ〜ん) から何百ものドックアプリが入手できますが、Debian のリポジトリから (多分 Ubuntu のリポジトリからでも) 全て入手可能な私が気に入っているドックアプリをいくつか上げてみます。私が勧めるドックアプリは:
インストールするにはコマンドラインに以下を入力して下さい (訳注: 自分の環境では初期設定のままではネットにつながりませんでした):
sudo apt-get install wmfire mixer.app wmxmms2 wmclockmon wmmemload wmnd
Window Maker でアプリケーションを起動する時はいつも画面の左下にアイコンが表示されます。これは Windows で言うタスクバーや Gnome で言うパネルのウィンドウリストに似たようなものです。ドックアプリ、例えば wmfire など、を起動するときそのコーナーからアプリケーションは起動します。ドックにそのアプリケーションを配置するにはそれを左下から右上にドラックするだけです。多くのアプリケーションがドラックし辛いと言っておいた方が良いでしょう。なぜなら大抵の人がアイコンのすれすれをドラッグしようとするからです。これでは2、3ピクセル離れている時があります。
インストールしたドックアプリの数だけこれを繰り返して下さい。全てが配置されるとこのような感じになります。
Window Maker 起動時に毎回起動するドックアプリを設定するにはそのアイコンの縁を右クリックして「設定」をクリックし「Window Maker 起動時に一緒に起動」を選択して下さい。
Linux の各ウィンドウマネージャーは「ワークスペース」と呼ばれる1画面分の大きさのデスクトップを複数提供する機能を装備しています。これらのワークスペースを使って作業するとかなり便利な機能だと分かります。Window Maker は予備の機能をいくつか提供しています。特に下記に上げる2つの機能はとても有用です:
個人的にはワークスペースをマシンの用途に応じて5〜8つ使います。私の家にあるパソコンでは、ほとんどの時間このパソコンの前にいますが、用途別にワークスペースを7つ使っています。
Window Maker の標準設定ではワークスペースは1つだけです。更に追加するには壁紙のどこかを右クリックして下さい (これがメニューを表示させる方法です)。そして「workspaces」>「新しいワークスペースを作成」をクリックして下さい。するとデスクトップの第2の「ページ」が作られます。好きなだけワークスペースを作って下さい。先に述べたように私はワークスペースを7つ使いますが、多くの人がもっと必要とするかもしれません。これらのワークスペース間を切り替える一番簡単な方法は左端にあるクリップが描かれているアイコンの矢印をクリックする方法です。これは少し手間がかかりますが、これによってワークスペース間を前に進めたり戻したりして切り替えることができます。
ワークスペース間を切り替えるもっといい方法はマウスホィールを使う方法です。Window Maker は標準でこのオプションを有効にはしていません。なので手動で設定する必要があります。この設定を行うために Window Maker preferences ツール (ドック上のスクリュードライバーが描かれている3番目のアイコン) を起動し、マウスのアイコンが見えるまで右にスクロールして下さい。「ホィール」オプションの値を「ワークスペースの切り替え」に設定して下さい。
「保存」をクリックしたら実際に使ってみましょう。壁紙の上をどこでもいいのでマウスホィールして下さい。ワークスペースが切り替わるはずです。
ワークスペースの設定が終わせるには各ワークスペースに名前を付けてあげるだけです。全てを完了させるために左端のクリップのアイコンの矢印をクリックしてメインのデスクトップに戻って下さい。もう一度クリップのアイコンを右クリックし「ワークスペース名の変更」を選択して下さい。個人的には最初のデスクトップをブラウザー用に割り当てています。なので私はそのワークスペースに「Browsers」と名前を付けています。各ワークスペースで好きな名前をつけて下さい。私の設定は以下の通りです:
#1 – Browsers
#2 – Terminals
#3 – Text Editors
#4 – Chat/P2P
#5 – File Management
#6 – Media
#7 – Misc
これで用途別ワークスペースの設定が完了しました。マウスホィールでワークスペース間を切り替えることができます。まだ1つ残しているものがありました。それは Window Maker が提供する機能の中でも素晴らしい機能の1つです。その機能は何かと言うと、あるデスクトップにあるアプリを割り当てることができる機能です。
ウェブブラウザーで試してみましょう。私と同じような設定をしていると想定しています。つまり1番目のデスクトップにウェブブラウザーを割り当てていると言うことです。Firefox でも何でも良いのでウェブブラウザーを起動して下さい。ウィンドウの上にあるタイトルバーを右クリックし「属性」を選択して下さい。
様々な環境設定ができるウィンドウが表示されます。上にあるドロップダウンメニューの値を「アイコンとワークスペース」に変えて下さい。ウィンドウの下に起動時どのワークスペースで起動するかを選ぶことができます。いくつものアプリが起動時に起動するのでなんて便利なんだろうと感動するでしょう。マウスホィールでお望みのアプリが起動していると分かっているデスクトップにどれでも切り替えることができるのです。
最後に Window Maker デスクトップを完成させるために、テーマ/カラー/アイコンを設定しましょう。今回は既にインストールされているテーマを使って作業をします。Window Maker メニューからテーマとカラースキームを選ぶことができます。メニューはいつものようにデスクトップ上を右クリックすることで開くことができます。カラースキームを選択するには 外観 > Themes か 外観 > Styles を選択して下さい。私はデスクトップの外観をいじるのにインターフェイスの色の変更から始めることをお勧めします。
背景もお好みの壁紙にかえることができます。壁紙を ~/GNUstep/Library/WindowMaker/Backgrounds/ に入れた後 外観 > Background > Images からその壁紙を指定できます。
ドックアプリ、デスクトップ、テーマの設定を行ったので、あなたのデスクトップはこんな感じになっているでしょう:
外観をいじれる設定は他にもたくさんありますが、この記事の目的は Window Maker の機能ととても便利な設定と生産性の高さの説明でした。この記事に目を通したのなら用途別ワークスペース付きデスクトップ環境が手に入っているはずです。これらのデスクトップを管理する方法 (マウスホィール) 、マシンをコントロールしたりモニターできるドックアプリ、更に外観を変える方法をあなたは習得しました。
まだ Window Maker の他の設定をいじりたい人はドックに入っている WPrefs と言う設定ユーティリティの今上げた以外のオプションをいじってみると良いかもしれません。
今のところ、あなたは順調に進んでいます。
Window Maker を使い続けますか? Window Maker の中で一番気に入った機能は何ですか?
Linux デスクトップに Window Maker を使ったことが無いならあなたは損をしています。私は世に出回っている最近のウィンドウマネージャー/デスクトップ環境に手を出してみました。それぞれが良い点と悪い点がありますが、やっぱり私は Window Maker に戻ってしまいます。
Window Maker は優雅で多機能で柔軟性にあふれそして高速なのです! スクリーンショットが見たい方は Google 画像検索の Window Maker の検索結果をご覧になるといいでしょう。
Window Maker はもともと Mac OS X の原型である NeXTstep のデスクトップマネージャーのクローンとして開発されました。NeXTstep はその時代最も生産性が高く革新的なデスクトップ環境の1つだと見なされていました。Window Maker はこの遺産を最近のハードウェアやソフトウェアプラットフォームに対応させて拡張したものです。
まぁ歴史はこのくらいにしおいて本題に入りましょう。始めたい人は Window Maker をインストールしてみたいだろうと思います。使っている Linux ディストリビューションに応じて、多少ステップが変わってきます。便宜上 Ubuntu や Debian 系ディストリビューションを使っていると想定してこの記事を書いています。
Debian 系ディストロであれば以下を入力してゲットできます:
sudo apt-get install wmaker
インストールが完了したら Window Maker をロードするために現在のデスクトップ環境からログアウトし、Gnome のログイン画面に戻って下さい。「セッション」メニューから「Window Maker」を選択し普通にログインして下さい。Gnome のログイン画面を使わないような人はホームディレクトリの中に「.xinitrc」と言うファイルに次の行を追加して下さい。
exec wmaker
Window Maker の標準の設定ではあまりに見栄えがしません。でも大丈夫です。記事の最後までにはだいぶ優雅になっているでしょうから。
ドックとドックアプリ
標準ではドックは画面の右上に配置されています。多分こんな感じに:
既に述べたようにこのドックは NeXTstep のドックを基にしています。Mac OS X はこの機能を直接引き継いでいました。Window Maker のドックはアプリケーションを起動するための場所として同様の機能を提供します。しかし Window Maker のドックの最大の利点は、予想がつくとは思いますが、ドックアプリと言われるありとあらゆるミニアプリケーションの拠点となり得ることです。http://dockapps.org/ (訳注: サーバーが見つかりませ〜ん) から何百ものドックアプリが入手できますが、Debian のリポジトリから (多分 Ubuntu のリポジトリからでも) 全て入手可能な私が気に入っているドックアプリをいくつか上げてみます。私が勧めるドックアプリは:
- wmfire – CPU モニター。 CPU がより使われるとより炎を上げて燃え盛る
- Mixer.app – 音量調節アプリ
- wmxmms2 – 小さな四角形に全てをまとめた XMMS (オーディオプレイヤー) のコントロール
- wmclockmon – 全てのデスクトップで時計は必須
- wmmemload – メモリー使用量モニター
- wmnd – ネットワークモニター
インストールするにはコマンドラインに以下を入力して下さい (訳注: 自分の環境では初期設定のままではネットにつながりませんでした):
sudo apt-get install wmfire mixer.app wmxmms2 wmclockmon wmmemload wmnd
Window Maker でアプリケーションを起動する時はいつも画面の左下にアイコンが表示されます。これは Windows で言うタスクバーや Gnome で言うパネルのウィンドウリストに似たようなものです。ドックアプリ、例えば wmfire など、を起動するときそのコーナーからアプリケーションは起動します。ドックにそのアプリケーションを配置するにはそれを左下から右上にドラックするだけです。多くのアプリケーションがドラックし辛いと言っておいた方が良いでしょう。なぜなら大抵の人がアイコンのすれすれをドラッグしようとするからです。これでは2、3ピクセル離れている時があります。
インストールしたドックアプリの数だけこれを繰り返して下さい。全てが配置されるとこのような感じになります。
Window Maker 起動時に毎回起動するドックアプリを設定するにはそのアイコンの縁を右クリックして「設定」をクリックし「Window Maker 起動時に一緒に起動」を選択して下さい。
ワークスペースの設定
Linux の各ウィンドウマネージャーは「ワークスペース」と呼ばれる1画面分の大きさのデスクトップを複数提供する機能を装備しています。これらのワークスペースを使って作業するとかなり便利な機能だと分かります。Window Maker は予備の機能をいくつか提供しています。特に下記に上げる2つの機能はとても有用です:
- マウスホィールでワークスペースを切り替える機能
- あるワークスペースにあるアプリケーションを常に開いておく機能
個人的にはワークスペースをマシンの用途に応じて5〜8つ使います。私の家にあるパソコンでは、ほとんどの時間このパソコンの前にいますが、用途別にワークスペースを7つ使っています。
Window Maker の標準設定ではワークスペースは1つだけです。更に追加するには壁紙のどこかを右クリックして下さい (これがメニューを表示させる方法です)。そして「workspaces」>「新しいワークスペースを作成」をクリックして下さい。するとデスクトップの第2の「ページ」が作られます。好きなだけワークスペースを作って下さい。先に述べたように私はワークスペースを7つ使いますが、多くの人がもっと必要とするかもしれません。これらのワークスペース間を切り替える一番簡単な方法は左端にあるクリップが描かれているアイコンの矢印をクリックする方法です。これは少し手間がかかりますが、これによってワークスペース間を前に進めたり戻したりして切り替えることができます。
ワークスペース間を切り替えるもっといい方法はマウスホィールを使う方法です。Window Maker は標準でこのオプションを有効にはしていません。なので手動で設定する必要があります。この設定を行うために Window Maker preferences ツール (ドック上のスクリュードライバーが描かれている3番目のアイコン) を起動し、マウスのアイコンが見えるまで右にスクロールして下さい。「ホィール」オプションの値を「ワークスペースの切り替え」に設定して下さい。
「保存」をクリックしたら実際に使ってみましょう。壁紙の上をどこでもいいのでマウスホィールして下さい。ワークスペースが切り替わるはずです。
ワークスペースの設定が終わせるには各ワークスペースに名前を付けてあげるだけです。全てを完了させるために左端のクリップのアイコンの矢印をクリックしてメインのデスクトップに戻って下さい。もう一度クリップのアイコンを右クリックし「ワークスペース名の変更」を選択して下さい。個人的には最初のデスクトップをブラウザー用に割り当てています。なので私はそのワークスペースに「Browsers」と名前を付けています。各ワークスペースで好きな名前をつけて下さい。私の設定は以下の通りです:
#1 – Browsers
#2 – Terminals
#3 – Text Editors
#4 – Chat/P2P
#5 – File Management
#6 – Media
#7 – Misc
これで用途別ワークスペースの設定が完了しました。マウスホィールでワークスペース間を切り替えることができます。まだ1つ残しているものがありました。それは Window Maker が提供する機能の中でも素晴らしい機能の1つです。その機能は何かと言うと、あるデスクトップにあるアプリを割り当てることができる機能です。
ウェブブラウザーで試してみましょう。私と同じような設定をしていると想定しています。つまり1番目のデスクトップにウェブブラウザーを割り当てていると言うことです。Firefox でも何でも良いのでウェブブラウザーを起動して下さい。ウィンドウの上にあるタイトルバーを右クリックし「属性」を選択して下さい。
様々な環境設定ができるウィンドウが表示されます。上にあるドロップダウンメニューの値を「アイコンとワークスペース」に変えて下さい。ウィンドウの下に起動時どのワークスペースで起動するかを選ぶことができます。いくつものアプリが起動時に起動するのでなんて便利なんだろうと感動するでしょう。マウスホィールでお望みのアプリが起動していると分かっているデスクトップにどれでも切り替えることができるのです。
テーマ
最後に Window Maker デスクトップを完成させるために、テーマ/カラー/アイコンを設定しましょう。今回は既にインストールされているテーマを使って作業をします。Window Maker メニューからテーマとカラースキームを選ぶことができます。メニューはいつものようにデスクトップ上を右クリックすることで開くことができます。カラースキームを選択するには 外観 > Themes か 外観 > Styles を選択して下さい。私はデスクトップの外観をいじるのにインターフェイスの色の変更から始めることをお勧めします。
背景もお好みの壁紙にかえることができます。壁紙を ~/GNUstep/Library/WindowMaker/Backgrounds/ に入れた後 外観 > Background > Images からその壁紙を指定できます。
ドックアプリ、デスクトップ、テーマの設定を行ったので、あなたのデスクトップはこんな感じになっているでしょう:
外観をいじれる設定は他にもたくさんありますが、この記事の目的は Window Maker の機能ととても便利な設定と生産性の高さの説明でした。この記事に目を通したのなら用途別ワークスペース付きデスクトップ環境が手に入っているはずです。これらのデスクトップを管理する方法 (マウスホィール) 、マシンをコントロールしたりモニターできるドックアプリ、更に外観を変える方法をあなたは習得しました。
まだ Window Maker の他の設定をいじりたい人はドックに入っている WPrefs と言う設定ユーティリティの今上げた以外のオプションをいじってみると良いかもしれません。
今のところ、あなたは順調に進んでいます。
Window Maker を使い続けますか? Window Maker の中で一番気に入った機能は何ですか?
| Linux |
2009.07.11 Saturday
Linux Mint 7: BleachBit を使って不要ファイルを簡単削除 | 18:58 |
原文:Delete Unnecessary Files From Your Desktop With BleachBit On Ubuntu 9.04 | HowtoForge - Linux Howtos and Tutorials
この記事は Linux Mint 7 に BleachBit をインストールして不要ファイルを削除する方法を説明します。BleachBit は例えばキャッシュ、クッキー、ウェブページ訪問履歴、ローカライゼーション、ログ、一時ファイル、壊れたショートカット等の不要ファイルを削除して貴重な空き容量を増やしたりプライバシーを守ったりごみを削除したりします。Adobe Reader, APT, Bash, Beagle, Chromium, Epiphany, Firefox, Flash, GIMP, Google Earth, Java, KDE, OpenOffice.org, Opera, RealPlayer, Second Life viewer, Skype, VIM, XChat, Yum 等に対応しています。
この記事に関していかなる保証もしません!
BleachBit は Ubuntu 9.04 のリポジトリからパッケージとして入手できます。そのため Synaptic パッケージマネージャーを使ってインストールすることができます。Synaptic を起動して下さい(メニュー > パッケージマネージャー):
パスワードを入力した後 Synaptic のクイックサーチ機能を使って BleachBit を探して下さい。
パッケージ名の左側にあるチェックボックスをダブルクリックしてマークして下さい。もし BleachBit の依存関係を満たすために追加された変更点もマークしなければならない場合はウィンドウがポップアップされます。これも同様に「マーク」をクリックして依存関係もインストールして下さい:
「適用」をクリックしてインストールを開始して下さい:
選択した項目を確認して「適用」をクリックして下さい:
この後ダウンロードが開始されインストールされます:
「閉じる」をクリックした後 Synaptic も閉じて下さい:
BleachBit を起動するにはメニュー > システム管理 > BleachBitにアクセスします:
BleachBit の初回起動時は環境設定ウィンドウがポップアップされます。そこから BleachBit の設定を変更できます:
どの項目を削除したいか(例えば Firefox のキャッシュ)を選ぶことができます。メインウィンドウには削除される項目の概要が表示されます。選択したら「Delete」ボタンをクリックして下さい。確認ダイアログが表示されるのでもう一度「削除」をクリックして下さい:
この後 BleachBit は選択した項目を削除します。メインウィンドウに何が削除されているかが表示されます。不要ファイルのサイズの大きいこと大きいこと:
この記事は Linux Mint 7 に BleachBit をインストールして不要ファイルを削除する方法を説明します。BleachBit は例えばキャッシュ、クッキー、ウェブページ訪問履歴、ローカライゼーション、ログ、一時ファイル、壊れたショートカット等の不要ファイルを削除して貴重な空き容量を増やしたりプライバシーを守ったりごみを削除したりします。Adobe Reader, APT, Bash, Beagle, Chromium, Epiphany, Firefox, Flash, GIMP, Google Earth, Java, KDE, OpenOffice.org, Opera, RealPlayer, Second Life viewer, Skype, VIM, XChat, Yum 等に対応しています。
この記事に関していかなる保証もしません!
1 BleachBit をインストールする
BleachBit は Ubuntu 9.04 のリポジトリからパッケージとして入手できます。そのため Synaptic パッケージマネージャーを使ってインストールすることができます。Synaptic を起動して下さい(メニュー > パッケージマネージャー):
パスワードを入力した後 Synaptic のクイックサーチ機能を使って BleachBit を探して下さい。
パッケージ名の左側にあるチェックボックスをダブルクリックしてマークして下さい。もし BleachBit の依存関係を満たすために追加された変更点もマークしなければならない場合はウィンドウがポップアップされます。これも同様に「マーク」をクリックして依存関係もインストールして下さい:
「適用」をクリックしてインストールを開始して下さい:
選択した項目を確認して「適用」をクリックして下さい:
この後ダウンロードが開始されインストールされます:
「閉じる」をクリックした後 Synaptic も閉じて下さい:
2 BleachBit を使う
BleachBit を起動するにはメニュー > システム管理 > BleachBitにアクセスします:
BleachBit の初回起動時は環境設定ウィンドウがポップアップされます。そこから BleachBit の設定を変更できます:
どの項目を削除したいか(例えば Firefox のキャッシュ)を選ぶことができます。メインウィンドウには削除される項目の概要が表示されます。選択したら「Delete」ボタンをクリックして下さい。確認ダイアログが表示されるのでもう一度「削除」をクリックして下さい:
この後 BleachBit は選択した項目を削除します。メインウィンドウに何が削除されているかが表示されます。不要ファイルのサイズの大きいこと大きいこと:
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