- Linux Mint を始めたばかりの人が抑えておくべき5つのこと
- 「mintUpdate」アップデートマネージャー のレベルの意味
- フリーズしたアプリの強制終了の仕方 〜 kill コマンド〜
- CPU と OS が 32 bit なのか 64 bit なのかを確認する「lscpu コマンド」
- メモリー(RAM)の規格・周波数・全容量・空き容量・エラーの有無を調べる
- 自分の Mint のバージョン/コードネーム/Ubuntu のバージョン/コードネームを確認する方法
- Mint Tools を使い倒す
- アプリ/ソフトのアンインストールと更新する方法
- X-Apps について少し知っておこう
- 「'gksu' not found」 廃止された gksu の代わりの方法
- Linux Mint 18 : DVD/Blu-ray リッピングソフト「MakeMKV」
- Mint 19.x: 「K3b」でブルーレイディスクに焼く方法
- Mint 18: 「avconv」でデスクトップの録画も、動画や音楽の変換も行う
- Mint 19.x : 画像・音楽・動画の変換これ一本「Ciano」
- Mint 18.2 : 字幕を同時に二つ表示できる多機能な動画プレイヤー「SMPlayer」
- Mint 18 : CDDB に Freedb を利用している CD リッピングソフト「Asunder」
- Mint 19.x : 音楽ファイルのタグ編集ツール「Kid3」
- Linux Mint 19.x : インストールすべき Rhythmbox プラグイン 9 選
- Linux Mint 18.3 : VirtualBox に無料の Windows を合法的にインストールする方法
- Linux Mint 18: Wine の導入
- Linux Mint 18: Wine で「DVD Shrink」をインストール
- Linux Mint 18: Wine で「DVD Decrypter」をインストール
- Linux Mint 19.x: 5ch専ブラ「Jane Style」は Wine で普通に使える
- Linux Mint 18 : 「winetricks」を使って「Adobe Air」をインストールし「はがきデザインキット」を使う
- Linux Mint 19.x: 画像縮小 Adobe AIR アプリ「縮小専用」を使う
- Linux Mint 18: 「PlayOnLinux」を使い「Amazon Kindle」をインストールする
- Linux Mint 18.3 : ハイレゾ音源対応 Windows ユーザーに人気の「Foobar2000」をインストール & 文字化け対策
- Mint 19.x : 画像ビューア「IrfanView」を簡単にインストールして使う
- Linux Mint 18.3 : Windows アプリを Flatpak 形式でパッケージングするプロジェクト「winepak」
2022.09.19 Monday
2017.12.31 Sunday
隔週刊リナックス : #1 パソコン部屋/デスクトップ画面/ニュース/セール情報 | 02:54 |
需要がなければすぐ終わる企画スタート!
Eye candy(見て楽しいもの)
パソコン部屋紹介
マルチディスプレイ、自作 PC、LED ライトは当たり前。そんなクールなパソコン部屋を imgur より紹介する企画。
Linux デスクトップ画面紹介
Reddit にてシェアされている Linux デスクトップ画面を眺めて楽しむ企画。使われている Linux は Linux Mint に限定していません。
BunsenLabs Linux with Xfce
- Wallpaper: Plex_Type4
- GTK: BlackWhite
- Icons: Aw0ken
- Conky: Green_Rings
- OpenBox: Airborne
GalliumOS with Xfce
- Wallpaper: SCP
- GTK: Arc-Grey-Dark
- Icons: Papirus Dark
- Font: Overpass
- Terminal Colors: Base16 Eighties
Ubuntu with Gnome
- Wallpaper: http://imgur.com/XPS9bvU
- GTK: Arc-Dark
- Icons: Numix
- Bar: Polybar
- Terminal: Xterm
- Zsh theme: Bira
- Colorscheme: base16-tomorrow-night
- Dotfiles: Github
Arch Linux with KDE
- Wallpaper: http://i.imgur.com/UXzn5B5.jpg
- Desktop theme: Breeze Transparent Dark
- GTK: Breeze-GTK
- Icons:Breeze Dark
- Conky: Self-made
- Dock and top panel: Latte
Linux Mint with Cinnamon
- Theme: Adapta-Nokto
- Icons: Papirus-Dark
- Tray icons Hardcode Tray
- Dock: plank
気になったニュースを斜め読み
Linux 関係
Ubuntu 17.10、LenovoなどのノートPCでBIOS破損を引き起こすとして一時公開停止に - エキサイトニュース(1/2)
Ubuntu 17.10をインストール済みのマシンが影響を受けているかどうかわからない場合、デスクトップ版Ubuntu 16.04のイメージを書き込んだUSBメモリーを使用してブートしてみればいい。ブートに成功すれば影響を受けていないとみられる。
Ubuntu 17.10をインストール済みのマシンが影響を受けているかどうかわからない場合、デスクトップ版Ubuntu 16.04のイメージを書き込んだUSBメモリーを使用してブートしてみればいい。ブートに成功すれば影響を受けていないとみられる。
NVIDIA、GPUドライバーの32bit版OSサポートを終了へ 〜次期版からは64bit版だけに - 窓の杜
致命的なセキュリティ問題への対応は2019年1月まで実施されるものの、32bit版ドライバーに新しい機能の追加や改善が導入されることは今後なくなる。
致命的なセキュリティ問題への対応は2019年1月まで実施されるものの、32bit版ドライバーに新しい機能の追加や改善が導入されることは今後なくなる。
自作 PC 関係
Fractal Design、ミドルタワーPCケースの新製品「Define R6」シリーズ発表
定番ミドルタワーPCケース「Define R5」の実質後継モデルに当たる、「Define R6」が日本時間21日0:00に発表された。製品サイトには、ブラック、TGブラック、ブラックアウト、TGブラックアウト、ホワイト、TGホワイト、ガンメタル、TGガンメタルの計8機種のバリエーションが確認できる。
定番ミドルタワーPCケース「Define R5」の実質後継モデルに当たる、「Define R6」が日本時間21日0:00に発表された。製品サイトには、ブラック、TGブラック、ブラックアウト、TGブラックアウト、ホワイト、TGホワイト、ガンメタル、TGガンメタルの計8機種のバリエーションが確認できる。
キーボードはゲーミングが人気、Razerが首位も大混戦 - 日経トレンディネット
No.1 は Razer の Blackwidow Chroma V2(2万2356円)。ゲーマーに人気。No.2 は CORSAIR の K70 RAPIDFIRE (1万7258円)。ゲーマーだけでなく、クリエイターからのニーズあり。
No.3 はビットフェローズの DEATH ILLUMINATOR BFKB108ILBK(2980円)。入門ゲーミングキーボードとして学生に人気。
No.4 は東プレの REALFORCE R2S-JP4-BK(2万4786円)。静電容量式を採用しており、プログラマーからのニーズあり。
No.5 は ZOWIE(BenQ)の CELERITAS II(1万9800円)。FPS ゲーマーから評価されている。
No.1 は Razer の Blackwidow Chroma V2(2万2356円)。ゲーマーに人気。No.2 は CORSAIR の K70 RAPIDFIRE (1万7258円)。ゲーマーだけでなく、クリエイターからのニーズあり。
No.3 はビットフェローズの DEATH ILLUMINATOR BFKB108ILBK(2980円)。入門ゲーミングキーボードとして学生に人気。
No.4 は東プレの REALFORCE R2S-JP4-BK(2万4786円)。静電容量式を採用しており、プログラマーからのニーズあり。
No.5 は ZOWIE(BenQ)の CELERITAS II(1万9800円)。FPS ゲーマーから評価されている。
AKRacingの新型ゲーミングチェア「Overture」がヨドバシで販売中、計6色 - AKIBA PC Hotline!
AKRacingのゲーミングチェアの新モデル「Overture」が発売された。高品質PUレザーを使用し、リラックス時に便利な180°リクライニング機能、座面昇降機能、アームレスト昇降機能、ロッキング機能といった各種の調整機能や快適性向上機能も引き続き搭載。カラーはレッド、ブルー、パープル、ピンク、ホワイト、ブラックの6種類。価格は税込49,800円。
AKRacingのゲーミングチェアの新モデル「Overture」が発売された。高品質PUレザーを使用し、リラックス時に便利な180°リクライニング機能、座面昇降機能、アームレスト昇降機能、ロッキング機能といった各種の調整機能や快適性向上機能も引き続き搭載。カラーはレッド、ブルー、パープル、ピンク、ホワイト、ブラックの6種類。価格は税込49,800円。
DDR4 8GB×2枚の一部で下落の動きが見られるも、4GB×2枚は急騰で平均1万円超え - AKIBA PC Hotline!
8GB×2枚組は、DDR4-2133の最安値が特価で前回比1,500円安の税込15,980円に下がり、平均価格も990円(5.1%)下落。
16GB×2枚組は、DDR4-2400の平均が7.0%高の税込40,408円となったものの、いい加減上がりきったのか、最安値は1,000円高の税込34,800円に留まった。
8GB×2枚組は、DDR4-2133の最安値が特価で前回比1,500円安の税込15,980円に下がり、平均価格も990円(5.1%)下落。
16GB×2枚組は、DDR4-2400の平均が7.0%高の税込40,408円となったものの、いい加減上がりきったのか、最安値は1,000円高の税込34,800円に留まった。
セール情報
3DSとWii Uの50タイトル以上が20%〜50%引き。「ニンテンドーeショップ 新春初売りセール」が2018年1月1日0:00から実施へ - 4Gamer.net
任天堂は本日(2017年12月27日),ニンテンドー3DSとWii Uの対象ソフトが20%〜50%引きになるという「ニンテンドーeショップ 新春初売りセール」を,2018年1月1日0:00から14日23:59まで実施すると発表した。
任天堂は本日(2017年12月27日),ニンテンドー3DSとWii Uの対象ソフトが20%〜50%引きになるという「ニンテンドーeショップ 新春初売りセール」を,2018年1月1日0:00から14日23:59まで実施すると発表した。
はじめてみようPCゲーム - Steam恒例のウィンターセール開始、年末年始はこのゲームで遊べ (1) 2017年1月5日3時までだぞーいそげー | マイナビニュース
DARK SOULS III - 75%オフの1,871円
TEKKEN 7 - 50%オフの4,428円
METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES + THE PHANTOM PAIN - 31%オフの2,965円
DARK SOULS III - 75%オフの1,871円
TEKKEN 7 - 50%オフの4,428円
METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES + THE PHANTOM PAIN - 31%オフの2,965円
| Linux |
2017.12.30 Saturday
Linux Mint 18.3 : 「Unity3D(ゲームエンジン) Editor」のインストール方法 | 00:14 |
Unity Editor をダウンロードしようと思って公式サイトのダウンロードページをアクセスすると Windows か mac OS X 向けにしかリリースされていないような記述がなされています:
結論から言えば Linux Mint にもインストールして使うことは可能です。2017/12/06 には Linux 向けに GUI 版インストーラーが公式からリリースされました。そこで、今回はその方法を使って Unity3D をインストールする方法をシェアしたいと思います。
Unity とは
Unity はユニティテクノロジーズが開発しているクロスプラットフォーム対応のゲームエンジンであり、主にパソコン、ゲーム機、モバイルデバイス用の 3 次元 + 2 次元のビデオゲームやシミュレーターの開発に使用されています。2005 年の時点では Apple の OS X 向けに発表されましたが、その後 27 種類ものプラットフォームを対象に拡張されています。Unityで作られたゲームのリストについては、List of Unity gamesをご覧ください。あの Super Mario Run や Pokemon GO も Unity で開発されています。
対応している 27 種類のプラットフォームは以下の通りです:
iOS, Android, Tizen, Windows, Universal Windows Platform, Mac, Linux, WebGL, PlayStation 4, PlayStation Vita, Xbox One, Wii U, 3DS, Oculus Rift, Google Cardboard, Steam VR, Playstation VR, Gear VR, Windows Mixed Reality, Daydream, Android TV, Samsung Smart TV, tvOS, Nintendo Switch, Fire OS, Facebook Gameroom, Apple ARKit, Google ARCore, Vuforia。
インストール
まずは、依存関係をインストールします:
sudo apt install -y libgtk2.0-0 libsoup2.4-1 libarchive13 libpng-dev
インストーラーをダウンロードします。インストーラーはフォーラムにて公開されています。最新のものがリリースされていないか確認してみてください。執筆時では 2017.3.0f1 が最新です:
wget http://beta.unity3d.com/download/3c89f8d277f5/UnitySetup-2017.3.0f1
実行権限を与え、インストーラーを実行します:
chmod +x UnitySetup-2017.3.0f1 && ./UnitySetup-2017.3.0f1
するとこのような画面が表示されるはずです。指示通りに進めていきます:
規約に同意します:
ほしいコンポーネントを選びます:
インストール先を指定します。デフォルトのままで良いでしょう:
パッケージのダウンロードとインストールが始まります:
「ライセンスに同意しなければ使ってはいけません。実験的なビルドなので使う前に既存のプロジェクトのバックアップはとっておきましょう。」という旨のメッセージが表示されていますが、初めてなはずなのでそのまま [ I agree ] をクリックして進みます:
チェックをはずさなければ自動で Unity が起動するはずですが、アカウントを取得しなければ使うことはできないようです。Personal プランであれば無料で使うことができるので Personal を選択します:
一番下を選びます:
アンケートに答えます:
準備が整いました:
起動に成功しました:
インストールしてもミントメニューには表示されないと思います。ミントメニューに表示したりショートカットを作成したい方はLinux Mint を始めたばかりの人が抑えておくべき5つのことのショートカットの作成方法を参考にしてください。実行ファイルは今回の例では $HOME/Unity-2017.3.0f1/Editor/Unity にあります。
| Linux |
2017.12.28 Thursday
Linux DE : LXDE vs Xfce vs MATE 最も軽量なのはどれか | 00:46 |
Linux ユーザーにとってパフォーマンスは大切です。パソコンが古く遅くて、それでもなお使い続けたいのか、あるいは、新品でハイスペックなパソコンを持っていて、そのパワーをフルに使いたいのか。ISO イメージからインストールしたての Linux では、無用なものを削除するのに簡単に行えることはたくさんあるわけではありません ―― デスクトップ環境という選択を除いては。
上の画像の KDE のようなクールではあるけどリソースの消費が激しいデスクトップ環境があるように、できるだけシステムのリソースに影響を与えないようなインターフェイスを提供しようと試みるものがあります。今回見ていくのは、LXDE、Xfce、MATE の 3 つのデスクトップ環境です。
早速見ていく前に、取り挙げた 3 つのデスクトップ環境以外にも軽量なデスクトップ環境は存在するじゃないかという方がいるかもしれません。思い浮かぶものだけでも、Openbox、Xmonad、Enlightenment、LXQt、i3 があります。しかし、これらのデスクトップ環境は初心者向きではありません。それに Windows や mac OS X から移行してきたユーザーが慣れ親しんだ感じとは違います。
その代わり、読者の方に比較的使いやすくて機能的なデスクトップをすぐに決めれるように、最も人気のある選択肢からどれがより軽量かというのを見ていきたいのです。しかも、LXDE、Xfce、MATE はそれぞれ Ubuntu のフレーバーがあるので、公平に比較できると思うからです。つまり、Lubuntu、Xubuntu、Ubuntu MATE で比較していきます。
判断材料
これらのデスクトップ環境を比較するために三つの判断材料を用意しました:
- BIOS がロードされ OS のロードが開始してからデスクトップが完全に読み込まれ使用準備完了までの起動時間をデフォルトの Ubuntu のイメージを使って測定します。もちろん、個々のシステムのスペックによって時間は違ってきますが、同じマシンで測定するため問題ないはずです。
- システムモニター以外のプログラムが開いていない状態の RAM の使用量を測定します。これはデスクトップ環境がどれだけリソースを食うか定量的に測定するのに使われます。デスクトップ環境を考慮しなければ、それぞれの Ubuntu が全く同じというわけではありませんが、それでも Ubuntu ベースと Fedora ベースのものを比較するよりかはましなはずです。
- プログラムがいくつか開いているときを含めた全体的なレスポンスを測定します。これにはかなり主観が入りますが、時として数値だけでは読み取れないこともあります。レスポンスが遅いと感じれば、なんであっても遅いのですから。
LXDE
LXDE は Lubuntu でテストしています。ほかの2つのフレーバーとは異なりデスクトップ環境が軽量であるだけでなく、含まれているプログラムの選択のおかげでも軽量化がされています。LibreOffice ではなく、Abiword や Gnumeric などが Office ソフトの代わりとしてプリインストールさているのです。LXDE は歴史的には機能が最小限であることで定評がありました。スタートメニュー風のアプリランチャーや下部にあるパネルなどお馴染みのインターフェイスを提供してくれています。
私の場合、起動してデスクトップ画面に入るまでに 26 秒かかりました。その大部分はデスクトップ環境の読み込みではなく、 OS にロードに費やされていると感じました。デスクトップのロードが完了した直後にシステムモニターを開き RAM がどれだけ使用されているのか確認しました。全体の 209 MB しか使用されていなかったのは印象的な結果です。理屈上、512MB しか載っていないパソコンでもウルトラ軽量なアプリを選べば、Lubuntu を使うことはできそうです。
RAM の使用量を記録したら、アプリを起動したり、最小化/最大化などのボタンを押したり、画面のあちこちをクリックして回りました。Lubuntu はこの間ずっとレスポンスが良く、行いたいことは即座に起こりました。それなりのスペックのマシンを使っているので、低スペックのパソコンのパフォーマンスがどれほどなのか想像がつきませんが、レスポンスの速さは印象的でした。
Xfce
Xfce は Xubuntu でテストしています。Xfce は最も軽量なデスクトップ環境ではありませんが、KDE、GNOME、Unity といった人気のあるデスクトップ環境の軽量版として注目されています。
Xubuntu が起動するのに 28〜29 秒かかりました。悪くない結果です。この時間のほとんどは、LXDE と同様にデスクトップ環境のロードよりも OS のロードに費やされていましたが、Lubuntu の場合より 2〜3 秒長かったです。同じものがベースなためこの時間の差はデスクトップ環境の違いによるものだと考えていいでしょう。Xubuntu がロードを終えたら RAM の使用量を確認すべくシステムモニターを開きました。しかし、7〜8 % という割合で表示されました。測定値は MB で知りたかったのですが。。。そこで、 4GB の RAM を使用していたので、計算してみると 286.72〜327.68 MB の間のどこかだと分かりました。一見、そう違いがないように思えますが、Lubuntu と比べるとおよそ 50% も大きい値を示しています。
Xubuntu のレスポンスは十分速かったのですが、重箱の隅を楊枝でほじくれば Lubuntu よりは遅く感じました。おそらくアニメーション効果のせいだと思いますが、やってみたことに対してレスポンスが 0.25 秒ほど遅かった気がします。Xubuntu は全くラグいわけではないのですが、Lubuntu の方がわずかに軍配が上がります。
MATE
MATE は Ubuntu MATE でテストしました。MATE は GNOME チームが GNOME 2 を見限り GNOME 3 に移行したため、GNOME 2 からフォークされたデスクトップ環境です。GNOME 3 より GNOME 2 の方がシンプルで軽いため MATE の焦点の一つとしてその軽量さを維持することにあります。GNOME 3 を歓迎しなかったたくさんの愛好者に支持されています。
MATE を起動するのに 27〜28 秒かかりました。これはほとんど Xubuntu と同程度でした。MATE は Lubuntu ほどミニマリストとは感じませんでした。GNOME 2 に慣れ親しんだ人であればすぐになれるでしょう。デスクトップが読み込まれるとすぐにシステムモニターを開き、確認してみると 310 MB ほど使用していました。これも Xfce と同程度です。
レスポンスの感じに関しては Xubuntu のそれと似ていました。素晴らしいことですが、レスポンスの速さに関しては Lubuntu よりも微々たる差ですが独断では遅く感じました。GNOME 2 が広く使われていた時代でも Xfce のほうが軽量なデスクトップ環境として認知されていました。ところが、MATE も Xfce もそんなに変わらないという結果が出て少し奇妙な感じです。
結論
LXDE の勝利!
MATE も Xfce も軽量なデスクトップ環境として考慮に値すべきものですが、どれか一つ勝者を決めるのであれば LXDE です。
参考元: makeuseof
| Linux |
2017.12.26 Tuesday
Linux Mint 19.x : 従来からあるドックアプリ 6 選 | 01:27 |
最終更新日: 2018/12/24 PPA を修正
主な特徴:
端末へコマンドをペーストするには
次のコマンドを実行します:
sudo apt install plank -y
カスタマイズ機能があるので、ドックの可能性を広げてくれるプラグインを追加することができます。例えば、Plank Themer をインストールすればテーマを Plank に追加することができます。Plank Themer をインストールするには以下のコマンドを実行してください:
sudo add-apt-repository ppa:ricotz/docky -y && sudo apt install -y plank-themer && cd /tmp/ && ./Replace.sh;cd
設定パネルは以下のコマンドで開けます:
plank --preferences
Cairo Dock もカスタマイズ性に富んでおり、テーマや様々な情報を表示してくれるアプレットを使うことができます。Cairo-Dock extras ページからリンクをドックに D&D すればプラグインを自動的に追加することができます。もし最新のバージョンを使っていれば 3.4.x を使ってください。Twitter、フィード、ウェブ検索、天気などのプラグインが利用できます。
Cairo-Dock のテーマは DeviantArt で見つかります。
主な特徴:
端末へコマンドをペーストするには
次のコマンドを実行します。xcompmgr はコンポジットマネージャーでウィンドウの透過やシャドウの描画に必要な場合があります:
sudo apt install -y cairo-dock xcompmgr
OpenGL を使用するか聞かれたら [ はい ] をクリックします:
右クリックメニューから自動起動するように設定できます:
テーマも豊富で素晴らしいです:
KDE Plasma 向けのドックです。KDE でなくてもインストールはできるようですが、ライブラリーをたくさんインストールする必要が出るので KDE ユーザーでなければ特に使わなくていいでしょう。
従来からあるといっても 2017 年の 1 月に初めてリリースされたため、この中で一番新しいといえます。
端末へコマンドをペーストするには
DE が KDE でなければ Kubuntu の PPA も追加します:
sudo add-apt-repository -y ppa:kubuntu-ppa/backports
インストールします:
sudo apt update && sudo apt install -y latte-dock
Docky は前述の 3 つのドックアプリよりもシンプルで、あまり設定項目はありませんが、軽快に動作します。パネルモードや 3D 背景に切り替えることができます。また、ドックレットがあったり、自動で隠す機能も付いています。アイコンをドックに追加すればランチャーとして追加できます。
主な特徴:
端末へコマンドをペーストするには
次のコマンドを実行します:
sudo apt install -y docky
このアプリのプロジェクトは廃止されたように思えますが、インストールしようと思えばすることは可能です。軽快で設定もしやすくバーにアイコンを D&D すればランチャーとして追加できます。うまく動作しないところもいくつかあるようです(例えば、設定や "About" ウィンドウ)。
端末へコマンドをペーストするには
次のコマンドを実行します:
sudo add-apt-repository ppa:mbaum2000/avant-window-navigator -y && sudo apt update && sudo apt install -y avant-window-navigator
DockbarX も軽量なドックで、カスタマイズ可能です。パネルとして起動することも可能です。最初はランチャーとして追加することにてこずるかもしれませんが、それでもいい感じのドックです。
端末へコマンドをペーストするには
次のコマンドを実行します:
sudo add-apt-repository ppa:xuzhen666/dockbarx -y && sudo apt update && sudo apt install -y dockbarx dockbarx-themes-extra
Plank
主な特徴:
- 軽量
- 開いているウィンドウに対して点を表示してくれる
- テーマが良い(デフォルトでは含まれていない)
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo apt install plank -y
カスタマイズ機能があるので、ドックの可能性を広げてくれるプラグインを追加することができます。例えば、Plank Themer をインストールすればテーマを Plank に追加することができます。Plank Themer をインストールするには以下のコマンドを実行してください:
sudo add-apt-repository ppa:ricotz/docky -y && sudo apt install -y plank-themer && cd /tmp/ && ./Replace.sh;cd
設定パネルは以下のコマンドで開けます:
plank --preferences
Cairo Dock
Cairo Dock もカスタマイズ性に富んでおり、テーマや様々な情報を表示してくれるアプレットを使うことができます。Cairo-Dock extras ページからリンクをドックに D&D すればプラグインを自動的に追加することができます。もし最新のバージョンを使っていれば 3.4.x を使ってください。Twitter、フィード、ウェブ検索、天気などのプラグインが利用できます。
Cairo-Dock のテーマは DeviantArt で見つかります。
主な特徴:
- テーマが良い
- カスタマイズ可能
- それほど軽量ではない
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します。xcompmgr はコンポジットマネージャーでウィンドウの透過やシャドウの描画に必要な場合があります:
sudo apt install -y cairo-dock xcompmgr
OpenGL を使用するか聞かれたら [ はい ] をクリックします:
右クリックメニューから自動起動するように設定できます:
テーマも豊富で素晴らしいです:
Latte Doc
KDE Plasma 向けのドックです。KDE でなくてもインストールはできるようですが、ライブラリーをたくさんインストールする必要が出るので KDE ユーザーでなければ特に使わなくていいでしょう。
従来からあるといっても 2017 年の 1 月に初めてリリースされたため、この中で一番新しいといえます。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。DE が KDE でなければ Kubuntu の PPA も追加します:
sudo add-apt-repository -y ppa:kubuntu-ppa/backports
インストールします:
sudo apt update && sudo apt install -y latte-dock
Docky
Docky は前述の 3 つのドックアプリよりもシンプルで、あまり設定項目はありませんが、軽快に動作します。パネルモードや 3D 背景に切り替えることができます。また、ドックレットがあったり、自動で隠す機能も付いています。アイコンをドックに追加すればランチャーとして追加できます。
主な特徴:
- 軽量
- 付属のテーマが良い
- 設定大ログボックス
- 開いているウィンドウに対して点を表示してくれる
- Docky のアイコンが常にドックの中で表示されてしまう
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo apt install -y docky
AWN
このアプリのプロジェクトは廃止されたように思えますが、インストールしようと思えばすることは可能です。軽快で設定もしやすくバーにアイコンを D&D すればランチャーとして追加できます。うまく動作しないところもいくつかあるようです(例えば、設定や "About" ウィンドウ)。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo add-apt-repository ppa:mbaum2000/avant-window-navigator -y && sudo apt update && sudo apt install -y avant-window-navigator
DockbarX
DockbarX も軽量なドックで、カスタマイズ可能です。パネルとして起動することも可能です。最初はランチャーとして追加することにてこずるかもしれませんが、それでもいい感じのドックです。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo add-apt-repository ppa:xuzhen666/dockbarx -y && sudo apt update && sudo apt install -y dockbarx dockbarx-themes-extra
| Linux |
2017.12.24 Sunday
レビュー: ELEGIANT USB 電源サウンドバースピーカー | 00:49 |
購入動機
スピーカーを一つも持っておらず、ディスプレイにもスピーカーはついていませんでした。聴くにはイヤフォンかヘッドフォンが必要であり、不便に感じることがありました。購入条件は以下の 3 つです:
- 音質はそれなりにあれば良い
- リーズナブル(2000円〜5000円)
- Bluetooth は NG
サウンドバーというものを初めて知り、デザインに惹かれてこの商品を買うことにしました。
開封
例によって Amazon で注文しました。届いた箱の幅が結構あってびっくりしました:
Amazon の箱から取り出すと緩衝材で結構盛られて幅が小さくなりました:
御開帳。入っているものは至ってシンプル:スピーカー本体とマニュアルのみです。ケーブルは本体に引っ付いています:
電源は USB 2.0 から供給します。今回ケーブル(約120cm)が短かったので、持っていた USB 延長ケーブルを用いてつなぎました:
スピーカー本体についている緑のプラグをイヤホンジャックにさします。画像ではマイクのほうにもさしていますが、間違えました。マイクに挿したい場合にピンク色のプラグを使います:
電源兼ボリュームの調節つまみは正面向かって右についています:
なかなか様になっていると思いました:
価格の動向
Amazon では通常であれば 3899 円程で販売されています:
ところが、たびたびセールをやって 3000 円前後まで下がるので 3199 円の時まで待って購入しました:
所感
以前買った机上ラック(アルミ)と色合い的にもマッチしていますし、スピーカーの下に隙間があるためディスプレイのスタンドベースが邪魔になりません。音質も悪くないです。問題なく Linux Mint 18.3 Cinnamon で使えています。
ただしオーディオ入力ケーブルが少し短く感じたので延長ケーブルを購入するつもりです。
仕様
※1inch=2.54cm
使用スピーカー:40x70mm(フルレンジ)×2
エンクロージャー方式:パッシブラジエーター方式
サウンドシステム:2.0 MIDAS
インピーダンス:4Ω
周波数帯域:80Hz-20,000Hz
実用最大出力:6W(3W+3W)
入力:ステレオミニジャック
| レビュー |
2017.12.23 Saturday
Linux Mint 18.3 : Linux でも使えるビットコインクライアント 5 選 | 01:12 |
「ビットコイン」や「ブロックチェーン」という言葉はもう聞いたことがあるかと思います。ビットコインの単価は過去数か月だけ見ても何回か急上昇したこともあり、この傾向は今後も続きそうです。ビットコインの需要は天文学的に増えているようです。
仮想通貨を始めようと思ったら、それを管理するソフトウェア、つまりビットコインクライアントが必要になってきます。Google Play や App Store でビットコインと検索すれば結構ヒットするでしょう。Linux に対応したビットコインクライアントも数多く存在します。そこで今回は 5 つだけピックアップすることにします。順序に特別な意味はありません。
ところで、なぜクライアントを使う必要があるのでしょうか。それはビットコインを管理しやすくなるからです。貴重な仮想通貨を失わないために様々なレベルに応じたセキュリティを提供してくれます。きっと便利だと気づくでしょう。
1. Bitcoin Core
これは名前からも分かるようにコアな(中核をなす)ビットコインクライアントです。インターフェイスはとてもシンプルで、ほかのクライアントと比べてもプライバシー保護に力が入っており安全です。一方で、すべてのビットコインの取引をダウンロードするため、データが 150GB を超えます。ほかのクライアントと比べてもリソースはかなり喰うほうです。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo add-apt-repository -y ppa:bitcoin/bitcoin && sudo apt update && sudo apt install -y bitcoin*
関連記事: Bitcoin 公式クライアント「Bitcoin Core」のインストールと使い方
2. Electrum
Electrum も面白いビットコインクライアントです。パスフレーズから資金をリカバリーできるのでほかのクライアントと比べて寛容的な側面があります。つまり鍵を忘れる心配をする必要がありません。マルチシグネチャ(一つのアドレスに複数の秘密鍵を割り当てる技術)やコールドストレージ(オフラインでビットコインを管理する機能)などビットコインを管理する上で便利な機能があります。Electrum の良いところとしては、所有しているビットコインが不換通貨に換算するとどれくらいなるか表示する機能がついている点です。Bitcoin Core とは異なり、ビットコインの取引の履歴を全部ダウンロードする必要はありません。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo apt install -y python3-setuptools python3-pyqt5 python3-pip
sudo pip3 install https://download.electrum.org/3.0.3/Electrum-3.0.3.tar.gz
3.0.3 よりも上のバージョンがリリースされていないか公式サイトで確認してみましょう。
3. Bitcoin Knots
Bitcoin Knots は Bitcoin Core から派生しており、Bitcoin Core よりもより高度な機能を提供してくれます。その機能の中にはよくテストされずにリリースに含まれているものもあるという事実は知っておくべきです。Bitcoin Core と同様に、すべてのトランザクションをダウンロードするので、ストレージのスペースにかなりの空きが必要です。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo add-apt-repository ppa:luke-jr/bitcoinknots -y && sudo apt update && sudo apt install -y bitcoin*
4. Bither
Bither もまたインターフェイスがシンプルで、使いやすいです。パスワードによるアクセスができ、為替相場の表示やコールド/ホットのモード切替が可能です。ただただシンプルで、役割を果たしてくれます。
インストール
公式サイトから tar ファイルをゲットしてください。
5. Armory
Armory もまた普及しているビットコインクライアントです。コールドストレージなどの機能も多数備えています。これによりネットに接続せずともビットコインを管理することができます。さらには秘密鍵を攻撃から守るためにセキュリティ関連のオプションもあります。
インストール
deb パッケージが GitHub からダウンロード可能です。
参考元: Make Tech Easier
| Linux |
2017.12.21 Thursday
Linux Mint 18.3 : Cinnamon のメモリーリークの一時的な対処法 | 01:09 |
デスクトップ環境の一つである Cinnamon は美しい Look & Feel を備えており、以前紹介したように、Linux Mint ユーザーの中では、一番人気のあるデスクトップ環境です。しかし、Cinnamon 2.4 からメモリーリークを起こす問題がたびたび指摘されています。人によっては、一日起動しっぱなしなだけで、696MB 占有していたり、ひどければ週末起動しっぱなしにしただけで 4.7GB を占有していたという報告があります(ソース:Memory usage increasing over time · Issue #6850)。
Cinnamon はバグが多いとして Linux Mint から離れる人もいます。根本的な解決策は開発者がバグフィックスしてくれるのを待つほかありません。しかし、Cinnamon だけでも再起動すれば、一時的に Cinnamon が占有するメモリーが解放されるということで、今回は Cinnamon を再起動する方法を幾通りか紹介することにしました。
メモリーリークの再現
まずは、メモリーリークを本当に起こしているのかについて、Linux Mint 18.3 64bit Cinnamon を 6 時間起動しっぱなしでどれだけメモリーが占有されていくかを調べました。
連続起動時間については以下のコマンドで調べることができます。コマンドの結果は hh:mm:ss の形式で出力されます:
awk '{print int($1/3600)":"int(($1%3600)/60)":"int($1%60)}' /proc/uptime
Firefox を起動したまま、6 時間近く放置してみました(多少のウェブブラウジングおよびアプリの起動はしています)。
0時間経過:
6時間経過:
Cinnamon 再起動直後:
2倍ほどメモリー占有量が膨れ上がりました。確かに、この調子で一日たてば報告があったように 600MB 台に到達するかもしれません。そして、同時に Cinnamon の再起動がメモリーリークの一時的な対処になることも確認できました。それでは、Cinnamon を再起動するにはどうすればいいでしょうか。
Cinnamon の再起動
4 通りもあります。好きな方法を選んでください:
方法1:
Alt
+F2
を押して実行ダイアログを表示させた後、rとだけ入力し
Enter
を押します。方法2:
Alt
+F2
を押して実行ダイアログを表示させた後、cinnamon --replaceとだけ入力し
Enter
を押します。方法3:
Ctrl
+Alt
+Esc
を押します。方法4:
パネルを右クリックし、[ トラブルシュート ] -> [ Cinnamon を再起動 ] をクリックします:
締めの言葉
Cinnamon のメモリー占有量だけアプレットで見れたらなと思い探してみると「Cinnamonitor」というアプレットがありました。しかし残念なことに、インストールを試みるとエラーをはいて表示することができませんでした。
| Linux |
2017.12.19 Tuesday
Linux Mint Tips : Linux で SSD を使うなら知っておきたいこと | 02:45 |
Linux の SSD への対応は日に日に進んでおり、Linux ユーザーでも SSD に手を出すひとが増えてきています。しかし、使うべき正しいファイルシステムが何であるかや TRIM がどう機能するか、読み書きについてなぜ注意しなければならないかを知っている人はあまり多くないように思えます。そこで今回は Linux で SSD を使うのであれば知っておいてほしいことをまとめました。ファイルシステムは何を選べばいいか、TRIM はどうやって有効にするかなどをカバーしていきます。
SSD のファイルシステム
Solid State Drive(SSD) には 読み書きの速度をできる限り早くするために NAND テクノロジーが採用されています。従来のデータストレージセルのレイヤーを垂直に重ねることで大容量化を可能にした 3D NAND テクノロジーも出てきました。この速度のため、SSD はどんなファイルシステムでも速度が速い傾向にあります。とはいうものの、Linux で SSD を最大限活用したいならファイルシステムは Ext4 か XFS が良いでしょう。
Extended 4
Extended 4(Ext4) ファイルシステムはほとんどの Linux で選ばれるファイルシステムです。その理由は信頼性があり、様々なユースケースに対応しているからです。Ext4 は一般的に万能なファイルシステムで、様々なストレージで使用することを想定されて設計されています。SSD のためだけではありませんが、SSD 用の TRIM に対応していますし、寿命を延ばすために読み書き回数を減らす機能もあります。
SSD のファイルシステムに何を選べばいいかわからない場合はこのファイルシステムを選ぶといいでしょう。よくバランスが取れていて、きちんとその役割を果たしてくれます。
XFS
このファイルシステムは Ext4 よりも古いファイルシステムですが、 Ext4 と同様に TRIM などに対応しているため、SSD の健康状態を保ってくれます。これに加え、デフラグツールやジャーナリングを無効にする機能(SSD の寿命を最大化するのにとても大切)など優れた機能を持っています。
XFS も SSD にとって優れたファイルシステムなので、Linux インストール時にはこのファイルシステムが選べるようになっているはずです。
なお、BTRFS は選ぶべきではありません。ある条件下で、大量の書き込みが発生するからです。
TRIM を有効にする
FS-TRIM は未使用のブロックを探し出し破棄するためのツールです。フラッシュメモリーや NAND の性質上、ブロックがたまればたまるほど SSD の書き込み速度は落ちます。これはデータをゴミ箱から消去しても実際にはデータが残り、データを上書きする際に消去するという作業が必要なため、書き込み速度が低下するのです。書き込み速度向上のために、この機能を有効にしておきます。Linux Mint 18.x ではデフォルトで有効になっている(週一で cron が実行される)ので、TRIM のインストール作業は飛ばして SSD が TRIM に対応しているかどうかを調べてみましょう:
sudo hdparm -I /dev/sda | grep TRIM
出力結果にこのような表示があれば対応しています:
ata Set Management TRIM supported
もし手動で TRIM を実行したければ以下を実行します。このコマンドを実行する際は端末以外のすべてのアプリケーションを閉じておくのが好ましいです:
sudo fstrim -v /
SSD への読み書き回数を減らす
SSD は従来のスピンする HDD とは動作の仕方が異なります。RPM ドライブとは違い、SSD は書き込み回数に限度があります。それは、「トンネル酸化膜」が劣化することに因ります。浮遊ゲートと呼ばれるエリアに電子が「ある」か「ない」かで「0」と「1」を区別します。データを書き込む際に、制御ゲート側にプラスの電圧をかければマイナスを帯びている電子は引き寄せられ、トンネル酸化膜を通り抜け浮遊ゲートに移動します。逆に、シリコン基盤側にプラスの電圧をかければ電子は引き寄せられ、浮遊ゲートにある電子をシリコン基板に移動させます。この電子の移動の際に、トンネル酸化膜は劣化していくのです:
書き込み回数が上限に達すると SSD は読み込み専用となり(つまり ROM 化し)、エラーが出始めます。SSD への悪影響を和らげるには次のようなことをしてみましょう。
まず SSD にはスワップ領域を作らないことです。SSD にスワップ領域を作ってしまうと、絶えずデータの読み書きが発生してしまいます。これは SSD の寿命を減らすため、スワップファイルを作成するか、スワップはなしで済ませるかにしましょう。
スワップファイルを使うのはスワップ領域用にパーティションを切るよりかはましでしょう。それに、スワップファイルは有効にしたり無効にしたりするのが簡単です。必要だと思った時だけスワップファイルを有効にし、必要がなくなり次第無効にしたり、サイズを少なくしたりすればいいのです。そういう意味ではスワップパーティションは柔軟性に欠けます。
Linux がスワップする傾向(頻度)は設定によって変えることができます。それにはカーネル 2.6 から採用された swappiness の値を変更します。デフォルトでは 60 になっているはずです。確認してみましょう:
cat /proc/sys/vm/swappiness
次に、この値を 10 に変更します。swappiness は 0 から 100 までをとる値で、100 に近いほどよくスワップします:
xed admin:///etc/sysctl.conf
テキストの最後に以下をコピペしてください:
# Reduce the inclination to swap
vm.swappiness=10
再読み込みします:
sysctl -p
人によってはこの値を 1 にしたり 0 にしたりします。
ハイバネーションも休止時にゴリゴリデータを書き込むためよくないといわれています。ハイバネーションを無効にしましょう。ハイバネーションを無効にするには以下を実行します:
sudo mv -v /etc/polkit-1/localauthority/50-local.d/com.ubuntu.enable-hibernate.pkla /
mv コマンドを使っているのでファイルを消しているわけではありません。ハイバネーションを有効にするファイルを / に移しただけです。もとに戻すには以下のコマンドを実行してください:
sudo mv -v /com.ubuntu.enable-hibernate.pkla /etc/polkit-1/localauthority/50-local.d
SSD への読み書き回数を減らすもう一つの方法は、ファイルシステムのジャーナリング機能を無効にすることです。顕著ではありませんが、読み書き回数は有意に減るでしょう。それぞれの OS に特有なため、それぞれの OS のマニュアルを探してみるしかありません。
最後に、SSD のファームウェアをアップデートすることも忘れないようにしてください。実は、SSD もほかの PC パーツと同様にアップデートがあります。ファームウェアをアップデートしなければ、より効果的にデータを処理したり、読み書き回数を減らしたりなどの、メーカーによる改良点が反映されないことになります。これもまた、ファームウェアをアップデートするにはそれぞれのメーカーやディストリビュターのマニュアルを探してみてください。
参考元: addictivetips, toshiba.co.jp, Easy Linux tips project
| Linux |
2017.12.17 Sunday
Linux Mint 18.3 : Electron 製 Google Keep のデスクトップアプリ「Keep」 | 00:34 |
Keep とは
Keep は Electron で作られた Google Keep のデスクトップアプリです。ブラウザからアクセスした場合と、インターフェイスに特に変化はありませんし、オフライン機能もありませんが、起動時に自動起動にするようにして、デスクトップに常に表示するようにすれば心強いリマインダーとなるかもしれません。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo apt install -y git npm nodejs-legacy && git clone https://github.com/andrepolischuk/keep && cd keep && npm install && npm run build:linux
使い方
~/keep/dist/keep-linux-x64/Keep をダブルクリックすれば起動します:
このような大きさにして自動起動するように(ミントメニュー -> [ 自動起動のアプリケーション ] -> [ 追加する ] -> [ custom command ] -> [ Command ] 欄に、~/keep/dist/keep-linux-x64/Keep と入力 -> [ 追加する ])すれば、あたかも付箋のようにして使えます:
Tomboy ではななく Google Keep 派だという人には便利なアプリとなるでしょう。
| Linux |
2017.12.16 Saturday
Linux Mint 18.3 : コマンドの実践的な例を端末に表示「Cheat」 | 00:54 |
コマンドのオプションがなかなか覚えれないで、結局ネットで実践的な例を検索していませんか。
Cheat とは
私たちはコマンドのオプションについて知るために man ページを使うわけですが、man ページは実践的な例までは示してくれません。そこで、望む結果が得られる正確なオプションの指定の仕方を知るためにネットをさまようことになります。より良い解決策はないでしょうか。
Cheat を使えば、端末上で言わばチートシートを表示することができます。*nix 系のシステムを使う管理者に頻繁に使うが覚えるほど頻繁ではなかったコマンドのオプションを思い出せるために設計されていました。tar、wget、youtube-dl、git、ln など比較的よく使うコマンドに対応しています。
さらに、このツールの良いところは自分で表示する内容を書き換えることができる点です。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo apt install -y python-pip python-setuptools && sudo pip install cheat
使い方
端末で cheat と打ってから、チートシートを表示したいコマンドを続けるだけです:
cheat tar
出力:
# To extract an uncompressed archive:
tar -xvf /path/to/foo.tar
# To create an uncompressed archive:
tar -cvf /path/to/foo.tar /path/to/foo/
# To extract a .gz archive:
tar -xzvf /path/to/foo.tgz
# To create a .gz archive:
tar -czvf /path/to/foo.tgz /path/to/foo/
# To list the content of an .gz archive:
tar -ztvf /path/to/foo.tgz
# To extract a .bz2 archive:
tar -xjvf /path/to/foo.tgz
# To create a .bz2 archive:
tar -cjvf /path/to/foo.tgz /path/to/foo/
# To extract a .tar in specified Directory:
tar -xvf /path/to/foo.tar -C /path/to/destination/
# To list the content of an .bz2 archive:
tar -jtvf /path/to/foo.tgz
# To create a .gz archive and exclude all jpg,gif,... from the tgz
tar czvf /path/to/foo.tgz --exclude=¥*.{jpg,gif,png,wmv,flv,tar.gz,zip} /path/to/foo/
# To use parallel (multi-threaded) implementation of compression algorithms:
tar -z ... -> tar -Ipigz ...
tar -j ... -> tar -Ipbzip2 ...
tar -J ... -> tar -Ipixz ...
英語ですが、例えばターボールを解凍したい場合は -xvf をつければいいことがわかりました。
cheat wget
出力:
# To download a single file
wget http://path.to.the/file
# To download a file and change its name
wget http://path.to.the/file -O newname
# To download a file into a directory
wget -P path/to/directory http://path.to.the/file
# To continue an aborted downloaded
wget -c http://path.to.the/file
# To download multiples files with multiple URLs
wget URL1 URL2
# To parse a file that contains a list of URLs to fetch each one
wget -i url_list.txt
# To mirror a whole page locally
wget -pk http://path.to.the/page.html
# To mirror a whole site locally
wget -mk http://site.tl/
# To download files according to a pattern
wget http://www.myserver.com/files-{1..15}.tar.bz2
# To download all the files in a directory with a specific extension if directory indexing is enabled
wget -r -l1 -A.extension http://myserver.com/directory
# Allows you to download just the headers of responses (-S --spider) and display them on Stdout (-O -).
wget -S --spider -O - http://google.com
# Change the User-Agent to 'User-Agent: toto'
wget -U 'toto' http://google.com
例えば、ダウンロード先を指定したい場合は -P の後にダウンロード先を指定して、そのあと URL を続ければいいことがわかりました。
対応しているコマンドを表示したい場合はこのコマンドを実行します:
cheat -l
出力:
7z /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/7z
ab /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ab
alias /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/alias
ansi /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ansi
apk /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/apk
apparmor /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/apparmor
apt /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/apt
apt-cache /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/apt-cache
apt-get /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/apt-get
aptitude /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/aptitude
aria2c /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/aria2c
asciiart /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/asciiart
asterisk /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/asterisk
at /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/at
awk /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/awk
bash /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/bash
bower /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/bower
bzip2 /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/bzip2
cat /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/cat
cheat /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/cheat
chmod /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/chmod
chown /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/chown
convert /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/convert
cp /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/cp
cpdf /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/cpdf
crontab /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/crontab
cryptsetup /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/cryptsetup
csplit /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/csplit
cups /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/cups
curl /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/curl
cut /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/cut
date /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/date
dd /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/dd
deb /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/deb
df /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/df
dhclient /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/dhclient
diff /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/diff
distcc /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/distcc
dnf /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/dnf
docker /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/docker
dpkg /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/dpkg
du /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/du
emacs /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/emacs
export /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/export
ffmpeg /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ffmpeg
find /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/find
for /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/for
gcc /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/gcc
gdb /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/gdb
git /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/git
gpg /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/gpg
grep /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/grep
gs /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/gs
gzip /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/gzip
hardware-info /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/hardware-info
head /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/head
hg /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/hg
history /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/history
http /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/http
hub /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/hub
ifconfig /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ifconfig
indent /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/indent
ip /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ip
iptables /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/iptables
irssi /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/irssi
iwconfig /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/iwconfig
journalctl /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/journalctl
jq /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/jq
jrnl /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/jrnl
kill /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/kill
less /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/less
lib /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/lib
ln /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ln
ls /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ls
lsof /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/lsof
lvm /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/lvm
man /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/man
markdown /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/markdown
mdadm /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/mdadm
mkdir /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/mkdir
more /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/more
mount /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/mount
mv /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/mv
mysql /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/mysql
mysqldump /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/mysqldump
nc /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/nc
ncat /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ncat
ncdu /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ncdu
netstat /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/netstat
nkf /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/nkf
nmap /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/nmap
nmcli /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/nmcli
notify-send /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/notify-send
nova /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/nova
npm /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/npm
ntp /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ntp
numfmt /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/numfmt
od /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/od
openssl /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/openssl
org-mode /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/org-mode
p4 /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/p4
pacman /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/pacman
paste /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/paste
patch /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/patch
pdftk /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/pdftk
pgrep /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/pgrep
php /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/php
ping /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ping
ping6 /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ping6
pip /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/pip
pkgtools /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/pkgtools
pkill /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/pkill
popd /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/popd
ps /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ps
psql /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/psql
pushd /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/pushd
pwd /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/pwd
python /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/python
readline /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/readline
rename /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/rename
rm /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/rm
route /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/route
rpm /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/rpm
rpm2cpio /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/rpm2cpio
rss2email /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/rss2email
rsync /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/rsync
sam2p /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/sam2p
scp /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/scp
screen /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/screen
sed /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/sed
shred /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/shred
shutdown /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/shutdown
smbclient /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/smbclient
snmpwalk /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/snmpwalk
sockstat /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/sockstat
sort /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/sort
split /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/split
sport /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/sport
sqlite3 /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/sqlite3
sqlmap /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/sqlmap
ss /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ss
ssh /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ssh
ssh-copy-id /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ssh-copy-id
ssh-keygen /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ssh-keygen
stdout /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/stdout
strace /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/strace
su /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/su
svn /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/svn
systemctl /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/systemctl
systemd /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/systemd
tail /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/tail
tar /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/tar
tcpdump /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/tcpdump
tee /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/tee
tmux /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/tmux
top /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/top
tr /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/tr
trashy /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/trashy
tree /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/tree
truncate /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/truncate
udisksctl /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/udisksctl
uname /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/uname
uniq /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/uniq
unzip /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/unzip
urpm /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/urpm
vagrant /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/vagrant
vim /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/vim
virtualenv /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/virtualenv
wc /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/wc
weechat /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/weechat
wget /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/wget
xargs /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/xargs
xmlto /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/xmlto
xrandr /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/xrandr
xxd /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/xxd
yaourt /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/yaourt
youtube-dl /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/youtube-dl
yum /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/yum
zip /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/zip
zoneadm /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/zoneadm
zsh /usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/zsh
ついでに、/usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ にチートシートがテキスト形式で配置されていることがわかります。ここにあるテキストを編集することで表示させる内容を変えることができます。
日本語に翻訳してみた例:
/usr/local/lib/python2.7/dist-packages/cheat/cheatsheets/ に新たにテキストファイルを作成し、あらかじめ用意されていないコマンドのチートシートを作成し表示することも可能です。
Cheat コマンドのヘルプを見るには:
cheat -h
参考元: 2daygeek.com
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