R6/2/3 日経Linuxが休刊を迎えたことを知りました。もうLinux使っていませんが、お疲れさまでした。当ブログの更新はいつかまた、、きっと、、
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Linux Mint 18.3 : [GTK] おすすめダークテーマ 5 選 00:45
アイキャッチ

ダークテーマは目に優しいので好む人はたくさんいます。とくにプログラマーはそうでしょう。Linux を使っていてダークテーマが好きな方はツイています。様々なダークテーマが利用できるからです。今回は Linux で使えるダークテーマを 5 つ紹介します。

テーマをインストールするには ~/.themes にテーマのフォルダーを移します。このフォルダーが存在しなければ作成してください。deb パッケージでインストールする場合は自動でやってくるはずです。

サンプル画像は基本 Cinnamon で撮り、Cinnamon に対応していないテーマは XFCE で撮っています。また、アイコンテーマは付属していないものと考えてください。

1. OSX-Arc-Shadow


Screenshot from 2018-01-28 22-10-24
画像をクリックで拡大できます


名前からわかるように macOS X の影響を受けて作られた Arc ベースのフラットテーマです。GTK3, GTK2 をサポートしているため GNOME, Cinnamon, Unity, Manjaro, Mate, XFCE を使っていればインストールして使うことが出来ます。OSX-Arc-Shadow は OSX-Arc テーマセットのうちの一つで、ライトテーマも存在します。OSX-Arc テーマセットをダウンロードしてダークテーマを適用するようにします。

DECinnamonMATEXFCEGNOME Shell
サポート


ダウンロード


Linux Mint やその他の Ubuntu 系を使っている方は GitHub に deb パッケージが落ちているので、こちらを使ってインストールしてください。Arch 系ユーザーは 該当の AUR ページ に Git のクローン URL や zip ファイルがあります。

2. Kiss-Kool-Red version 2


Screenshot from 2018-01-28 22-12-17
画像をクリックで拡大できます


このテーマは今年作られたばかりのようです。OSX-Arc-Shadow と比較するとより暗めで、選択項目が赤く表示される違いが有ります。コントラストをはっきりさせつつも、画面からの光を軽減させたい人には魅力的に映るでしょう。夜中や暗い部屋で使えば眩しくなくて便利なはずです。GTK3, GTK2 をサポートします。

DECinnamonMATEXFCEGNOME Shell
サポート×


ダウンロード


Kiss-Kool-Red - www.gnome-look.org

3. Equilux


スクリーンショット_2018-01-29_17-31-56
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Materia テーマをベースに作られたシンプルなテーマです。中間的なダーク色で派手な感じはありません。選択した項目の色と選択していない項目の色のコントラストも最小限で、Kiss-Kool-Red version 2 のようにハッキリとした感じではありません。本当に眼精疲労だけを念頭に作られた感じです。

DECinnamonMATEXFCEGNOME Shell
サポート×


ダウンロード


Equilux Theme - www.gnome-look.org
最新のが欲しければ GitHub をチェックしてみてください。

4. Deepin Dark


Screenshot from 2018-01-28 22-17-38
画像をクリックで拡大できます


Deepin Dark は完全にダークなテーマです。普通のダークテーマ以上にダークなテーマが欲しい人には向いています。Unity もサポートしています。

DECinnamonMATEXFCEGNOME Shell
サポート×


ダウンロード


Deepin Dark - www.gnome-look.org

5. Ambiance DS BlueSB12


スクリーンショット_2018-01-29_17-32-39
画像をクリックで拡大できます


Ambiance DS BlueSB12 はダークというよりほぼ真っ黒で大事なところ(例えば文字)だけ目立つようにしています。集中しやすく、風変わりなところはありません。Deepin Dark にとても似ています。Ubuntu 17.04 にも対応しています。

DECinnamonMATEXFCEGNOME Shell
サポート×


ダウンロード


Ambiance DS BlueSB12 - www.gnome-look.org

参考元: Make Tech Easier
| Linux |
隔週刊リナックス : #3 パソコン部屋/デスクトップ画面/ニュース/セール情報 00:02
アイキャッチ

第三弾目!需要がなければすぐ終わる企画!

Eye candy(見て楽しいもの)


パソコン部屋紹介


マルチディスプレイ、自作 PC、LED ライトは当たり前。そんなクールなパソコン部屋を imgur より紹介する企画。

広々としたパソコンデスクでトリプルモニター。どうやってモニターを支えているのかぱっと見分かりません。パソコン本体もデスクの上に置かれています。マイク、カメラ、スピーカー 3 つに、光るゲーミングキーボード、マウス。動画配信者でしょうか:
jTcv6O3

Ubuntu 感のあるオレンジ系の LED をバッグにデュアルモニターを実現。狭いながらもパソコン本体までデスクにのっけてケース内が目立つようにしています:
sjpjOzF

こちらはデスクが最も狭いですが、モニターを上下に取り付けることでデュアルモニターを実現。狭くてもパソコン本体はデスクの上に置くのがサイドパネルがシースルーなケースを利用している人たちの性なんでしょうね。キーボードが異色を放っています:
cVVyAIF

Linux デスクトップ画面紹介


Reddit にてシェアされている Linux デスクトップ画面を眺めて楽しむ企画。使われている Linux は Linux Mint に限定していません。

Ubuntu with GNOME


17Vd8um


Arch Linux with XFCE


43qsfXX


Debian with XFCE


OYTsAsl
  • Wallpaper: DeviantArt
  • Xfce theme: Pita
  • GTK theme: Based on Arc. 手直し済みですが上記のリポジトリにてシェアしています。
  • GTK Icons: Based on Arc. 多少の手直し済み。
  • Terminal Color Scheme: almighty-dotfiles/terminalrc
  • Colourscheme Show-Off Script(カラースキームを見せびらかすためのシェルスクリプト): here


KDE Neon


Ajgs2Mn


Debian with GNOME


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画像をクリックで拡大できます



一期一会


DistroWatch から気になったディストロを紹介するコーナー。

SolydXK


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SolydX と SolydK はそれぞれ Xfce と KDE をデスクトップ環境として採用している Debian ベースのディストリビューションです。使いやすく、安定で、安全な環境を提供することを目指しています。 SolydXK は、中小企業や非営利団体、ホームユーザー向けで、Windows から Linux に移行する方を念頭に作られています。このプロジェクトは、KDE をデフォルトのデスクトップ環境とする Linux Mint Debian Edition の非公式なものとして開始されましたが、後にSolydK として改名し、独自路線を進むことに決定しました。Linux Mint チームが LMDE Xfce エディションを廃止した際に、SolydX が追加され、ローリング・リリースを採用しているため再インストールする必要はありません。その割には LMDE ベースではなく、あくまで Debian ベースのようです。

ベース: Debian
デスクトップ環境: KDE, Xfce
サポート: ローリングリリースのため永続?
ダウンロードページ: https://solydxk.com/

気になったニュースを斜め読み


Linux 関係



米インテル、CPU問題で泥縄 修正ソフトを修正へ  :日本経済新聞CPU(中央演算処理装置)にデータ流出につながる脆弱性があった問題で、米インテルの対応が後手に回っている。2018年の年初に問題が見つかり、すぐに修正ソフト(パッチ)を公開したが、今度は修正ソフトを導入したパソコンやサーバーが再起動を頻繁に繰り返すトラブルに見舞われた。同社は22日、「再起動問題の原因が特定できた」と発表。ただ、新しい修正ソフトの公開は29日以降になる見通しで、「それまでは(現行の)修正ソフトの導入を控えてほしい」と利用者や取引企業に呼びかけている。


Linux Kernel 4.15 リリースに遅れ | Linux Hint(en)(訳)近日リリースされる予定の 4.15 では注目すべき追加機能がいくつかあります。

まず、Radeon RX Vega をサポートします。コアなゲーマーにとっては嬉しいニュースです。ゲーマーでなくてもマイナーならパフォーマンスの向上が期待できるのでやはり嬉しいしょう。

新CPU命令アーキテクチャ「RISC-V」もサポートされる可能性が有ります。これによりすぐに新しいデバイスが幅広く使えることになります。

CPU と GPU の温度監視をサポートします。Ryzen/Threadripper/EPYC 向けに AMD Zen アーキテクチャに対応した温度監視機能が追加されます。

XFS ファイルシステムに大幅な変更が追加されます。4.14 ではいくつかの永続バグが修正されていましたが、4.15 でも新しいコードが追加されます。


自作 PC 関係



各社ビデオカードが最大1万円前後の値上がり、品薄も深刻化 (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline!
先週との価格差の一例を挙げると(以下、税抜き表記)、ASUS TURBO-GTX1070-8Gが45,352円→52,480円、MSI GeForce GTX 1070 GAMING X 8Gが46,278円→56,480円、Palit NEB108TH15LC-1020Gが87,945円→91,649円など。

今でもマイニングPCを組むために、ハイエンドクラスのビデオカードを複数購入する人が後を絶たないとか。今はゲームやビジネス向けの需要だけではなく、マイニングの需要も増えているので、ビデオカードの買い替えなどを検討している方は、価格だけではなく在庫状況もこまめにチェックした方が良さそうです。


NVIDIA、マイナーではなくゲーマーにグラボを売るよう求める(en)(訳)ここ数ヶ月 GPU が品薄状態であったため、救済措置として NVIDIA は思い切った手でマイナーにはグラボを売らないように小売に求めていると報道されています。GPU はここずっと大きな量販店で世界規模で品切れ状態が続いており、希望小売価格の 2〜3 倍にまで膨れ上がっています。


セール情報



Amazon.co.jp: 【50%OFF】今年こそ合格〜資格試験対策キャンペーン (2/1まで): Kindleストア
たとえば、基本情報技術者試験の対策本『かんたん合格 基本情報技術者教科書 平成30年度』は50%OFFの691円、ITパスポート試験の対策本『かんたん合格 ITパスポート教科書 平成30年度』は50%OFFの529円で販売されています。また、Java SE 8 認定資格Silver向けの問題集『徹底攻略Java SE 8 Silver問題集』は50%OFFの1,728円で購入可能です。
| Linux |
Linux Mint LXDE : [レビュー]Linux Mint 18.3 LXDE 非公式版をインストール 01:26
アイキャッチ
ドイツのコミュニティで非公式ながら Linux Mint 18.3 LXDE エディションをリリースしているのを発見しました。ドイツのコミュニティで作られているため、インターフェイスはドイツ語です。しかし、Linux Mint を長年使っていれば言語の変更などは造作もないことわかるでしょう。今回はそんな Linux Mint 18.3 LXDE エディションをインストール & 日本語化 & レビューしていきます。

Linux Mint 18.3 LXDE とは


2008 年に開設された LinuxMintUsers.de のフォーラム内で公開されている非公式 LXDE エディションです。

主なパッケージのバージョン:
* lightDM 1.18.3
* LXDE 0.8.2
* Kernel 4.10.0-38
* Firefox 57.0
* LibreOffice 5.1.6.2

必要要件:
* 32ビット PAE 対応 CPU、または 64 ビット CPU
* 384 MB の RAM (快適な使用には 1GB 以上を推奨)
* 15GB の空き容量 (20GB 以上を推奨)
* 解像度 1024×768 以上
* DVD ドライブあるいは USB ポート

ライブ USB を起動するまで


ISO をダウンロード & ハッシュ値計算


ISO ファイルは SourceForge.net にアップロードされています。[ Download Latest Version ] をクリックしてください。

ハッシュ値の計算は以下のコマンドでできます:
sha256sum ISOファイルのパス
しかし、公式サイトに 20171126-rc.iso のハッシュ値は載せていても 20171214.iso のハッシュ値は探しましたが見当たりませんでした。

もし 20171126-rc.iso の方で良ければこちらのコマンドを使ってみてください。
32-Bit:
wget -O linuxmint-18.3-lxde-32bit.iso http://downloads.sourceforge.net/linuxmintdeutsch/inoffizielles-linuxmint-18.3-lxde-32bit-de-20171126-rc.iso && sha256sum linuxmint-18.3-lxde-32bit.iso
64-Bit:
wget -O linuxmint-18.3-lxde-64bit.iso http://downloads.sourceforge.net/linuxmintdeutsch/inoffizielles-linuxmint-18.3-lxde-64bit-de-20171126-rc.iso && sha256sum linuxmint-18.3-lxde-64bit.iso
SHA-256-Hash(掲載されているページ: こちら):
32-Bit:
AB4A0BD6E437BFBF1E9B81C400055C3E2A9A312D5BF47CB758F809DF8DA0F000

64-Bit:
F95FE91B2859F1F6942111F3D83ED8C5A6B8C540FFC786430C947D476B94FC6C


ライブ USB から起動〜インストールまで


今回の ISO ファイルは 1.7GB ほどあるので、少なくとも 2GB 以上の USB メモリーが必要でしょう。もちろん DVD に焼いてもかまいせん。今回はメインで使用している Linux Mint 18.3 Cinnamon の「USB フォーマッタ」で FAT32 形式で初期化したあと、「USB イメージライタ」アプリを使用してライブ USB を作成しました。

作成したら、再起動し BIOS(UEFI) 画面で USB (また DVD ドライブ) から起動し、Linux Mint をテストランさせます。

起動に成功するとこのような画面が表示されるでしょう。ドイツ語ですね:
Bildschirmfoto vom 2018-01-22 08-14-04
画像をクリックで拡大できます


インストール過程


デスクトップにある「Install」アイコンをダブルクリックし最初に出てくる画面で [ 日本語 ] を選べばインストール過程はすべて日本語(一部英語、一部ドイツ語)で進みます:
Bildschirmfoto vom 2018-01-22 08-15-48

Bildschirmfoto vom 2018-01-22 08-16-16

Bildschirmfoto vom 2018-01-22 08-18-25

Bildschirmfoto vom 2018-01-22 08-21-22

Bildschirmfoto vom 2018-01-22 16-30-17

Bildschirmfoto vom 2018-01-22 16-31-37

Bildschirmfoto vom 2018-01-22 16-31-53

ちゃんと日本語パッケージがインストールされているようです:
Bildschirmfoto vom 2018-01-22 17-03-52

とここまで見てきてわかるように、公式版の ISO を使ってやる場合と大差ありません。ここで言語の壁を感じることはないでしょう。

再起動をかけ実際に使ってみることにします:
Bildschirmfoto vom 2018-01-22 17-08-15

日本語化


メニューから [ Sprachen ] を起動します。Sprachen はドイツ語で「言語」という意味です:
Auswahl_001

[ Sprachen ] タブでは以下のように変更します。ドイツ語でスクリーンショットをとるのを忘れたため日本語で代用しています。こっちのほうがわかりやすいでしょう:
範囲を選択_004

[ Eingerbemethode ] タブでは [ Japanisch ] の [ Installieren ] をクリックして日本語の IME をインストールします:
Spracheinstellungen_002

ログアウトし再ログインして変更を反映させます。ログインするとこのような画面が表示されるので [ 名前を更新する ] をクリックします:
タイトルの無いウインドウ_003

メニューの一部を残して日本語表示できました:
デスクトップ1_002
画像をクリックで拡大できます


システムトレイのキーボードのアイコンのメニューから [ 日本語 - Mozc ] をクリックします:
範囲を選択_002

日本語入力も問題なく出来ます:
範囲を選択_004

端末の出力も日本語です:
shellingford@linuxmint ~_003

デフォルトで採用されているアプリ


通常、LXDE に入っているパッケージ(アプリ)は次のように軽量なものが採用されています:
  • WM: OpenBox
  • FM: PCManFM
  • 端末: LXTerminal
  • 画像ビューア: GPicView
  • エディタ: Leafpad
  • Office: AbiWord、Gnumeric

この Linux Mint LXDE エディションも例によって、同じものがデフォルトで入っていますが、AbiWord, Gnumeric は入っていませんでした。その代わり他のエディションと同様に LibreOffice が採用されています:
Screenshot from 2018-01-23 17-14-17
画像をクリックで拡大できます


Linux Mint であれば X-Apps もプリインストールされていて欲しいものですね。メニューから探してみると確かにデフォルトで X-Apps も入っていました:
Screenshot from 2018-01-23 01-17-57
画像をクリックで拡大できます


mintTools も入っています:
デスクトップ1_002
画像をクリックで拡大できます

所感


やっぱり軽かった


翻訳ミスでしょうか。「7873MB 中 326MB が使用中」となるべき箇所が逆になっています。それはさておき、タスクマネージャと GNOME スクリーンショットを起動しても、たった 326MB しか使用されていないのは流石と言わざるを得ません:
Screenshot from 2018-01-23 01-07-26

確かに 100MB 程度しか使用しないような超軽量なウェブブラウザがあれば 512MB しかメモリを積んでいない昔のパソコンでもネット閲覧用として蘇るかもしれません。というわけで軽量ブラウザと謳う「min」でブラウジングし、メモリ使用量を計測してみました:

タブは 2 つ開き、片方は Google 検索、もう片方は YouTube で動画を見ています:
Screenshot from 2018-01-23 17-48-34
画像をクリックで拡大できます


573MB でした。少々残念な結果です。512MB で快適なウェブブラウジングはできないでしょう。開くタブは最小限に抑え、動画を見なければなんとか 512MB には到達せずにすむかどうかという際どいラインです。今回、8GB 積んだパソコンで使用しましたがかなりサクサク動いてくれます。ミドルレンジ以下のマシンで、Cinnamon や MATE を使っている方は一度このサクサク感を味わってみるといいと思います。

メニューからアプリを検索できない。。。でも


Cinnamon、MATE、Xfce、KDE のメニューでは、文字を入力し始めるとアプリの検索ができます。しかし、LXDE では見ての通り、検索バーがありません。KDE の KRunner のような機能もなさそうです:
範囲を選択_005

しかし、これは GNOME Do を使えば解決することができます:
sudo apt install -y gnome-do
次に、
F12
で GNOME Do を表示するようにすると便利です。Xed で所定の設定ファイルを編集しましょう:
xed ~/.config/openbox/lxde-rc.xml
<keybind>〜</keybind>の中に以下を追記しましょう:
    <!-- launch GNOME Do -->
<keybind key="F12">
<action name="Execute">
<command>gnome-do</command>
</action>
</keybind>
</keyboard>

範囲を選択_004

ログアウトしログインし直すと
F12
で GNOME Do が起動できるようになっているはずです:


「ゴミ箱を空にする」がない


ご覧の通りありません (´Д`;):
範囲を選択_003

しかし、ゴミ箱をファイルマネージャで開けば、選択したファイルを削除することはできます:
範囲を選択_004

全部を一括で削除するには
Ctrl
+
A
で全選択したあと右クリックメニューから [ 削除 ] を選べばすむことですが、いちいちファイルマネージャを開かないといけないのは面倒に思います。そこで次のようにして右クリックメニューに [ ゴミ箱を空にする ] を追加します。まず ~/.local/share/file-manager/actions/ ディレクトリを作成します:
mkdir -p ~/.local/share/file-manager/actions/
次に、このディレクトリの中に empty.trash.can.desktop という名前のテキストファイルを作ります:
cd ~/.local/share/file-manager/actions/ && touch empty.trash.can.desktop
Xed を起動し:
xed empty.trash.can.desktop &
以下を貼り付け保存します:
[Desktop Entry]
Type=Action
Tooltip=ゴミ箱を空にする
Name=ゴミ箱を空にする
Profiles=profile-zero;

[X-Action-Profile profile-zero]
MimeTypes=inode/directory;
Basenames=trash:///
Exec=/usr/bin/trash-empty
Name=Default profile

こちらをインストールします:
sudo apt install -y trash-cli
ログアウトし再ログインすればメニューに追加され、ここから空にできます:
範囲を選択_005

×スナップ機能がない


スナップ機能というのはウィンドウを左半分、右半分、上半分、下半分などに表示できる機能です:
(Vista 風にカスタマイズした)Cinnamon でのスナップ機能


これが LXDE では標準ではついていないようです。解決策を見つけたので試してみましたが、結果は失敗に終わりました。一応試みた内容を残しておきます。まず必要な依存関係を満たします:
sudo apt install -y build-essential libx11-dev libgtk-3-dev wmctrl git
つぎに GitHub から OPENSNAP という LXDE にスナップ機能をつけるツールのソースをダウンロードし、ビルドしてインストールします:
git clone https://github.com/lawl/opensnap.git && cd opensnap && make && sudo make install && mkdir -p ~/.config/opensnap && cp /etc/opensnap/* ~/.config/opensnap/
opensnap がログイン時に自動で起動するようにします。設定ファイルを開きます:
xed admin:///etc/xdg/lxsession/LXDE/autostart
以下を追記します:
@opensnap -d

範囲を選択_001
再ログインしてスナップ機能を試して見るわけですが、機能しませんでした。LXDE ではタイトルバーを左右の画面端に D&D すると、ワークスペースを切り替えることが出来ます。例えば、初期のワークスペースで Firefox のタイトルバーを掴んで画面端に D&D したら、ワークスペース 2 に Firefox のウィンドウが移動する感じになります。

メニューの日本語化できてない部分が気になる


メニューの表記もログアウトの表記もドイツ語のままです。ちなみに [ Abmelden ] はドイツ語で [ ログアウト ] という意味で、ここから [ シャットダウン ] が選べます:
デスクトップ1_005

差し支えないので問題ないといえば問題ないのですが。。。

結論


ドイツ人向け Linux Mint 18.3 LXDE 非公式版は日本人にとっても使える範囲であることがわかりました。ほかのデスクトップ環境と混在していないため、メニューがすっきりしていますし、サクサク軽快に動くのでストレスフリーな Linux ライフを送れるでしょう。LXDE しか使わないと決めている方であれば、間違いなく候補の一つとしてお勧めできます。しかし、他のデスクトップ環境と比較するとデフォルトでの機能の不足感は多少あります。それ故の軽快さなのですが、不足を感じる人は素直に Xfce を使うといいと思います。

クレジット: (c)Mirai Akari Project
| Linux |
Linux Mint 18.3 KDE : デフォルトで使える知っておくべき機能 6 選 02:26
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KDE プラズマは Linux のデスクトップ環境の中でも高性能で、カスタマイズ性に冨み、テーマもかっこいいですが、そのままではその真価を感じることはできません。

KDE プラズマの機能を知って、生産性の向上に寄与する便利で時間の節約になるような機能を駆使し、あなたに力をくれるようなデスクトップを構築しましょう。

紹介するのは 8 選ですが、Linux Mint 18.3 KDE で使えるの機能はそのうち 6 選しかなかったため記事のタイトルは 6 選としました。


1. マルチメディアの操作


lock-music-wee

これは大した Tip ではないですが、心に留めておくといいことです。KDE プラズマではマルチメディアの操作はどこでもできます。音楽を一時停止たり、再開したり、スキップしたりするのに毎回、プレイヤーのウィンドウを表示する必要はありません。というのも、最小化されたウィンドウや、ロック画面から操作することができるからです。聴く音楽を変えたり一時停止したりするためわざわざロック画面を解除する必要がないということです。
Plasma 5.9.95 からの機能です。5.8.8 である Linux Mint 18.3 KDE では使えません。


2. KRunner


範囲を選択_007

KRunner は KDE プラズマの機能の中でも適切な評価を受けられていない気がしています。多くの場合、アプリケーションのメニュー/ランチャーから起動したいアプリを探しだしていると思いますが、KRunner を使えばその必要はありません。

KRunner を使うにはデスクトップにフォーカスがあたっている状態で、起動したいアプリの名前を入力してみてください。KRunner が自動的にドロップダウンメニューを画面の上部に表示してくれます。探しているアプリにフォーカスを当て Enter キーを押せば、そのプログラムを左下にあるアプリケーションのメニュー/ランチャーから起動するよりも速くできるでしょう。

3. ジャンプリスト


ジャンプリストは特定のプログラムのコンテキストメニューから様々なアクションが行える機能です。ランチャーを右クリックでジャンプ先のリストを表示することができます。この機能を使えば Firefox のコンテキストメニューからプライベートモードで起動できたり、root 権限で Dolphin を開いたりできます。

ここではジャンプリストの追加の例を具体的に見ていくことにします。例としては Firefox-esr のメニューに「プライベートモードで起動」を追加してみます:
範囲を選択_001

K メニューから Firefox-esr を右クリックし [ アプリケーションを編集 ] をクリックし、 [ 場所 ] を確認してください。これが desktop ファイルのある場所を示しています:

範囲を選択_017

管理者権限で desktop ファイルをテキストエディタで開きます:
kdesudo kate /usr/share/applications/firefox-esr.desktop

以下を貼り付けます:
Actions=アクション名;

[Desktop Action アクション名]
Name=ランチャーのコンテキストメニューに表示したい名前
Exec=実行するコマンド
X-TargetEnvironment=Plasma


下の画像を参考にしながら改変してください:
範囲を選択_018

ログアウトし再ログインすると変更が反映されているのがわかります:
範囲を選択_019

プライベートモードでの起動確認できました:
Private Browsing - Mozilla Firefox (Private Browsing)_020

4. KDE Connect


kde-connect-menu-e1494899929112

Android を持っている方にとっては大変便利な機能です。スマホと Linux を接続しデバイス間でシームレスなファイルの共有ができます。

KDE Connect を使うことで、Android に来る通知をリアルタイムでデスクトップに表示できます。スマホを手に取ることなくパソコンからテキストメッセージを送信したり受信したりできます。

また、スマホとパソコン間でウェブページやファイルを共有することができるので、手間を掛けずに、考えている内容を忘れることなく容易に、デバイスから別のデバイスへ移動させることができます。

5. Plasma Vaults


pe-vault

Plasma Vaults も最近追加された機能です。ファイルやフォルダーを暗号化するシンプルなツールです。暗号化をしないユーザーであれば役に立たないでしょうが、もし暗号化をするタイプの方であればこのシンプルなツールは役に立つでしょう。

root ユーザーではなく一般ユーザーとしてディレクトリを暗号化することができ、タスクバーから管理できます。別のアプリや、権限上昇など必要なく、すぐにディレクトリをマウントしたりアンマウントしたりできます。
5.11 からの機能です。5.8.8 である Linux Mint 18.3 KDE では使えません。


6. Pager Widget


Pager Widget をデスクトップに配置してみましょう。他のワークスペースに簡単にアクセスできます:
範囲を選択_008

メニューバーにウィジェットを追加しワークスペース間を切り替えることができます。ワークスペース一つ一つがモニター画面と同じ大きさなので、単純に画面が増えることになります。ワークスペースの数はさらに増やすことができます:


7. ドック(Quicklaunch)


範囲を選択_001

いつも使っているアプリに関しては macOS X 風のドックに入れ、デスクトップに配置してみてはいかがでしょうか。アプリのメニュー/ランチャーから起動するよりもワンクリックで素早く起動できます。

KDE でドックを使うなら Quicklaunch だけでなく Latte Dock もおすすめです:
範囲を選択_009
sudo apt install -y latte-dock

8. Dolphin にファイルツリーを追加


ディレクトリツリービューでフォルダー間の移動をするほうが楽です。KDE プラズマのデフォルトのファイルマネージャーにはフォルダーを表示するウィンドウの横にツリービュー形式でディレクトリをリスト表示する機能があります:
範囲を選択_010

このツリービューを有効にするには [ コントロール ] タブをクリックし [ Dolphin を設定 ] -> [ 表示モード ] -> [ 詳細 ] -> 最後に [ フォルダーをツリー状に展開できるようにする ] を選んでください。

以上、長々と Tips を紹介してきましたが、結局 Tips は Tips です。Dolphin のツリービューを使うのが気に入らない方もいるでしょうし、Pager を使わない方もいるでしょう。それで問題ありません。ここにリストされていないことを実践されている方もいるでしょう。自分の都合にあったものを選んでください。とはいえ、ここに挙げたもの中には日々の生産性を向上するものがあるはずです。

参考元 : Make Tech Easier
| Linux |
Linux Mint 18.3 : Chrome OS 風テーマ「Chrome OS theme for Linux」 01:01
アイキャッチ

Chrome OS の良いところはたくさんありますが、おそらく最も良いところは見た目ではないでしょうか。きちんとしていて清潔で、デザインのセンスが光ります。Chrome OS の見た目は好きでも、Google が開発している OS を使ことに不安を感じるなら、Linux で同じ UI を利用してみてはどうでしょうか。

プライバシーを犠牲にすることなく、無料で、素敵な素材デザインを手に入れましょう。

Chrome OS theme for Linux とは


マテリアルデザインを採用した Linux のための Chrome OS テーマです。GTK ベースのデスクトップ環境ならたいてい対応しています。Chrome OS は、わずか 2 GB の RAM のパソコンで動作するように設計された軽量な OS ですが、それにもかかわらず、滑らかな視覚効果、アニメーション、モダンな見た目が特徴的で、 全体的にモダンな作りになっています。

このテーマを適用できるデスクトップ環境はいろいろありますが、Cinnamon が一番おすすめです。主な理由は、似たアニメーション効果を持ち、Chrome OS に全体的によく似たデザインだからです。Cinnamon がおそらく最良の選択肢ですが、他のデスクトップ環境もこのテーマを使用することができます。

対応デスクトップ環境:
*Cinnamon
*Gnome Shell
*LXDE
*Mate
*Budgie
*XFCE4

インストール


Ctrl
+
Alt
+
T
を押して端末を起動します。
端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+
Shift
+
V
を押します。
次のコマンドを実行してテーマをインストールします:
sudo apt install -y git && git clone https://github.com/B00merang-Project/Chrome-OS.git && mv Chrome-OS ~/.themes
テーマのほかにアイコンも大切です。アイコンも合ってないと少し変です。

Google にインスパイアされたマテリアルアイコンはいろいろありますが、今のところベストなものは Papirus だと思います。理由は単純で、Linux で使うアプリのほとんどのアイコンをカバーしているからです。さらに Papirus Adapta, ePapirus, Papirus などバリエーションにも幅があります。このアイコンをインストールするには PPA を使うのが手っ取り早いですが、どのディストロでも適用できるようなユニバーサルな方法は以下のコマンドを実行する方法です:
sudo wget -qO- https://raw.githubusercontent.com/PapirusDevelopmentTeam/papirus-icon-theme/master/install-papirus-root.sh | sh
このコマンドはアイコンを直接ダウンロードしてくれるのではなく、インストーラーを実行します。自動で最新のアイコンセットをダウンロードし、古いものは削除してくれます。アイコンは /usr/share/icons/ に保存されます。

Linux Mint ユーザーの方は PPA を利用するほうが楽かもしれません:
sudo add-apt-repository ppa:papirus/papirus -y && sudo apt update && sudo apt install papirus-icon-theme -y
インストールが完了したら、次はテーマを適用します。Cinnamon であればミントメニューから「テーマ」アプリを起動し以下のように設定してください:
範囲を選択_020

壁紙を Chrome OS のものにします。今回はこの壁紙を使用しました:
158

細工(Cinnamon でのやり方)


これでテーマを反映することができますが、以下の部分が個人的に気に入りませんでした:
範囲を選択_021

確かに、本家の Chrome OS のテーマではパネルの一部がこのように不透明になっていますが、どうせならパネルをすべて透明にしたくありませんか。そこで、ここからはパネルをすべて透明にしていく作業になります。すでにテーマに満足ならこれから先を読む必要はありません。

ここに 36 × 36 ピクセルの透明の画像を用意しました。これを panel2.png と名前を付けて Chrome OS の Cinnamon フォルダーに保存してください(もし Cinnamon を使っていなければ違うフォルダーになると思います):
panel2
可視化するために白くしています。
クリックすると透明の画像が表示されます。


cinnamon.css を開き、以下の個所を改変します。
セレクタが #panelRight の部分の
border-image: url('panel.png') 5 6 5 5;

の panel.png を panel2.png に書き換えます:
border-image: url('panel2.png') 5 6 5 5;

範囲を選択_022

セレクタが #panelLeft .applet-box:first-child の部分の
/*border-image: url('search.png') 5 5 5 8;*/

をコメントアウトし以下を追記します:
border-image: url('panel2.png') 5 5 5 8;

範囲を選択_024

更にメニューの虫眼鏡が邪魔なので
範囲を選択_020コメントアウトして表示しないようにします。以下の行をコメントアウトします:
/*background-image: url('magnify.png');*/


完成です:
ワークスペース 1_025

参考元: addictivetips
| Linux |
Windows 10 : Windows でもスペクター&メルトダウンチェック「Ashampoo スペクター・メルトダウン CPU チェッカー」 01:00
アイキャッチ

前回 Linux Mint においてスペクターとメルトダウンの緩和策を行っているかどうかチェックしてくれるスクリプトを紹介しました。今回は Windows においてチェックする方法を紹介します。

Ashampoo スペクター・メルトダウン CPU チェッカーとは


Ashampoo 社が手掛ける、CPU に最近話題となっているスペクター & メルトダウンに対して脆弱性があるかどうをスキャンしてくれるシンプルなプログラムです。ほんの 715 kb のプログラムファイルを公式サイトからダウンロードし起動するだけのシンプルさです。対応 OS は Windows 7、8、8.1、10 です。診断結果の表示には Management Framework version 5.1 が必要です。

スペクターとメルトダウンは最近の CPU の多くに存在しているセキュリティ上の脆弱性で、2017 年の中頃に Google が指摘していたにもかかわらず、今になって周知されるようになりました。この脆弱性は CPU だけでなく、そのシステムで実行されるソフトにも影響します。Microsoft は 2018 年の頭にすでにパッチをリリースし、Mozilla も記録的短時間でパッチが当てられてた Firefox をリリースしました。

ファームウェアにパッチを当てることは大切ですが、それも Intel や AMD などの会社が更新をメーカーに提供しないことには始まりません。ASUS や Gigabyte、MSI などのマザーボードメーカーはすでに特定のマザーボードに関してパッチをリリースしています。

ダウンロード & 実行


公式サイトのダウンロードページの [ FREE DOWNLOAD ] をクリックします:
範囲を選択_020

インストールの必要はありません。実行ファイルをダブルクリックし、実行を許可すれば起動します。

使い方


[ セキュリティチェックを確認 ] ボタンをクリックするとスキャンが始まります:
キャプチャ

スキャンが完了するまで数秒待ってください:
キャプチャ2

留意すべき点は、このプログラムはクラウドストレージサービスである Amazon AWS と Microsoft Azure にデータを発信していることです。

スキャンが終わると、分析結果を表示してくれます。脆弱性の有無をハイライトで表示します。これだけのシンプルなアプリです:
キャプチャ3

Microsoft が作成した PowerShell スクリプトも存在しますが、万人に詳細な診断結果が必要とは限りません。このくらいシンプルでも十分という方に向いています。

53-1

参考元: gHacks
クレジット: (c)Mirai Akari Project
| Windows |
Google Chrome : テーマ自作したよ(Linux Mint、マリーローズ、ミライアカリ、萌えピンク、ダークテーマ) 01:15


Google Chrome(Chromium) のテーマを作成しました。Google ウェブストアの登録に 5 ドルかかるのと版権的に公式にアップロードするのははばかられるので Google ウェブストア上にはアップロードしません。野良として公開します。

壁紙は他からお借りしています。フル HD よりも大きいモニターで全画面で使う場合に画像のサイズが足りなくなるのは仕様です ;^^)

自作したもの 5 作


LinuxMintThemeForChrome


今では黒っぽい壁紙ばかりの Linux Mint ですが、かつては今よりも緑緑していました。

ダウンロード


MarieRoseThemeForChrome


DOA5 の中で一番好きなキャラです。

ダウンロード


MiraiAkariThemeForChrome


いま旬のバーチャル YouTuber の一人です。キャラクターデザインした人が初音ミクと同じ方ということで選出しました。

ダウンロード


MoePinkThemeForChrome


moebuntu のテーマに合うようにピンクを基調としました。

ダウンロード


DarkThemeForChrome


やっぱり黒って目に優しい。みんな大好きダークテーマ。

ダウンロード


インストール方法


crx をダウンロードしたら、crxextractor で zip に解凍します。更に zip も解凍してください。zip から解凍されたものはバラバラになっているので一つのフォルダーにまとめてください:


それが終わったら、ロケーションバーに
chrome://extensions

と入力し
Enter
を押します。デベロッパーモードをスライドして ON にし、[ パッケージ化されていない拡張機能を読み込む ] をクリックし、そのフォルダーを指定すれば...:


インストールできるはずです:
Linux Mint 18.3 : メルトダウン・スペクターに対策できているかどうかチェック「Spectre & Meltdown Checker」 00:03

Spectre & Meltdown Checker とは


2018 年の初めに公にされたメルトダウン(CVE-2017-5754)とスペクター(CVE-2017-5753、CVE-2017-5715)に関する 3 つの脆弱性に対して自分のシステムが脆弱であるかどうかを判別するためのシンプルなスクリプトです。

オプションをつけずに実行すれば現在実行しているカーネルを調査しますが、カーネルのイメージを指定すれば実際に使っていないカーネルでも調査対象にできます。

このスクリプトは公表されたカーネルのバージョン番号関係なく、バックポートされたバニラ版でないパッチを含め、脆弱性の有無の検出に尽力します。

脆弱性の要点


CVE-2017-5753 配列の境界チェックバイパス (Spectre Variant 1)
・影響: カーネルとすべてのソフトウェア
・緩和策: 生成されたコードの適切な位置に LFENCE 命令コードが導入するように修正されたコンパイラーでカーネルとソフトウェアを再コンパイルする。
・性能低下の影響: わずか

CVE-2017-5715 分岐ターゲットインジェクション (Spectre Variant 2)
・影響: カーネル
・緩和策 1: マイクロコードの更新。
・緩和策 2: retpoline をコンパイラに実装し、そのコンパイラで OS とソフトウェアを再コンパイルする。
・性能低下の影響: 緩和策 1 に関しては大きく, 緩和策 2 に関しては中程度。CPU による。

CVE-2017-5754 不正なデータキャッシュ読み込み (Meltdown)
・影響: カーネル。
・緩和策: カーネルの更新で十分。
・性能低下の影響: 低から中程度。

インストール & 実行


Ctrl
+
Alt
+
T
を押して端末を起動します。
端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+
Shift
+
V
を押します。
次のコマンドを実行します:
sudo apt install git -y && cd /tmp && git clone https://github.com/speed47/spectre-meltdown-checker.git && cd spectre-meltdown-checker && sudo ./spectre-meltdown-checker.sh


カーネルと intel-microcode を最新にします:


再び実行してみると、確かにカーネルの更新だけで十分とだけあってメルトダウンに関してはクリアできました:


今回の騒動に関してはさらなるパッチが望まれます。

最後に、このスクリプトは投機的実行に関する脆弱性に対して抵抗力があるかどうかを調べるためのものであり、あらゆるバグを試したり、セキュリティが安全であることを保証するためのものでありません。しかしながら、適切な処置が施されているかどうかをチェックするのに役に立つことを祈って、このツールはリリースされています。

クレジット: (c)Mirai Akari Project
| Linux |
Linux Mint Tips : デュアルブートしていると Linux と Windows で時間がずれるのをなおす方法 00:29
アイキャッチ

Windows と Linux をデュアルブートしていると、それぞれのシステムの時刻が同じじゃなくなっていることに気づくことってありませんか。これは Windows と Unix ベースの OS で時間管理の仕方に違いがあるためです。幸い、簡単に修正する方法があります。

なぜ時間がずれるの?


パソコンはマザーボード上の時計に現在の時刻を記録します。これにより電源を切っても時間経過を追うことができます。タイムゾーンを考慮するために、OS によって使われている方法は異なります。Windows はマザーボードに現地時間が記録されていることを想定しているのでタイムゾーンの違いによる時間修正をしません。それに対して、Linux はUTC 時刻が記録されていると想定し解釈するためタイムゾーンの違いによる修正をして現地時刻として表示します。

それぞれの OS が別のパソコンで起動しているうちは問題ないのですが、これが同一のマザーボードで Windows と Linux を起動するデュアルブート環境での話になると、問題が生じてきます。それぞれが記録されている時刻を無理に共有しようとすると時間にずれが生じてきます。

この問題を解決する方法は 2 種類あります。Linux の時間の解釈の仕方を変えて Windows と同じ挙動をするか、Windows の時間の解釈を変えて Linux と同じ挙動にするかです。

方法1 : Linux に現地時刻で解釈させる


Linux と Windows で時刻を一致させる方法の中でもっとも信頼できるのは Linux 側の時間管理方法を変更することです。これははっきりとはサポートされていませんが、Windows で同じことをやるよりかは、わずかですが安心です。Ubuntu やその派生の Linux Mint だけでなく Fedora や Red Hat、Debian のような systemd を使っている Linux ディストロならうまくいく方法です。Windows でやってもふつうは大丈夫なんですが、サードパーティー製のソフトが時刻を読み込むときに現地時刻で記録されていると想定して読み込まれると不安定になりかねません。

sudo timedatectl set-local-rtc 1 --adjust-system-clock
これによりマザーボードに記録された時刻を現地時刻として解釈するようになります。Linux はもうタイムゾーンの違いによる修正をしません。この結果、時刻は Windows と同じになるはずです。

もし、変更を戻したくなったら以下を実行します:
sudo timedatectl set-local-rtc 0 --adjust-system-clock

方法2 : Windows に UTC 時刻として解釈させる


Windows 側をいじってシステム時間の解釈を変更する方法もあります。これにより Windows はマザーボード上に保存されている時間を UTC として解釈することにより、Linux も正しいタイムゾーンとして解釈できるようになります。一般的には大丈夫なのですが、アプリの中にはマザーボード上の時刻を現地時刻として解釈するものもあるので、追跡が困難なバグが発生するかもしれません。この方法は方法 1 よりかはわずかですが望ましくありません。

1. 「設定」アプリの [ 日付と時刻 ] -> [ 時刻を自動的に設定する ] をオフにします。これはこれから行う変更を Windows が元に戻さないようにするためです:
設定

2. スタートメニューに「regedit」と入力しレジストリエディターを起動します:
regedit

3. レジストリエディターの左のパネルから次のキーを探し出します。速く見つけるには、以下をロケーションバーにコピペーするのが手っ取り早いです:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Control¥TimeZoneInformation

TimeZoneInformation

4. 左パネルの [ TimeZoneInformation ] キーを右クリックして、コンテキストメニューから [ 新規 ] -> [ DWORD (32ビット) 値 ] を選びます:
 DWORD (32ビット) 値

5. 新規キーに「RealTimeIsUniversal」と名前をつけます:
RealTimeIsUniversal

6. 作成したキーをダブルクリックして 1 と値を設定し [ OK ] をクリックします:
TimeZoneInformation

時間を両システムで同期させるには Linux の設定をいじる方が安全ですが、うまく行かない場合は Windows の方でも試してみてください。

参考元: Make Tech Easier
| Linux |
隔週刊リナックス : #2 パソコン部屋/デスクトップ画面/ニュース/セール情報 00:44
アイキャッチ

思いのほかページビューあったので第二弾続行。需要がなければすぐ終わる企画!

Eye candy(見て楽しいもの)


パソコン部屋紹介


マルチディスプレイ、自作 PC、LED ライトは当たり前。そんなクールなパソコン部屋を imgur より紹介する企画。

イルミネーションが綺麗ですが、目に悪そうな感じ。モニターはピボット機能付きのは一台採用:
Dpj1gpc

こちらはイルミネーションを使っていない感じですが、やはりモニターはピボット機能付きのを一台採用:
hiUrARy

マルチモニターではないですが、ワイドなモニターを採用。パソコン本体はしっかりイルミネーション付き。こういう感じも良いですね:
rQHEpAd

Linux デスクトップ画面紹介


Reddit にてシェアされている Linux デスクトップ画面を眺めて楽しむ企画。使われている Linux は Linux Mint に限定していません。

Arch Linux with Cinnamon


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Arch Linux with Cinnamon


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Arch Linux with GNOME


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Linux Mint with Cinnamon


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Linux Mint with Cinnamon


37zhxdx6b5301



一期一会


DistroWatch から Ubuntu ベースのディストロを優先的に気になったのを紹介するコーナー。

Freespire 3.0


freespire

PC/OpenSystems は商業用のディストロである「Linspire(かつての Lindows)」とそのコミュニティエディションである「Freespire」の権利を獲得したと発表しました。PC/OpenSystems は長い間、休止状態であったこの 2 つのディストロを、パッケージや機能をリフレッシュして開発を再開しました。今回新たにリリースされる Linspire 7.0 と Freespire 3.0 は、Ubuntu をベースにしています。どちらも共通のカーネルとユーティリティを採用していますが、対象としている利用者は異なります。

コミュニティ版では、プロプラエタリなアプリケーションを含まない、オープンソースだけを使用した Free and Open-Source Software(FOSS) ディストロです。これは必ずしもプロプラエタリなものが使えないというわけではありません。ソフトウェアセンターやリポジトリを通じて、Freespire ユーザーは任意のアプリケーションをインストールできます。Linspire は Freespire を基にリリースされている商業用のディストロです。ビジネスマン、学生、研究者、開発者向けに最適化された独自のソフトウェアが一式含まれています。機能の詳細は、同社のリリース発表に記載されています。 Linspire は PC/OpenSystems から購入でき、Freespire は無料でダウンロードできます。

ベース: Ubuntu
デスクトップ環境: Xfce
サポート: Freespire 3.0 は 2021 年まで、Linspire 7.0 は 2025 年まで。
ダウンロードページ: http://www.pc-opensystems.com/2018/01/freespire-30-and-linspire-70-released.html

気になったニュースを斜め読み


Linux 関係



Ubuntu 18.04 LTS のリリース予定日と新機能について(en)(訳)Ubuntu 18.04 LTS のリリーススケジュールが公開されています:
11 月 30 日: 追加する機能の定義を固定
1 月 4 日: α1 リリース
2 月 1 日: α2 リリース
3 月 1 日: 機能追加の凍結
3 月 8 日: 最初の β リリース
4 月 5 日: 最後の β リリース
4 月 19 日: 修正のみ
4 月 26 日: Ubuntu 18.04 LTS リリース

Ubuntu 18.04 ではデフォルトで色付きの絵文字がネイティブレベルでサポートされます。
コミュニティによる新しいテーマとアイコンセット(Suru)が追加されます。

Ubuntu 18.04 LTS のデイリービルドは Ubuntu 18.04 LTS (Bionic Beaver) Daily Build でゲットできます。


Linux Mint 19 のコードネームは「Tara」 – The Linux Mint Blog(en)(訳)来る Linux Mint 19.x シリーズの最初のコードネームは Tara になります。

Tara はアイルランドでは有名な名前でみんなが好みます。
開発サイクルはちょうど始まったばかりなので Linux Mint 19 について詳細を報告するには少し時期尚早ですが以下のことは今の段階でも言えます:
  • Linux Mint 19 は 2018 年 5〜6 月あたりにリリースされる予定です。
  • Linux Mint 19.x は Ubuntu 18.04 LTS をベースにし 2023 年までサポート予定です。
  • Linux Mint 19.x は GTK 3.22 を使う予定です。


セキュリティに関する通知: Meltdown と Spectre – The Linux Mint Blog(en)(訳)アップデートマネージャーを使ってカーネルを更新してください。

次のバージョンでパッチが当てらています:
  • 3.13 シリーズ (Linux Mint 17 LTS): 3.13.0-139
  • 3.16 シリーズ (LMDE): 3.16.51-3+deb8u1
  • 4.4 シリーズ (Linux Mint 17 HWE と Linux Mint 18 LTS): 4.4.0-108
  • 4.13 シリーズ (Linux Mint 18 HWE): 4.13.0-25


CPUの脆弱性、Linux関係者らの見方や対応 - ZDNet Japan害のないように見えるウェブページからJavaScriptのコードを実行する脆弱なコンピュータで、一般的なユーザーによってリスクがもたらされる可能性がある。

 Red Hatは「脆弱性を組み合せることで脅威が引き起こされるという点で、使用しているコンフィギュレーションに直接脅威が及ばないと考えられる場合であっても、すべてのシステムをアップデートするよう強く推奨する」と警告している。

 一方、Juniper Networksの脅威研究の責任者であるMounir Hahad氏は次のように述べている。「これらの脆弱性を利用した既知のエクスプロイトで出回っているものはまだない。しかし、オーストリアの大学の博士号の学生によって公開された概念実証はある。高度な脅威アクターが近い将来、パッチが適用されていないシステムを悪用しようとすることに疑いの余地はほとんどない」


IntelがCPUの脆弱性「メルトダウン」「スペクター」対策後のパフォーマンス低下の結果一覧を公開 - GIGAZINE
スコアにはばらつきがあるものの、いずれの環境下でも、オフィス用途を想定したベンチマーク内容は95%前後と、影響は軽微。3DMarkに至っては複数種類のベンチマークを行った上で、ほぼ性能低下がないことが示されました。


2017年にシェアを伸ばしたWebOS第1位は? | マイナビニュース2017年に最もシェアを伸ばしたWebオペレーティングシステムは「Ubuntu」と発表した。Ubuntuは現在では、Webの14.4%で使われるオペレーティングシステムであり、最も有名なLinuxディストリビューションと説明している。

次点にはCentOS、3位にはNetBSDがつけた。


自作 PC 関係



【イベントレポート】デスクトップ向Vega GPU統合型Ryzenは99ドルで登場 〜12nmの第2世代Ryzenは4月に投入 - PC Watch
デスクトップPC関連に関しては、Raven Ridgeの開発コードネームで知られるGPU統合型Ryzenとなる「Ryzen Desktop Processor with Radeon Vega Graphics」を2月12日に正式発表予定だと明らかにした。Ryzen 7 2400G、Ryzen 5 2200Gという2つの製品が用意され、それぞれ169ドル(1ドル=113円換算で、19,097円)、99ドル(同、11,187円)という安価な価格に設定されている。

Ryzen Threadripper-1900Xは549ドルから449ドルに、Ryzen 7-1800Xは499ドルから349ドルへと、100ドル以上引き下げられる。


名機「Sandy Bridge」から6年……今自作PCの世代交代を進めるべきこれだけの理由! - AKIBA PC Hotline!
「PCの性能は近年あまり向上していない」と言う人もいる。

だが、より詳しく見ていけば、最新世代と旧世代の性能は歴然としていることがすぐに分かる。メインストリームCPUのメニーコア化が2017年で一気に進み、処理能力が一段と向上。GPUも世代を経るごとに劇的に性能の伸ばしているだけでなく、4K/HDR出力などの技術も進み、省電力性(消費電力あたりの性能)もアップした。また、ストレージはSSDへのシフトがさらに加速し、PCI Expressに直結できるM.2タイプの製品が増加したことにより、読み書き性能は2011年当時すでに頭打ちになりつつあったSerial ATA接続タイプの4〜6倍にまで到達している。


“Two cases in one” Fractal Design「Define R6」国内発売日と予価が確定 - エルミタージュ秋葉原
2017年12月21日発表のFractal Design「Define R6」がいよいよ店頭に並ぶ。やや複雑な製品構成に見えたグローバルリリースだが、国内正規代理店の株式会社アスクは2カラー2モデルの計4機種の初回投入を決めた。

1月下旬に先行発売されるのは「Define R6 – Black」「Define R6 – Black – Tempered glass」。違いは左サイドパネルで、前者は防音対策が施されたスチールカバーを、後者はフルサイズ・シームレススクラッチ耐性強化ガラスパネルを装備。さしずめ”静音志向”と”魅せるPC”と言えば分かりやすいかもしれない。


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クレジット: (c)Mirai Akari Project
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