R6/2/3 日経Linuxが休刊を迎えたことを知りました。もうLinux使っていませんが、お疲れさまでした。当ブログの更新はいつかまた、、きっと、、
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Linux Mint 19.x : macOS X の Alfred 風ランチャー「Albert」 08:48


Albert とは


Albert は Alfred (Mac) に影響を受けたランチャーです。アプリを起動したり、ファイルを開いたり、ウェブで検索したり、ブラウザのブックマークを開いたり、計算したりできます。

Qt5 と C++ で作られており、デスクトップ環境に依存しません。Unity でも Xfce でも GNOME でも Cinnamon でも KDE でも利用できます。

主な特徴:
  • アプリの起動、計算、Chrome 、 Firefox のブックマークを開く、ファイルを開く、システムコマンド(shutdown,lock,suspendなど)の実行、端末のコマンドを実行、VirtualBox の制御、ウェブで検索、などの拡張機能がある
  • 拡張機能のオプションを個別に変更可能
  • あいまい検索(デフォルトでは無効)
  • 修飾キーを押して取る挙動の変更が可能
  • ホットキーや表示検索数の設定が可能
  • 35 以上のテーマ

インストール


Ctrl
+
Alt
+
T
を押して端末を起動します。
端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+
Shift
+
V
を押します。
リポジトリは Ubuntu のバージョンごとに分かれています。Linux Mint を使っている場合は以下のスクリプトを実行して Linux Mint のバージョンを Ubuntu のバージョンに換算して変数 $ver に代入します:

リポジトリを追加してインストールします:
sudo sh -c "echo 'deb http://download.opensuse.org/repositories/home:/manuelschneid3r/xUbuntu_$ver/ /' > /etc/apt/sources.list.d/home:manuelschneid3r.list" && curl https://build.opensuse.org/projects/home:manuelschneid3r/public_key | sudo apt-key add - && sudo apt update && sudo apt install -y albert

他の PPA


公式のリポジトリは OBS(上) の方ですが、Launchpad の方にも上がっていたのでこちらを利用したい方はして下さい:
sudo add-apt-repository ppa:flexiondotorg/albert -y && sudo apt update && sudo apt install -y albert

使い方


まず最初に設定で、ホットキーに
Ctrl
+
スペース
のように割り当てる必要があります。今後ランチャーはこのホットキーを使って起動してください:


非表示に入力テキストを消去してほしい場合は [ Clear on hide ] にチェックを入れておきます。また、Albert はデフォルトでは起動時自動起動しないので、常用するつもりなら [ Autostart on login ] にもチェックを入れておくと良いでしょう:


[ Extensions ] タブの左カラムのチェックはデフォルトではすべてついていないので全てにチェックを入れておきます。検索エンジンを追加するには [ WebSearch ] -> [ + ]:


ここでデフォルトで登録されている検索エンジンのトリガーを確認できます。Google 検索のトリガーは「gg」です。Firefox を起動するのではなく、Firefox をキーワードとして検索したい場合は「gg firefox」となります。

英辞郎を追加しました。トリガーは「a」に設定しています。
Enter
を押せばデフォルトのブラウザで検索結果が表示されます:


計算したり、Python のコマンドを実行したり、ファイルを開いたりできるのでいろいろ試してみて下さい。

主なホットキー


Escape
Albert を隠す
Alt
 他のアクションの表示/非表示
Enter
選択した項目の一番目のアクションを実行
Ctrl
+
Enter
選択した項目の二番目のアクションを実行
Shift
+
Enter
選択した項目の三番目のアクションを実行
Ctrl
+
Home
最初のアイテムを選ぶ
Ctrl
+
End
最後のアイテムを選ぶ
Ctrl
+
Enter
設定画面の表示
Ctrl
+
履歴を遡る
Alt
+
F4
Albert の終了
| Linux |
Linux Mint 19.x : ダウンロード速度を上げる「Xtream Download Manger(Xdman)」 14:58

Xtreme download manager とは


Xtreme download manager(以下 Xdman) は回線の速度によっても変わりますが、ダウンロード速度を5倍まで上げることができる強力なユーティリティです。ダウンロードの一時停止/再開、 YouTube, Metacafe, DailyMotion などの動画共有サイトからのダウンロードやスケジュール管理にも対応しています。Xdman は Firefox や Chrome などのブラウザーと連携し、ダウンロードを自動的に Xdman で行うことができます。

洗練された動的ファイル分割アルゴリズム、データ圧縮、回線の再利用によってダウンロード速度を速めます。HTTP、HTTPS、FTP に対応し、プロキシ、クッキー、認証、ファイアーウォールなどにも対応しています。

マルチプラットフォーム対応で、Windows でも macOS X でも動作しますが、Java が必要です。

主な特徴:
  1. YouTube などの動画サイトからダウンロード
  2. ダウンロードの一時停止/再開
  3. ダウンロード速度の向上
  4. スケジューリング
  5. ブラウザーとの連携
  6. プロキシサーバーに対応

インストール


Ctrl
+
Alt
+
T
を押して端末を起動します。
端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+
Shift
+
V
を押します。
mkdir xdm;cd xdm;wget -O xdm64.tar.xz https://sourceforge.net/projects/xdman/files/xdm-2018-x64.tar.xz/download && tar -xvf xdm64.tar.xz && sudo ./install.sh

使い方


起動はミントメニュー -> インターネット -> Xtreme download manager からできます。
初回起動時、ブラウザーと連携するために拡張機能をインストールするためのボタンが表示されています。好みのブラウザの拡張機能をインストールします。


ここでは Google Chrome を選びました:


検知する拡張子がついたダウンロードリンクを踏むと Xdman が検知してくれます:


デフォルトではホームディレクトリに Downloads というフォルダーを作りその中にダウンロードされます:


ダウンロードが終わればちゃんと知らせてくれます:


YouTube 動画も簡単にダウンロードできます。ダウンロードしたい動画のあるページを開けば右下にダウンロードリンクが表示されます:


いくつか選べます:


保存形式に、オリジナルのままか MP4 か MP3 を選べます。音声だけ抜き取れるのは良いかも知れません:


ダウンロードした動画を VLC で再生。問題ありません:


ブラウザとの連携が鬱陶しく感じたら下部の [ Browser Monitoring ] を [ OFF ] にします:
| Linux |
Linux Mint 19.x : 「winetricks」を使って「Adobe Air」をインストールし「はがきデザインキット」を使う 00:07

winetricks とは


winetricks とは Wine でアプリを実行するうえで必要なランタイムライブラリをダウンロードしインストールしてくれるシェルスクリプトです。Zenity の力を借りて GUI も実現しています。

ここでは Adobe Air をインストールするのに使います。

winetricks のインストール


winetricks は apt を使ってインストールすることもできますが、大本から最新版をゲットすることにします。
Ctrl
+
Alt
+
T
を押して端末を起動します。
端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+
Shift
+
V
を押します。
次のコマンドを実行します:
wget https://raw.githubusercontent.com/Winetricks/winetricks/master/src/winetricks && sudo mv winetricks /usr/bin && sudo chmod +x /usr/bin/winetricks

winetricks を使って Adobe Air をインストール


始める前に Wine を導入しておきます:

Winetricks を起動します:
winetricks
[ Select the default wineprefix ] を選びます:


[ Install a Windows DLL or component ] を選びます:


[ adobeair ] にチェックを入れます:


Adobe AIR のインストーラーが起動します。文字化け対策していればインストール中の文字は文字化けしませんが、対策をしなくても Adobe Air アプリ自体は文字化けしないので、対策をしないまま進んでもおそらく大丈夫です。Wine の文字化け対策については Wine の導入で触れています(要 Windows):


インストーラーのプログレスバーが待てど待てど 0 % から増えませんでした。しばらく経ってもだめだったのでやり直そうと思ったら、インストール自体はできているようでした。なのでプログレスバーが一向に進まない場合はしばらく待ってから [ キャンセル ] を押すといいでしょう:


はがきデザインキットをインストール


ゆうびん.jpにアクセスして「はがきデザインキット」をダウンロードしてください:


「design_kit.zip」を展開したら air ファイルを右クリックし、メニューから [ Adobe AIR Application installerで開く ] をクリックします:


インストールしていきます:


インストールが終わると自動で起動します(要登録のようです):




※日本語を入力するとき、入力した文字が見えませんが、Enter を押すと一応入力されます。

次回からはミントメニュー(あるいはデスクトップ上のショートカット)から起動できます:


はがきデザインキットでオリジナル年賀状作成


素材配布サイトから素材画像をダウンロードし年賀状の上に配置していくことで簡単に年賀状をデザインできます。

  1. 年賀状ACにアクセスし好みの素材を入手します。要アカウント作成です:


  2. [ 画像読込 ] -> [ ファイル参照 ] -> [ 作業エリアに読込 ] をクリックしてダウンロードした素材画像を載せていきます。トリミングや拡大/縮小、透明度の変更などを適宜します:


  3. 文字列を入力したい場合は [ テキスト ] からできます。入力したテキストを移動させたいときは [ 選択 ] をクリックします。出来上がったら一旦忘れずに [ 保存 ] して下さい:


  4. 続いて宛先を入力します。[ あて名面作成 ] -> [ あて名新規追加 ] より相手の氏名や住所を入力します:


  5. 入力できたら [ 保存 ] するか [ 保存して新規追加 ] します:


  6. 入力が終えたら追加されているのがわかります:


  7. 差出人を登録します。[ 宛名面作成 ] 画面の上部の [ 差出人登録・あて名面設定 ] をクリックし [ 新規登録 ]:


  8. 入力したら [ 保存して次へ ]:


  9. プレビューが表示されます。良いと思ったら [ 保存して次へ ]:


  10. さっそく印刷していきます。相手の名簿にチェックを入れて [ あて名面の印刷 ]:


  11. [ 印刷 ]:


オンライン注文


プリンターがない場合や、プリンターの印刷までこぎつけない場合、今までの労力は無駄になったのかといえばそうではありません。[ オンラインで注文する ] で作成したデザインをアップロードしウェブ上で印刷の依頼を行うことができます:


一枚普通紙で 78 円だそうです:


注文したはがきを自宅へ送るか、直接相手に届けるか選べます:


宛名を登録します。「はがきデザインキット」で作成した住所録は CSV 形式で出力できるはずなので再利用するといいでしょう:


あとは難しくないはずです。
| Linux |
Linux Mint Tips: Windows 由来のファイルの文字化けの対処法 01:39

なぜ文字化けが起きるのか


Windows で作成された zip ファイルは Shift-JIS でエンコードされているため、Linux ではこのファイルを UTF-8 で開こうとして文字化けを起こしてしまいます:


今回はこの文字化けを解決する方法をシェアします。

unzip


まず、すでにシステムに備わっている unzip を使って解凍するには以下のように実行します:
unzip -O shift-jis ファイル名
とくに、ワーキングディレクトリをホームから移動していなければ、ファイルはホームディレクトリに解凍されます。

毎回毎回unzip -O shift-jisと入力するのは面倒なので unzip-jp で解凍できるようにエイリアスを作成しておくと便利です。~/.bashrc に以下を追記します:
alias unzip-jp='unzip -O shift-jis'

~/.bashrc を読み込みます:
source ~/.bashrc
以降以下のように実行すれば解凍できます:
unzip-jp ファイル名

unar


unzip を使う他、unar を使う方法も有ります。デフォルトでは入っていないのでインストールします。
Ctrl
+
Alt
+
T
を押して端末を起動します。
端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+
Shift
+
V
を押します。
次のコマンドを実行します:
sudo apt install -y unar
このツールは文字コードを自動で判断して解凍してくれます:
unar ファイル名

右クリックメニューに追加


ただ、ファイルを解凍するためだけに端末を起動するのは少々ナンセンスです。更に一歩進めて、右クリックメニューから解凍できるようにしましょう。やり方はファイルマネージャーに依存します。

Cinnamon


右クリックメニューに項目を追加するための準備をします。必要なファイルのテンプレを所定のフォルダーにコピーします:
cp /usr/share/nemo/actions/sample.nemo_action ~/.local/share/nemo/actions/avoidmojibake.nemo_action
コピーしたファイルをテキストエディターで開きます:
xed ~/.local/share/nemo/actions/avoidmojibake.nemo_action
以下を追記します:
[Nemo Action]
Active=true
Name=文字化け回避
Comment=unar %F
Exec=unar %F
Icon-Name=gnome-mime-application-x-compress
Selection=any;
Extensions=zip;rar;7z
Quote=double



難点として解凍先がホームディレクトリになってしまいます。

Xfce


Thunar を起動したら [ 編集 ] -> [ アクションの設定 ]:


開いたウィンドウの [ + ] ボタンをクリックします:

コマンドには以下を入力します。名前やアイコンは好きに指定してください:
unar %F


[ 登場する条件 ] タブ下で、[ その他のファイル ] にチェックを入れます:


書庫を右クリックすれば、表示されるメニューに作成した項目があるはずです:


MATE


MATE では Bash スクリプトを ~/.config/caja/scripts に配置することで、右クリックメニューに項目を追加できます。

  1. まず、ファイラーで ~/.config/caja/scripts までアクセスし、右クリックメニューより [ ドキュメントの作成 ] -> [ 空のファイル ] をクリックします。名前はここでは「avoidmojibake.sh」とします。

  2. 中身は以下をコピー&ペーストします:
    #!/bin/bash
    for arg
    do
    unar "$arg"
    done
    exit 0

  3. 保存したらファイルに実行権限を与えます:
    sudo chmod a+x ~/.config/caja/scripts/avoidmojibake.sh

テキストファイルの文字化け


Windows のテキストファイルは CP932 CR+LF で保存されている場合が有り、これを Linux で UTF-8 LF と誤って開くことで文字化けが起こります。Windows 7 以降ではメモ帳でも UTF-8 で保存されるようになり文字化けすることはほとんどなくなりましたが、cat でテキストファイルの中身を表示した時に文字化けが起こることがあります:


そういう時は以下のことを試してみましょう。

nkf は自動文字コード認識機能や文字コード変換機能があります:
sudo apt install -y nkf
CP932 CR+LF -> UTF-8 LF に変換するには以下のコマンドを実行します。-w は UTF-8 で、-d は改行コードを LF で出力することを意味しています:
nkf -wd 文字化けを起こすテキストファイル.txt > out.txt
ちゃんと表示されるようになりました:


逆に Linux でテキストファイルを作成し Windows に送りたい場合で、文字コードを Shift JIS、改行コードを CR+LH にしたい場合は以下のようにします:
nkf -sc Linuxで作成したテキストファイル.txt > out.txt
| Linux |
Linux Mint 19: Deepin デスクトップ環境をインストールして Deepin に変更する方法 00:58

Deepin デスクトップ環境とは


Deepin は Deepin Linux のデフォルトのデスクトップ環境で、中国のソフトウェア企業である Deepin Ltd. が開発しています。Deepin は GNOME Shell、Cinnamon、Unity に取って代わるような魅力的なインターフェイスを提供してくれます。

他の DE と比較すると非常にユニークです。GNOME2 から派生した MATE のようなフォークとは違い、Budgie のように普遍的な技術(この場合 Qt/C++ 及び Golang)を基にインターフェイスがカスタマイズされています。

Deepin は単なるデスクトップシェルではなく、開発者が自ら有能なテキストエディタやスクリーンレコーダーからペイントツールも手がけています。残念ながら現時点で、これらのツールが全て Linux Mint でも使えるわけではありませんが、その中の一部は使えます。

インストール


Ctrl
+
Alt
+
T
を押して端末を起動します。
端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+
Shift
+
V
を押します。
次のコマンドを実行します:

APT

sudo add-apt-repository ppa:leaeasy/dde -y && sudo apt update && sudo apt install -y dde dde-file-manager deepin-gtk-theme

アップグレード: 6 個、新規インストール: 63 個、削除: 0 個、保留: 479 個。
91.7 MB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 418 MB のディスク容量が消費されます。

スクリーンショットツアー


例によって、インストールが終わったらログアウトしログイン時に DE に [ Deepin ] を選択し、パスワードを入力してログインしなおします:


このような画面が表示されるかもしれません。素直に [ Enter ] をクリックします:


Dock の他に、綺麗な星空の壁紙が出迎えてくれます。とてもシンプルです:


Dock の一番左のアイコン、もしくはウィンドウズキーを押すと画面いっぱいにランチャーが表示されます。この辺は GNOME3 っぽさを感じます:


このランチャーの左上にあるアイコンをクリックすれば、カテゴリー別に表示できます:


Dock の中央にある灰色アイコンをクリックすれば Windows 10 でいうところアクションセンターのようなパネルを開けます。ここからいろいろなシステムの設定が行えます:


テーマの変更もここで行えます:


画面に複数のアプリを起動してみました。Deepin のアプリは日本語化されていない印象を受けました:


Deepin の端末を起動してみました。ダークテーマというよりもブラックテーマという感じの真っ黒な印象を受けました。テーマは複数(結構たくさん)用意されています:


Dock の一番右のアイコンからはカレンダーを起動できます。非常にシンプルなカレンダーです:


とはいえ、中身は Linux Mint なので、ちゃんと Mint Tools や X-Apps が使えるかどうか確認してみました。ちゃんと使えそうです:


シャットダウン画面です。Sony のインターフェイスを彷彿させる感じがまたかっこいいです:


締め


Deepin のインターフェイスはとても魅力です。今回インストールし使ってみましたが、インターフェイスがクールなのはもちろん、まともに使えそうな感じでした。日本語化されていないことに不満がなければ実際に日常的に使うことに問題はなさそうです。

参考元: OMG! Ubuntu!, YouTube
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