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- フリーズしたアプリの強制終了の仕方 〜 kill コマンド〜
- CPU と OS が 32 bit なのか 64 bit なのかを確認する「lscpu コマンド」
- メモリー(RAM)の規格・周波数・全容量・空き容量・エラーの有無を調べる
- 自分の Mint のバージョン/コードネーム/Ubuntu のバージョン/コードネームを確認する方法
- Mint Tools を使い倒す
- アプリ/ソフトのアンインストールと更新する方法
- X-Apps について少し知っておこう
- 「'gksu' not found」 廃止された gksu の代わりの方法
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- Mint 19.x: 「K3b」でブルーレイディスクに焼く方法
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- Linux Mint 18: Wine で「DVD Decrypter」をインストール
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- Linux Mint 19.x: 画像縮小 Adobe AIR アプリ「縮小専用」を使う
- Linux Mint 18: 「PlayOnLinux」を使い「Amazon Kindle」をインストールする
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- Linux Mint 18.3 : Windows アプリを Flatpak 形式でパッケージングするプロジェクト「winepak」
2022.09.19 Monday
2019.04.29 Monday
Linux Mint 19.x : Razer のキーボードやマウスの設定を Linux でも「Polychromatic」 | 01:31 |
BlackWidow シリーズや DeathAdder シリーズなど、Razer のキーボードやマウスを使っている Linux Mint ユーザー向けに、Linux Mint 18.x と 19.x でドライバーのインストールと設定方法を見ていくことにします。
Polychromatic とは
OpenRazer とは GNU/Linux で Razer の周辺機器を管理するためのオープンソースのドライバーでありデーモンです。お使いの機器が対応しているかどうかはこちらをご覧になって下さい。
これを内部で使っている Polychromatic という GUI フロントエンドがあります。これを使うことで GUI やシステムトレイアプレットで設定を行うことが出来ます。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
APT
sudo add-apt-repository ppa:openrazer/stable -y && sudo add-apt-repository ppa:polychromatic/stable -y && sudo apt update && sudo apt install -y openrazer-meta polychromatic使い方
例えば、RGB ライトを変更したい場合は、ミントメニューから [ Polychromatic Controller ] を起動すると、その周辺機器で利用できるオプションがすぐに表示されます。OpenRazer がちゃんと機能していればこれらの設定を簡単に変更できるはずです。
Linux が認識している Razer の周辺機器の一覧は [ Overview ] から見れます。設定したい編集機器を選んだら設定ウィンドウに移るので、そこでエフェクトや明るさ、カラーモードなどを変更できます:
アプレットもあるのでタスクバーから DPI であったり、カラーモードであったり、エフェクトを変更できたりします:
参考元: addictivetips
| Linux |
2019.04.19 Friday
Linux Mint Tips : SNAP、FLATPAK、APPIMAGE 違い比較 | 00:05 |
Linux Mint を使用していると deb パッケージ以外にもいくつか新しいパッケージ形式が使えることに気づきます。それは Appimage、Flatpak、Snap の 3 種類です。
この 3 つのパッケージ形式はディストロに依らずインストールすることができるフォーマットとしてまたたく間に普及しました。Endless OS や Fedora Silverblue のようにディストロ非依存のパッケージ(Flatpak)だけしかインストールできないようなディストロもすでに存在しています。こういったパッケージ形式はメインのパッケージ形式として使うのに十分使えるものなのでしょうか。
今回はそれぞれのディストロ非依存のパッケージ形式と、ディストロ非依存のパッケージ形式そのものの良い点と悪い点を見ていくことにします。
ディストロ非依存のパッケージ形式はどう機能するのか
ディストロ非依存のパッケージ形式は実行するのに必要な依存関係を全てを一つのパッケージにまとめています。そのパッケージ形式のフレームワークをサポートしているシステムであれば、たいてい実行することが出来ます。これは deb や rpm パッケージのように依存関係もシステムにインストールされていることを必要とするような従来のパッケージ形式とは異なります。したがって、開発者はほとんどのディストロに対応させるのにパッケージを一つ作成すれば良くなりました。
最新のセキュリティの更新を当てた依存関係を含めてパッケージを適切にメンテする必要があります。もしされなかったらセキュリティ上のリスクに晒されることになります。これはリポジトリを介してディストロ開発者が提供していた依存関係で動いていた従来のパッケージ形式とは対象的な点です。
ディストロ非依存のパッケージ形式は依存関係も含むため、ファイル形式は概して大きくなります。同じ依存関係がたくさんのパッケージに含まれてしまうかも知れません。一方で従来のパッケージ形式はシステムに一つあれば十分です。逆に、これはある特定のバージョンのソフトウェアを使いたい場合には利点となります。同じ共有ライブラリを使用する場合では実現するのはやや困難です。
Snap
Snap は Canonical 社が Ubuntu のために作ったディストロ非依存のパッケージ形式で、2014 年にリリースが開始されました。それ以降、Arch、Gentoo、Fedora といった有名なディストロが Snap フレームワークをサポートしています。
Snap パッケージのオンラインアプリストア「Snapcraft」は Snap パッケージを検索しインストールするのに使用できます。この一点集中型のアプリストアはメリットともデメリットとも見なせます。ユーザーが Snap パッケージを見つけるのに一箇所だけ探せば良いのは好都合ですが、このストアが Canonical 社のみによって運営されていることはデメリットとも見なせます:
Snapcraft - Snaps are universal Linux packages
Snaps are containerised software packages that are simple to create and install. They auto-update and are safe to run. And because they bundle their dependencies, they work on all major Linux systems without modification.
Snapcraft では開発者が Snap 形式にパッケージングするためのガイドを提供しており、オープンソースでもプロプライエタリなソフトウェアでも Snapcraft app store で公開することが出来ます。更に、Snap パッケージは IoT も視野に入れており、Ubuntu Core が動いているデバイスにも向いています。
uApp Explorer によれば現在利用可能な Snap パッケージは 2296 ほどあるようです。
古いバージョンを削除し空きを増やす
/var/lib/snapd/snaps/ の容量がかなり多くなっていたらキャッシュを削除し空きを増やしましょう。snap パッケージは更新された後、3 つのバージョンの snap が保存されます。つまり、インストールされた snap パッケージに更新が少なくとも 2 回あれば 3 つのリビジョンがシステムに存在していることになり、スペースを占有するのです。
そこで snap には refresh.retain と呼ばれる、システムに保存するリビジョンの最大数を指定するオプションがあります。範囲は 2 から 20 までの間です。そこで、以下を実行し 2 つのリビジョンだけにしてみましょう:
sudo snap set system refresh.retain=2
一方で、現在アクティブな最新の snap パッケージ以外の古いバージョンを全て削除するスクリプトを書いてくれた方がいます:
#!/bin/bash
# Removes old revisions of snaps
# CLOSE ALL SNAPS BEFORE RUNNING THIS
set -eu
snap list --all | awk '/disabled/{print $1, $3}' |
while read snapname revision; do
snap remove "$snapname" --revision="$revision"
done
このスクリプトに「remove-old-snaps」とでも名前を付けて、ホームディレクトリにでも保存したら、実行権限を与えます:
chmod +x remove-old-snaps
実行します:
sudo ./remove-old-snaps
出力例:
atom (revision 223) removed
atom (revision 222) removed
bitwarden (revision 15) removed
bitwarden (revision 16) removed
canonical-livepatch (revision 50) removed
canonical-livepatch (revision 54) removed
chromium (revision 607) removed
chromium (revision 660) removed
core (revision 6531) removed
core (revision 6405) removed
core18 (revision 719) removed
core18 (revision 731) removed
gallery-dl (revision 36) removed
gallery-dl (revision 167) removed
gimp (revision 110) removed
gimp (revision 113) removed
Flatpak
Flatpak は独立したオープンソースプロジェクトとして 2015 年にリリースされました。Flatpak プロジェクトの主なコントリビューターは Fedora ですが、それ以外の主要なディストロも Flatpak フレームワークをサポートしています。GitHub にて Flatpak のソースコードを見つけることが出来ます。
Flathub では Flatpak パッケージを探したりインストールしたりできます:
Flathub—An app store and build service for Linux
Welcome to Flathub, the home of hundreds of apps which can be easily installed on any Linux distribution. Browse the apps online, from your app center or the command line.
Flatpak にオープンソースでなければならないという制限はありませんが、もともと Flathub ではオープンソースのもののみ公開できていました。今では、プロプライエタリなソフトウェアも当該のサイトで公開できるようになっています。
Snap が Canonical 社によってひとつのリポジトリが管理されているのに対し、Flatpak は複数のリポジトリを使って Flatpak パッケージをインストールしたり更新したり出来ます。
Flatpak フレームワークに関する一般事項と公開の仕方に関するガイドに関しては Flatpak documentation を参照して下さい。
Flatpak の大きなデメリットは、Snap や AppImage と異なり、サーバーに対応していないことです。サーバーでは利用できないとあるデスクトップセッションサービスに依存しているからです。
Flatpak はテーマも適用できます。システムで使っているテーマがインストールできるかどうかは以下のコマンドを実行することでわかります:
flatpak remote-ls flathub | grep org.gtk.Gtk3theme出力例
org.gtk.Gtk3theme.Adapta
org.gtk.Gtk3theme.Adapta-Brila
org.gtk.Gtk3theme.Adapta-Brila-Eta
org.gtk.Gtk3theme.Adapta-Eta
org.gtk.Gtk3theme.Adapta-Nokto
org.gtk.Gtk3theme.Adapta-Nokto-Eta
org.gtk.Gtk3theme.Ambiance
org.gtk.Gtk3theme.Arc
org.gtk.Gtk3theme.Arc-Dark
org.gtk.Gtk3theme.Arc-Dark-solid
org.gtk.Gtk3theme.Arc-Darker
org.gtk.Gtk3theme.Arc-Darker-solid
org.gtk.Gtk3theme.Arc-solid
org.gtk.Gtk3theme.Breeze
org.gtk.Gtk3theme.Breeze-Dark
org.gtk.Gtk3theme.Communitheme
org.gtk.Gtk3theme.Greybird
org.gtk.Gtk3theme.High-Sierra
org.gtk.Gtk3theme.High-Sierra-Dark
org.gtk.Gtk3theme.Lounge
org.gtk.Gtk3theme.Lounge-night
org.gtk.Gtk3theme.Materia
org.gtk.Gtk3theme.Materia-compact
org.gtk.Gtk3theme.Materia-dark
org.gtk.Gtk3theme.Materia-dark-compact
org.gtk.Gtk3theme.Materia-light
org.gtk.Gtk3theme.Materia-light-compact
org.gtk.Gtk3theme.Mint-Y
org.gtk.Gtk3theme.Mint-Y-Dark
org.gtk.Gtk3theme.Mint-Y-Darker
org.gtk.Gtk3theme.Numix
org.gtk.Gtk3theme.Numix-Frost
org.gtk.Gtk3theme.Numix-Frost-Light
org.gtk.Gtk3theme.Plata
org.gtk.Gtk3theme.Plata-Compact
org.gtk.Gtk3theme.Plata-Lumine
org.gtk.Gtk3theme.Plata-Lumine-Compact
org.gtk.Gtk3theme.Plata-Noir
org.gtk.Gtk3theme.Plata-Noir-Compact
org.gtk.Gtk3theme.Pop
org.gtk.Gtk3theme.Pop-light
org.gtk.Gtk3theme.Sierra-Negra
org.gtk.Gtk3theme.Yaru
org.gtk.Gtk3theme.Yaru-dark
org.gtk.Gtk3theme.Zukitre
org.gtk.Gtk3theme.Zukitwo
org.gtk.Gtk3theme.deepin
org.gtk.Gtk3theme.deepin-dark
org.gtk.Gtk3theme.elementary
たとえば Mint-Y-Dark アイコンをインストールするには:
sudo flatpak install flathub org.gtk.Gtk3theme.Mint-Y-Dark
アイコンテーマも以下のコマンドで確認できますが、執筆時点ではたった 2 つしかありません:
flatpak remote-ls flathub | grep org.freedesktop.Platform.Icontheme
Flathub では現在 555 のパッケージを公開しています。Flatpak には全てのパッケージを含む中央リポジトリは存在しないので実際にはもっと多いはずです。
AppImage
AppImage はポータブルなパッケージ形式で、もともと kik という名前で 2004 年にリリースされました。ポータブルな形式なので AppImage を実行するのにインストールは必要ありません。このため、USB メモリーに入れて持ち運ぶことができます。AppImage のソースコードは GitHub で入手できます。
AppImage ウェブサイトで AppImage パッケージのリストを見ることが出来ます:
apps – AppImageHub
AppImage applications for Linux without installation
リストされているパッケージの数は 818 です。AppImage は更新を提供するためのリポジトリはない代わりに、AppImage の中に更新情報が含まれています。この情報を利用することで AppImageUpdate のようなツールを使って手動でパッケージを更新することが出来ます。
AppimageUpdate で Appimage アプリを更新
わざわざ GitHub にアクセスし更新されているかどうかを確認するのは面倒です。しかし AppimageUpdate を使えば更新の有無をチェックし、あれば自動でインストールしてくれます。しかも差分をダウンロードしてくれるので 0% からは始まらないのも利点です。
まずは GitHub かダウンロードします。32bit と 64bit 向けで分かれているので、お使いのシステムにあったものを選びます:
実行権限を与えます:
chmod a+x ~/ダウンロード/AppImageUpdate-x86_64.AppImage
更新(があれば更新)したい Appimage アプリを選びます:
更新をダウンロードさせます。場合によってはエラーを吐くことも有ります。
Appimage アプリをメニューに登録
appimaged は ~/bin や ~/ダウンロードから Appimage を探し出し、検出したらシステムに登録し、メニューに表示させるオプション的なデーモンです。Appimage が消えたらメニューからも消し去ります。firejail がインストールされていれば、サンドボックスで Appimage を実行することも出来ます。
検出場所:
- $HOME/ダウンロード
- $HOME/.local/bin
- $HOME/bin
- $HOME/Applications
- /Applications
- /opt
- /usr/local/bin
インストール:
wget "https://github.com/AppImage/appimaged/releases/download/continuous/appimaged-x86_64.AppImage"
chmod a+x appimaged-x86_64.AppImage
./appimaged-x86_64.AppImage --install
指示通り再ログインしたら、次を実行します:
appimaged -v
うまくいけばメニューに表示されます:
Appimage で USB メモリに持ち運ぶ
Appimage の良い点はインストール不要なところです。そこで USB メモリで例えば Firefox を持ち運びたいとしましょう。そんなときに役に立つのが pkg2appimage です。
yml ファイルには Appimage を作成するのに何が必要か、どう作成するかが記述されています。以下を実行して Firefox の Appimage ファイルを作成してみましょう:
sudo apt install -y git && git clone https://github.com/AppImage/pkg2appimage.git && cd pkg2appimage
続いて recipes/ ディレクトリ内の Firefox.yml を指定して ./pkg2appimage を実行します:
bash -ex ./pkg2appimage recipes/Firefox.yml
out ディレクトリ直下に Appimage ファイルが生成されています:
ざっくりした比較
機能 | Snapcraft | AppImage | Flatpak |
---|---|---|---|
パッケージのインストールにソフトウェアは必要? | 必要 (apt install snapd) | 不要 | 必要 Linux Mint ではインストール済み (apt install flatpak) |
共有ランタイム | ベーシック | ない | フル |
サンドボックス | AppArmor | ない | カスタム |
リポジトリのサポート | ある | ない | ある |
中央リポジトリ | ある | ない | ない |
アップデート | 自動 | 手動 | 自動 |
テーマがシステムとマッチするか | マッチしない | マッチする(正しく行われれば) | マッチする(システムのテーマの Flatpak 版がインストールされていれば) |
サンドボックス化しなくとも実行できるか | 可能(classic confinement を使用していれば) | 可能 | 不可能 |
インストール先(VLC を例に) | /snap/vlc | ダウンロードした場所 | /var/lib/flatpak/app/org.videolan.VLC |
サイズ(VLC を例に) | 204MB | 53.2MB | 78MB |
まとめ:
- システムに変更を加えたくない、古いバージョンを使いたい、持ち運びたい -> AppImage
- システムのテーマになじませたい、自動更新が良い -> Flatpak
- システムのテーマになじまなくても良い、AppArmor によるセキュアな環境で実行したい、自動更新が良い -> Snap
参考元: verummeum
| Linux |
2019.04.19 Friday
Linux Mint 19.x : Linux Mint でも Snap パッケージをインストール「Snapd」 | 00:01 |
Snap とは
Snap はアプリとその依存関係、システム上で安全に動作する方法、ほかのアプリとの連携方法を含む zip ファイルです。最も大事なことは Snapd はサンドボックス化されており安全で、ほかのアプリや基盤となるシステムからコンテナ化され隔離されるように設計されていることです。
Snapd を使えば、必要不可欠なパソコンやデバイスに様々な開発元からアプリを安全にインストールすることができます。Snapd は IoT デバイスからサーバーやパソコン、スマホまで、様々な Linux ディストロやデバイスでアプリが動作することを目的としています。
インストール
Ctrl
+Alt
+T
を押して端末を起動します。端末へコマンドをペーストするには
Ctrl
+Shift
+V
を押します。次のコマンドを実行します:
sudo apt install -y --install-suggests snapcraft
これにより、Snap パッケージを作成するためのツール「snapcraft」と共に、その提案パッケージである「snapd」もインストールされます。
snapd だけ良い場合は以下を実行します:
sudo apt install -y snapdFirefox の方はこちらをクリックしてもインストールできます:
インストール
使い方
利用可能な Snap パッケージをリスト表示:
sudo snap find
Snap パッケージをインストール:
sudo snap install パッケージ名
Snap パッケージを更新:
sudo snap refresh パッケージ名
Snap パッケージを削除:
sudo snap remove パッケージ名
インストール済 Snap パッケージをリスト表示:
snap list
こちら↓はSnap アプリを見つけるのに便利なサイトです:
uApp Explorer
参考元: Everything Linux 101 blog
| Linux |
2019.04.16 Tuesday
Internet : どのブラウザが最も安全なのか? | 00:01 |
世にあるブラウザは全てセキュリティ上同じということはありません。ネットの安全利用について多くの議論がかわされてきました。それぞれのブラウザがどれくらいセキュアなのか疑問に思うことでしょう。
あるブラウザに脆弱性が見つかった時、その脆弱性がどれほど速く修正されるかは、各ブラウザのセキュリティを比べる上で大事な要素の一つです。どんなブラウザであってもセキュリティホールを利用してハッキングされる傾向に有ります。なので、ユーザーがリスクに晒される前にすぐに修正されることが大切です。
ネットの脅威に敏感な人は VPN やウィルス対策ソフトなどのツールを利用しています。しかし、ブラウザの中にはこういったツールを弱体化させるものもあります。
ブラウザの脅威の中で、とくに VPN ユーザーに関するのが、WebRTC 漏れです。WebRTC はウェブサイトが P2P 通信で音声や映像を送信するためのフレームワークで、ビデオチャットなどに利用されていますが、VPN を利用していてもユーザーのパブリック IP アドレスが漏れてしまうリスクを秘めています。こういった脅威に晒されると困るという方は、有名なブラウザのセキュリティ上の良い点・欠点を述べていくので、読み進めていって下さい。
Mozilla Firefox
Firefox は非営利団体が手がけているオープンソースのソフトで、ユーザーの動向をトラックする動機が弱いため、セキュリティ重視のユーザーが好んで使っています。
アップデートは 2,3 ヶ月に 1 回ありますが、新しい脆弱性が見つかると Mozilla は 1 日かからずにホットフィックス(緊急に提供される修正プログラム)をリリースすると約束しています。
Firefox には WebRTC を無効にする設定が内蔵されており、加えて、サイト上で JavaScript の実行を無効にする NoScript のようにセキュリティの向上に貢献する拡張機能も無数に有ります。
また、トラッキング拒否(Do Not Track)機能や、コソコソと情報収集するような Facebook のようなサイトをコンテナ内にがっちり隔離する「Facebook Container」という拡張機能もあります。もし見ているサイトがあなたの個人情報を盗む恐れがある時、警告を出す機能も有ります。フィッシング詐欺やマルウェアから身を守ることも出来ます。
総評: アップデートも速く、標準でたくさんの保護機能がついていることから、名の知れたブラウザの中では最もセキュアだと言えます。
Google Chrome
2009 年に初めてリリースされて以降、爆発的に人気になり、ブラウザのマーケットシェアを独占しているのが Google Chrome です。現在、約 70% のシェアを誇ります。
Google はユーザーの個人情報で収益を得ているため、最初 Chrome のセキュリティに懐疑的な人は多くいました。しかしながら、Chrome が収集する情報は他の Google のサービスと似たりよったりな上、トラッキング拒否(Do Not Track)機能はもちろん、マルウェアやフィッシング詐欺から身を守る強力な機能を備えています。
Chrome はタブをサンドボックス化した最初のブラウザです。これは開いているタブが無数にあり、一つのタブで開いているサイトから悪意のある攻撃を受けたとしても、そのタブを閉じれば他のタブやシステムには影響を与えないことを意味しています。ハッキングをしづらく、セキュリティを強固にしてくれます。
Chrome は他のブラウザよりも更新頻度が多めです。それはクラッカーの標的にされやすいからです。なので、セキュリティアップデートを高頻度で行うことが大事になってきます。
Chrome はかなりセキュアなブラウザですが、WebRTC を無効にする設定がありません。WebRTC Control のような拡張機能を使えば無効にすることが出来ますが、VPN ユーザーは更に IP アドレスが漏れていないかダブルチェックするのが賢明です。WebRTC が IP アドレスをリークさせていないかどうかをチェックするには WebRTC Leak Test のような無料のウェブサービスを利用してみると良いです。
総評: 殆どの人にとっては十分セキュアです。VPN を使う場合は、WebRTC を無効にすべきです。
Apple Safari
Safari のそれぞれのタブはサンドボックス化されていませんが、macOS X の他の公式アプリと同様に、OS によって Safari 自体がサンドボックス化されています。
Safari はフィッシング詐欺対策フィルターやポップアップブロックに関しては他に負けず劣らずといったところですが、弱点も有ります。それはほとんどアップデートされないことです。2017 年ではたった一回しかアップデートが提供されていません:
最新のアップデートにはなりすましやオートフィルのデータの盗みを許してしまう脆弱性を修正するパッチを含んでいますが、WebRTC を無効にすることは拡張機能をもってしても出来ません。
総評: 最新のアップデートでよりセキュアになったとはいえ、VPN ユーザはこのブラウザを使っている間はちゃんと WebRTC 漏れから身を守る必要が有ります。
Microsoft Edge
Microsoft が IE を後継としてリリースした時、Edge に対して多くの人が抱くセキュリティ上の懸念に対処することを約束しました。セキュリティホールになっていた ActiveX やその他のツールが取り除かれたのは、良い判断だったと思います。しかし最もセキュアなブラウザかと問われればまだまだほど遠いです。
Edge はたいてい月一のペースでアップデートがあります。これはユーザーに影響を与える前に脆弱性に対処するにはあまり高頻度とは言えませんが、Safari よりはだいぶマシです。
Edge にはデフォルトでも拡張機能をもってしても WebRTC を無効にする方法はありません。なので VPN ユーザーはこのブラウザを使う際は気をつける必要が有ります。
総評: IE よりはだいぶ改善していますが、他の競合と比較した時それほどセキュアとは言えません。現段階では Windows でしか使えませんが、最終的には Linux 向けにもリリースされる予定なので、期待したいところです。
Avast Secure Browser
Avast Secure Browser はウィルス対策ソフトで有名な会社 Avast が開発しているブラウザです。最近出てきたばかりでその存在はあまり知られていませんが、便利なセキュリティ機能があります。
Chrome もベースとしているオープンソースのプロジェクト Chromium をベースに作られています。Chroumium のコードにセキュリティ上の修正が施されると、Chromium ベースのブラウザは、その更新を適用することが出来ますが、たいてい更新 1 つか 2 つ分のタイムラグが有ります。Avast Secure Browser の場合は Chrome と同程度に速くアップデートがあります。
WebRTC は Adblock 機能を使って無効にすることが出来ます。Adblock に加えトラッキング防止やフィッシング詐欺対策機能などのセキュリティツールが多数組み込まれています。
総評: Linux 向けはありませんが、Windows を使っている場合は選択肢に入れてもいいと思います。
Tor Browser
Tor Browser は Onion Router プロジェクトの一つで、トラフィックを中継サーバーに経由させることで偽造します。TOR はネット上でプライバシーを守るための最終兵器として評判を得ていますが、欠点も有ります。Tor は複数の中継サーバーを経由することから速度がとても遅くなります。しかも VPN 無しではあなたのパソコンと Tor ネットワーク間の通信が傍受される可能性が有ります。
Tor は数週間に一回アップデートされます。そもそも Tor は通信を自身のネットワークに経由させるため、セキュリティホールのせいで利用者のパソコンに不正アクセスされる心配はあまりありません。
Tor は WebRTC をサポートしていないので、WebRTC 漏れのリスクは無いはずです。
総評: 普段使用するには速度がおそすぎますが、最もセキュアなブラウザだと言えます。
参考元: NoobsLab
| Internet |
2019.04.14 Sunday
Kindle Fire HD: 「PIX-DT360」でワンセグテレビ番組を視聴する | 01:13 |
Linux 上で Android が完璧に動いてくれたら御の字なのですが、なかなか完璧に動作するのを期待するのはまだ早いと思います。そこで、Android をどうしても使いたい場合におすすめしたいのが、コスパ最強の Android タブレット「Kindle Fire HD」です。今回は Kindle Fire HD 10 で地デジ(ワンセグ)を観る方法を見ていきます。
PIX-DT360 とは
ピクセル社がリリースしている、Android と Windows に対応したワンセグ/フルセグチューナーです。使用するにはアプリをインストールする必要があります。Android ではバージョン 4.2 以降に対応しているため Fire HD 10 であれば、第五世代でも第七世代でも Androild 5 lolipop ベースなため使うことが出来ます。
インターフェイスは microUSB であり、もし USB Type-C の Android スマホで使う場合は変換ケーブルが必要となります。B-CAS カードは必要ありません。
本体には外部アンテナ入力端子がついており、フルセグが不安定なときなど同軸アンテナケーブルをつなぐことで安定して観れるようにすることが出来ます。
ピクセラ (2014-11-11)売り上げランキング: 25,065
使用感
Kindle Fire HD で使用するためには Google Play のインストールはほぼ必須なのでインストールしておいて下さい:
「モバイルTV(StationTV)」というアプリをインストールする必要が有ります。Play ストアでは沢山のレビューがついているので参考にされると良いでしょう:
Google Play ストアへ
Kindle Fire HD の構造上、ワンセグチューナーを取りつけると電源ボタンが押せないようになります:
ワンセグで観ると以下の画像で示すように、ギリギリテロップが読めるか読めないか程度には荒いです:
ズームアップしてみるとかなり荒いことがわかります:
なお、フルセグにも対応しているはずですが、フルセグはそのままでは観ることが出来ませんでした。そこで UHF アンテナ端子とつなぐことでフルセグが観れるようにしたいと思います。この際、必要になるのがアンテナケーブルです。F型コネクターのついたものが必要です:
UHF アンテナ端子に接続します:
テレビチューナーと同梱されているアンテナ変換ケーブルでテレビチューナーとアンテナケーブルをつなげばフルセグが観れるようになりました。文字がくっきりしていて観やすいです:
締め
ワンセグ・フルセグに対応していない Windows マシンやタブレットを持っており、部屋が狭かったり、引っ越しが多かったり、録画してまでテレビを見ないという方にはある程度オススメできる商品です。しかし、Kindle Fire HD の場合充電しながらの視聴は出来ませんし、同軸アンテナケーブルを使ってフルセグを観ようとしても観れないレビューも見かけるので、最悪ワンセグでも良いやと言う方だけ手を出すといいでしょう。
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Linux Mint-centric chronicle with anime girls since 2009.Best View with Google Chrome 1980x1080 dimension.Info 更新は不定期です。
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