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2022.09.19 Monday
2019.07.30 Tuesday
Linux Mint 19.x : 音楽作成・リコーディングツール 5 選 | 01:07 |
Linux を使っている人といえば、おそらくプログラマーやシステム管理者、その他技術者を思い浮かぶかも知れません。もちろん、こういう方たちに最適なのは確かですが、そういう人たちだけに向いているわけではありません。Linux はクリエティブなものを作る人たちにも適しています。
もしあなたが、予算に困っているミュージシャンなら Linux は魅力的に見えるかもしません。というのも、楽曲作成アプリが豊富だからです。作曲するもよしアルバムをミックスするもよしです。
1. Ardour
Ardour は Linux ネイティブな Pro Tools や Logic Pro に似た感じのデジタルオーディオワークステーション(Digital Audio Workstation)です。どんなサウンドカードやオーディオインターフェイスでもフレキシブルに動作します。
パソコンの性能次第で、どれだけでもトラックを追加することが出来ます。そのため、レコードしているトラックを台無しにすることなく好きなだけ実験することが出来ます。
2. Audacity
DAW の機能が全て必要というわけでないのであれば、Audacity が最適かも知れません。マルチトラックレコーディングと編集ができる一方、Audacity のインターフェイスはシンプルです。これにより、Ardour のような多機能は必要としない簡単な編集作業に向いています。
基本的な編集機能に加えて、スペクトラムビューモードで詳細な分析結果を表示できます。エフェクトの形式には LADSPA, LV2, VST, 更には macOS Audio Unit プラグインにも対応しています。
3. Hydrogen
上の2つは Linux をマルチトラックレコーダやミクシングコンソールに変貌させる一方、Hydrogen はドラムマシンやシーケンサーに変貌させることができます。
より上級者向けのアプリも存在しますが、Hydrogen がファーストチョイスとして選ぶと良いです。一つの楽曲の一つの楽器につき 16 サンプルまで対応しています。インターフェイスも使いやすく、タップテンポにも対応しています。
4. LMMS
Hydrogen では物足りないのと感じ始めたら、LMMS を試してみると良いでしょう。このアプリを使えば、作曲、ミックス、シーケンスが全てこの中で完結します。Hydroge のプロジェクトファイルのインポートに対応しているため、Hydrogen ユーザーにももってこいです。
MIDI ファイルのインポートも出来ます。MIDI といえば、LMMS は MIDI キーボードなどのデバイスにも対応しています。16 もの組み込みシンセサイザーを制御するのに MIDI キーボードなどが使えます。これらでは不十分であれば、64 bit の VST プラグインで他の楽器を追加できます。
5. Rosegarden
上記で挙げたアプリは音楽制作のオーディオの側面に焦点を当てていますが、より伝統的な方法で音楽制作を行いたいなら Rosegarden が向いています。このアプリは簡単な曲から複雑なシンフォニーまで何でも作曲できる楽譜ツールです。
このアプリは基本的な機能は備えていますが、上述したアプリほど多機能ではありません。音楽を制作したい場合は、MIDI ファイルとして出力し、LMMS のようなアプリにインポートするのが良いでしょう。
6. JACK
この記事で取り上げているアプリの多くは JACK を使うことが出来ます。とりわけ、Ardour は JACK に大きく依存しています。単体で使うアプリではありません。他の音楽ツールと併用することで柔軟性に富むようになります。
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